2023年7月、札幌市の繁華街ススキノのホテルで頭部のない男性(当時62)の遺体が発見された事件。逮捕された親子3人のうち、死体遺棄ほう助と死体損壊ほう助の罪に問われている母親の無職・田村浩子被告(61)の第2回公判が、7月1日に札幌地裁(渡辺史朗裁判長)で開かれた。 【写真】田村瑠奈・修被告の自宅前に積まれたボックス、瑠奈被告が飲んでいたとされる“目玉テキーラ”など 第2回公判には、殺人ほう助罪などで起訴されている父親の精神科医・田村修被告(60)も弁護側の証人として出廷した。修被告は、ジッパーの付いた緑色の長袖に黒いズボンという服装で、逮捕前の写真よりも痩せている様子だった。 修被告の調書により、事件の詳しい経緯が明らかになった。娘の無職・田村瑠奈被告(30)と被害男性はナイトクラブで出会い、一度はトラブルになったものの和解。再び男性と会おうとする娘を父母は心配しながらも送り出した。7
ドジャースは大谷翔平投手の通訳を務めている水原一平氏を解雇したと米ロサンゼルス・タイムズ紙が20日(日本時間21日)に伝えた。 【写真】取材中も目はうつろ…大谷翔平の“疲労困憊”の様子が一目瞭然 同紙によると、水原氏は大谷の資金を盗用し、違法賭博に関与した疑いがあるという。ドジャース関係者は20日付で解雇したことを認めた。 大谷の代理人は同日、捜査対象とされている違法なブックメーカーに賭けるために、大谷の資金を盗んだとして水原氏を告発した。その額は少なくとも450万ドル(約6億8000万円)にのぼるという。 米メディアはこの件を続々と報道。米スポーツ局「ESPN」は「大規模な窃盗容疑の最中、ドジャースがショウへイ・オオタニの通訳を解雇」と報じた。水原氏が賭博で負債を負った先は、連邦捜査下にある南カリフォルニアのブックメーカー事業だったと、複数の情報筋が伝えた。 大谷は2017年オフにエンゼ
元放送作家の長谷川良品氏が19日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。NHKの人気旅番組「ブラタモリ」の内容をめぐる議論を受け、「高齢男性が若い女性に蘊蓄(うんちく)を垂れる構図」との否定的な意見に異を唱えた。 【写真】NHK女子アナのボディーラインくっきりニット姿 同番組のレギュラー放送が本年度をもって終了することが発表され、SNS上では番組ファンから惜しむ声が続々とあがった。そうした中、文化人類学者で愛知県立大学の亀井伸孝教授が自身のXで「内容はよい企画だったと思いますが、『高齢男性が若い女性に蘊蓄を垂れる』という『マンスプレイニング』の構図だけは、ずっと気になり続けていました。次は、女性が男性にこんこんと説教する番組をやったらいいと思います。それでバランスが取れます」と私見を述べ、さまざまな意見が寄せられていた。 この投稿に長谷川氏は「知識をひけらかすも何も、そもそもこの番組の骨子は
昨年10月期放送の日本テレビドラマ「セクシー田中さん」の原作者で漫画家の芦原妃名子さん(享年50)が急死したことを受け、小学館が6日に社員向けの説明会を開いたことが分かった。同社関係者によると、現時点で同社が今回の件に関する経緯などを社外発信する予定はないとの説明があった。出版活動にあたっては、今後も作家に寄り添うことを誓い、その姿勢を改めて作家に伝えていくという。 【写真】「セクシー田中さん」第1巻 書影 今回の件の詳細を公表しない理由は、芦原さんが経緯などをつづったSNSへの投稿などを削除したことを踏まえて「故人の遺志にそぐわない」ためという。だが、この説明を受けた社員からは「“芦原さんが悩んで削除した内容を改めて出すのは控える”ということだと思うが、腑に落ちない。何も発信しないことに世間から疑問が出るのは当然。時間がたつのを待ってるだけでは」と厳しい声が上がったという。また現場目線で
