タグ

ブックマーク / umedamochio.hatenadiary.org (7)

  • ウェブ上に最新の最高の手術指導書が構築できる - My Life Between Silicon Valley and Japan

    を書き、その感想を読み続けることで、毎日僕は、当にたくさんのことを学んでいる。そのすべてをとてもではないがこのブログで紹介できないのだが、今日はid:wada-san(外科医)のブログ「「ウェブ時代をゆく」から考えたこと」をご紹介したい。 「自分の人生にあてはめ」て僕のを読んでくださり、こんなことをお書きになった。広く多くの人に読んでほしいと思ったので、少し長いが引用させていただくことにしたい。 ・・・・・ 手術のやり方にも、この権威がはびこっていて、必ずしもいいとは言えない方法が、偉い大学教授がやっているというだけで素晴らしいと信じられていたり、教科書に載っていたりします。 しかし90年代以降、内視鏡手術が登場して状況はだいぶ変わりました。 権威のある老獪外科医は、この新しい手術はできませんでした。かわりに若い外科医がどんどんこの分野のリーダーになっていったのです。そして多くの分野

    ウェブ上に最新の最高の手術指導書が構築できる - My Life Between Silicon Valley and Japan
  • 「現代の若きエンジニアの物語」としても読める岡本かの子「老妓抄」 - My Life Between Silicon Valley and Japan

    友人から勧められて、はじめて岡かの子の作品を読んだ。 青空文庫でも読むことができる。 一行一行に凝縮された文章の濃さが味わい深い。読みどころ、面白さは別のところにあるのだが、時代を超えて今日的だと感動したのは、財をなした老妓が、出入りの電気器具屋の青年に目をかけ生活の保証を与えて好きなことに没頭させたときに、その青年にどういう変化が起こったかのくだり。 青年は、ある日、電器修理の雇われ仕事について、 「そりゃそうさ、こんなつまらない仕事は。パッションが起らないからねえ」 「パッションって何だい」 「パッションかい。ははは、そうさなあ、君たちの社会の言葉でいうなら、うん、そうだ、いろ気が起らないということだ」 と言うのだ。それを聞いた老妓は 「ふむ。そうかい。じゃ、君、どういう仕事ならいろ気が起るんだい」 青年は発明をして、専売特許を取って、金を儲けることだといった。 「なら、早くそれをや

    「現代の若きエンジニアの物語」としても読める岡本かの子「老妓抄」 - My Life Between Silicon Valley and Japan
  • My Life Between Silicon Valley and Japan - ボナンザVS勝負脳 (保木邦仁、渡辺明共著)

    書を読み終えて、現時点では渡辺明(23歳)という若き竜王だけが、「コンピュータと戦う」それも「一度限りではなく、コンピュータをも真剣に将棋を戦う相手と認識した上で、長期間、お互いに切磋琢磨しながら戦い続ける」という未来を、自分の人生におけるきわめて重要な問題として、気で自分の問題として考え抜いている棋士なのだ、ということを痛感した。ボナンザとの真剣勝負を終えて、渡辺はそういう時代に生まれた宿命を受け入れ、コンピュータと最後まで戦う決意を固めたように思える。上の世代の棋士にはない切迫感と責任感が、書の渡辺の言葉の端々から感じられるのだ。 第三章に収録された「ボナンザ開発者・保木と渡辺明との対談」はかなりの緊張感をはらんだものだ。ドキリとしたのはまずはこの部分。保木がこぼした音 保木 おそらくタイトルホルダーの竜王や名人より北陸先端科学技術大学院大学の飯田先生(弘之・プロ棋士六段)にコ

    My Life Between Silicon Valley and Japan - ボナンザVS勝負脳 (保木邦仁、渡辺明共著)
    satoship
    satoship 2007/09/04
  • My Life Between Silicon Valley and Japan - 「ネット副業の達人」書評

    ネット副業の達人 20人の成功例から学ぶ確実に稼ぐコツ! (ヤフーインターネットガイドの) 作者: 金田善裕出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ発売日: 2005/06/11メディア: 単行購入: 5人 クリック: 66回この商品を含むブログ (28件) を見るの書評を、プレジデント誌8月15日号に書きました。 情報技術(IT)は「次の十年」の社会をどう変えていくのか。そのことばかりをいつも考えている。「次の十年」に大変化を引き起こす「芽」はだいたい全部姿を見せている。知らず知らずのうちに私たちは、そのときどきの常識に支配されているから、そういう可能性の「芽」を、傍流で取るに足らない現象として見過ごしがちだ。むろん新しい事象の中には死んでいく「芽」も多いけれど、多くの「芽」を見つめ、その中から成長する「芽」を見極めていくことが「次の十年」を考えることなのである。 私がいま最も