ジャニーズ会見の騒ぎが収まる気配がない。当初、批判を浴びたのは司会から指名されていないのに不規則発言を連発した東京新聞の望月衣塑子記者だった。だが、「NGリスト」の発覚を境に、「八百長だ!」と風向きはジャニーズ側へ。しまいに、会場にいた「挙手せず怒声をあげてた不審な男性」が「ジャニーズ側から雇われたコワモテ」との憶測まで飛び交い……。だが、不審な男はサクラでも総会屋でもなかった。かねてから望月記者を批判的に取り上げていた新聞社の記者だった。 【写真7枚】会見で“暴走”しながら挙手する望月衣塑子記者と「産経新聞記者」が座っていた座席表 *** 夜討ち朝駆けしてくればいい「いったい何の騒ぎが起きているんだって気持ちです。もう少し冷静に考えるべきです」と語るのは、10月2日に開かれたジャニーズ事務所の2回目の会見に出席したテレビ局の記者である。 「確かに、藤島ジュリー景子氏や前副社長の白波瀬傑氏
ジャニーズJr.の育成などを手掛けるジャニーズアイランドの社長で、元V6の井ノ原快彦(47)が7日、ファンクラブブログ「イノなき」を更新。ファンへの感謝と決意などをつづった。 【写真】会見で声を荒げる記者をいさめる井ノ原快彦(左)と東山紀之社長 「少し真面目に」というタイトルで更新されたブログには、幼少期の友達とのやりとりを明かしつつ「みんな気遣ってくれて ありがたいね」とつづった。 さらに、「さて」とファンに向けたメッセージとして「いつも支えてくれるファンのみんな ありがとう」「どんな時も 見守ってくれて ありがとう」「いつも想っています」と感謝の気持ちを投稿。「ここ最近はファンのみんなを心配させてしまうようなことが沢山あって 悔しく 申し訳ないです」とつづり、「でも 弱っている場合ではないので 嫌なこと 違うこと きちんと戦わなければいけないな そう思っています」となどと現在の心境を語
イエローカードが6枚、ドリンクの強奪、審判を威嚇──あきれ果てたサッカーファンは多かったに違いない。 【写真】審判を取り囲んで威嚇する北朝鮮選手たち 中国・杭州で行われているアジア大会では10月1日に男子サッカー準々決勝戦が行われた。日本は2-1で北朝鮮を下したが、北朝鮮はラフプレーを連発した。 他にも、なぜか試合の途中で日本側のドリンクを強奪。さらに拳を突きあげてスタッフを威嚇するという信じられない行為をすると、すぐに審判がイエローカードを出した。 そして試合が自分たちの敗北で終わると、選手たちは審判を追いかけ、囲むようにしながら激しく抗議。審判団はスタッフに護衛されながらピッチを後にした。これには日本のメディアだけでなく、海外のメディアも一様に「暴挙」と報じた。 もちろんSNSでも北朝鮮代表を非難する投稿が相次いだが、その中には「敗北して帰国したら炭鉱送りになる」「処刑の可能性もある」
さる8月22日、「OSO18」の通り名で恐れられたヒグマが、前月末に北海道釧路町で仕留められていたことが明らかになった。これまで襲われた乳牛は66頭。凶悪かつ狡猾な難敵を討ったハンターが、複雑な胸中を初めて吐露した。 【閲覧注意】「ロースの部分だけ食べられた」 OSO18に襲われアバラがあらわになった乳牛 *** OSO18を駆除したのは、釧路町役場農林水産課に勤務する40代の男性職員。有害鳥獣駆除の許可を受けたハンターでもあるという。大殊勲を立てたわけだが、この男性はこれまで一切の取材に応じてこなかった。その理由について、北海道猟友会標茶(しべちゃ)支部の後藤勲・支部長(79)はこう明かす。 「役場には『なぜ殺したんだ』といった非難めいた電話が多くあり、辛い思いをしているのです。山にいるならともかく、町へ出てきて乳牛を襲うなど、農家を苦しめる熊は駆除しなければなりません。内地の人たちが口
中古車販売会社「ビッグモーター」の店舗前の街路樹が各地で枯れている問題。石川県かほく市の店舗では植栽部分が舗装されていて、土地を管理するイオンリテールは法的措置も視野に事実関係を調べています。 (リポート) 「ビッグモーターイオンモールかほく店です。店の前はコンクリートで舗装されています。近所の人によりますと数年前までは植物が生えていたということです」 この問題はかほく市内日角のビッグモーターイオンモールかほく店の前にある植栽がコンクリートで舗装されているものです。 植栽部分はイオンモールかほくが進出した2008年から、イオンが環境整備の一環で植樹を進めていました。 この土地を管理するイオンリテールによりますと、店舗や駐車場の土地はビッグモーターに貸し出していたということですが、店の前の植栽部分は貸し出していないということです。 付近の住民は不審な点を目撃していました。 近所の人: 「5、
世界を代表するロック・ギタリストの1人で英国出身のジェフ・ベックさんが10日に78歳で死去。AP通信が報じているもので、関係者が11日に公表し「突然、細菌性髄膜炎に感染した」と死因についても言及している。 【写真】10年ぶりの来日公演。神業で観客を魅了したジェフ・ベックさん(1999年5月23日撮影) ベックさんは1965年に、エリック・クラプトン(77)に代わってヤードバーズに加わり、自身のバンド(ジェフ・ベック・グループ)ではボーカルのロッド・スチュワート(78)、ベースのロン・ウッド(75=その後ローリング・ストーンズ)らと音楽活動を行った。 その後はインストゥルメンタル系のギタリストとしての地位を確立。日本ではクラプトン、ジミー・ペイジ(79=レッド・ツェッペリン)と並ぶロックの三大ギタリストとしても紹介され、1989年のアルバム「ギター・ショップ」はグラミー賞の最優秀ロック・イン
自民党の二階元幹事長は16日、CS番組の収録で、安倍元首相の国葬をめぐって世論が二分していることについて、「みんな黙って手を合わせて見送ってあげたらいい」と述べた。 二階氏は、国葬に対する反対論について、「終わったら反対していた人たちも、必ず良かったと思うはず。日本人なら」と強調した。 さらに、「長年つとめた首相が亡くなったのだから、みんな黙って手を合わせて見送ってあげたらいい」とした上で、「国葬がどうだとか、こんな時に議論すべきではない。控えるべきだ」と述べた。 国葬については、立憲民主党や共産党などが執行部などの欠席を決めているが、「欠席する人は、後々、長く反省するだろう。欠席しようがしまいが、国葬には関係ない。世の中にあまり賢くないということを印象づけるだけだ。選挙で取り戻すのは大変だぞ」と述べた。 一方、二階氏は、世論調査での岸田内閣の支持率について、「支持率が低下しているというこ
大会開催まで約2年と迫った2018年6月。東京・虎ノ門の東京五輪・パラリンピック大会組織委員会本部(当時)で開かれた理事会で、普段は目立った発言をしない高橋治之(78)(受託収賄容疑で逮捕)の怒声が響いた。 きっかけは、ある理事の質問だった。「なぜこんなに手数料を支払うのか」。17年度決算の概要説明があったこの日、配布資料には、約660億円のマーケティング収益に対し、約260億円の手数料が支払われていたことが示されていた。
安倍晋三元首相が殺害されるという衝撃的な事件が起きた昨日、テレビは当然のことながらその事件報道一色に染まった。「襲撃されて心肺停止状態」という第一報から、テレビ東京系列を除きほぼ全ての通常編成の番組は予定を変更して特番となり、深夜まで繰り返し安倍元首相殺害関連の事件に関するニュースのみが放送された。 【写真】【独自】安倍元首相を撃った山上徹也が供述した、宗教団体「統一教会」の名前 元首相殺害は断じて許されない。非難すべき犯罪だ。しかし、今日という日は選挙の前日でもあり、私たちはこの事件を冷静に捉える必要もある。そういう意味でも、テレビ報道に関しておかしなことはなかったのか、分析しておく必要があると考えた。 長年テレビ報道に関わってきた筆者が、テレビ報道に感じた「違和感」をみなさまに伝えることにわずかなりとも意義があると思い、この文章を書くことにした。感じた「違和感」はいくつかある。 (1)