    My Life Between Silicon Valley and Japan - 「ネット副業の達人」書評
  • My Life Between Silicon Valley and Japan - 「好きを貫く」ことと大企業への就職

    今日は軽く雑談風に。 「好き」というのは当に人それぞれである。僕の業は経営コンサルタントでそれを18年もやっているから、仕事の付き合いでいえば圧倒的に日の大企業の人達が多い。仲の良い友人、尊敬している経営者とか、たくさんいる。それで僕が、彼ら彼女らにいつも言うのは「大企業(ここに企業の固有名詞が入る場合も多い)が好きなんだね」ということだ。会話の一例を出そう。 梅田: 僕は「朝起きてから寝るまで、自分のしたいことをする、それが365日続く、自分の時間を完全に自分でコントロールしたい」、そういう願望というのかな、それが昔からあって、そんな生活をいつか実現したいゴールとしてイメージしているわけだけど・・・・ 大手企業・某君: そんなこと生まれてから一度も考えたことないよ。だって毎朝会社に行くだろ。何が自分に起きるかわからないんだよ。それが面白いんじゃない。大きい会社であればあるほど色々な

    My Life Between Silicon Valley and Japan - 「好きを貫く」ことと大企業への就職
    satoship
    satoship 2007/04/03
    大企業に合う人、合わない人
  • My Life Between Silicon Valley and Japan - 「好きを貫く」のはそんなに簡単なことではない。意識的で戦略的でなければ「好きを貫く」人生なんて送れないよ。

    「直感を信じろ、自分を信じろ、好きを貫け、人を褒めろ、人の粗探ししてる暇があったら自分で何かやれ。」を書いてから二週間。休暇で海外に出ていたのでしばらくこのブログを更新できなかったが、その間の膨大な反応も、帰国してから全部読んだ。 僕のやブログをずっと読んでくれている人には「言わずもがな」かもしれないけれど、あの短いエントリーを単体で読むだけだと誤解を招くだろう部分が「好きを貫く」ことの難しさ、厳しさだ。 人生の幸福とは「好きを貫いて生涯を送ること」だと僕は思っている。「好きを貫いて生涯を送ること」は素晴らしいことだ。人からどう見えるとか、他人と比較してどうこうという相対的基準に左右されるのではなく、自分を信じ、好きを貫く人生を送ること。当の幸福とは、そういう心の在り様にこそあると、僕はそう信じているから、若い人達に、そんなに簡単に「好きを貫く」ことを諦めてほしくない。でも「簡単だから

    My Life Between Silicon Valley and Japan - 「好きを貫く」のはそんなに簡単なことではない。意識的で戦略的でなければ「好きを貫く」人生なんて送れないよ。
    satoship
    satoship 2007/04/02
    「やりたいと思えないこと、嫌なことをすることで、いちばん貴重な資源である「自分の時間」を失うこと、損なうこと。それからのサバイバルだ。」
  • My Life Between Silicon Valley and Japan - 「志の高い人」茂木健一郎さん

    茂木さんとお会いしたのは雑誌「アエラ」誌上での対談が最初で、7月のこと。 先週が2回目。 http://kenmogi.cocolog-nifty.com/qualia/2006/11/post_8972.html 来年さらに追加で対談をやって、いずれになる予定(詳しいことが決まったら欄でお知らせします)。 茂木さんのクオリア日記を拝読していると、読んでいるだけで目が回ってしまうほどの忙しさである。いまはインドにいるみたい。あらゆるチャンスを逃さず、いろいろな分野で活躍する旬の人に、貪欲に会い続けながら考えていらっしゃるようだ。 この対談のためにずいぶん茂木さんの著作を読み、講演をダウンロードして聴いたりしたが、茂木さんは「志の高い人」だとつくづく思った。 最近のクオリア日記では、この文章がとても好きだ。 http://kenmogi.cocolog-nifty.com/qualia/

    My Life Between Silicon Valley and Japan - 「志の高い人」茂木健一郎さん
  • 1