いまや20代から30代女性の「10人に1人が経験者」とされる“パパ活”。女性がお金と引き換えに、男性と食事やデートなどをする「経済行為」をいうが、そんなパパ活市場に最近“異変”が起きているという。【河合桃子/ライター】 【写真】逮捕は免れようと懇願するLINEのやり取り *** 「いまのパパ活市場は20代女性はもちろん、独身・既婚を問わず、30代、40代女性も参入してきて飽和状態に近づきつつあります。コロナ禍による不況の煽りに加えて、2~3年前から登録料のかからないパパ活マッチングアプリが登場したことで、パパ活の敷居がグッと下がりました」 こう話すのは、自身もパパ活経験者で、現在はパパ活女子の相談などにも乗っているTinaさんだ。 「これまで、パパ活の相場は“オトナあり(肉体関係を持つこと)”だと5万円以上が常識でしたが、新しく参入してきたパパ活女子たちは“オトナありで2~3万円”が普通。
ロックバンド「トライセラトップス」のボーカル&ギターの和田唱(46)が2日までに自身のツイッターを更新。泥酔状態でライブに登場する一部ミュージシャンとそれを許す音楽界への疑問をつづった。 【写真】和田唱がツイッターで妻・上野樹里の「すごい体勢キープしながら寝る」姿を公開 トライセラトップスは4月30日、宮城県川崎町で行われた野外ロックフェス「ARABAKI ROCK FEST.22」(4月29日~5月1日)の2日目に登場。バンドの25周年を記念したステージに岸谷香、「ユニコーン」奥田民生、「GRAPEVINE」田中和将らもゲストとして出演した。和田は1日、ゲストたちとの笑顔の画像を投稿し、「アラバキ、俺達の25周年にこんな絵を実現させてくれて、心より感謝。あんなに長い時間、喜びと感動が体を巡り続けたステージはそう無い。集まってくれたオーディエンスの皆さん、ゲスト出演してくれたアーティストの
2022年3月14日に放送されたラジオ番組「垣花正 あなたとハッピー!」(ニッポン放送)で、ロシア軍のウクライナ侵攻に関して、テレビプロデューサーでタレントのテリー伊藤さんとウクライナ人のオクサーナ・ピスクノーワさんが口論する形になる場面があった。 ■「ウクライナが戦わないで、そのまま殺されていいのかってことですか?」 番組では、日本在住で通訳をしているウクライナ人のオクサーナさんと電話を繋ぎ、ロシア軍のウクライナ侵攻に対する思いを聞いた。 オクサーナさんには、ウクライナの人々は「祖国を守らなければ」という気持ちだけでなく「全世界のために」という覚悟を持って戦っているとした。 テリーさんは、 「聞きたいんですけども、もちろん祖国のため、世界のためってお話ししてくれたんですけど、命ということがありますよね。状況としては、ウクライナに厳しいと思うんです私。このまま行くと、プーチンのことですから
今や先進国でも賃金の低い国になってしまった日本。ポップミュージシャンからジャズマンに大胆転身し、米国で活躍する大江千里氏は、「日本は賃金や物価が安くなるにつれ、保守的で閉鎖的な社会になっているんじゃないかな」と指摘する。『週刊ダイヤモンド』8月28日号の第1特集『安すぎ日本 沈む給料、買われる企業』に掲載した大江千里氏のインタビューの、ロングバージョンをお届けする。(聞き手、構成/ダイヤモンド編集部副編集長 杉本りうこ) 【この記事の画像を見る】 ● 日本の驚異的な「安さ」は 働く人の我慢と犠牲が支えている 日本と米国を行ったり来たりしていると、日本の物価の安さは「お手頃でうれしい」を通り過ぎて心配になるほどです。コンビニエンスストアでどっさり買い物をしても1000円にならないし、家賃も安い。 日本には500円で買える「ワンコインランチ」という言葉がありますが、ニューヨークだと5ドルじゃサ
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