まずは前回のおさらいから・・・。 「客先常駐の働き方」について聞いた結果から導き出されるポイントをまとめてみました。 1.客先常駐は、ITエンジニアの典型的な働き方である。 2.客先常駐先から、自社等へ持ちかえりが可能な案件は少ない。 3.客先常駐期間は2年以上となる場合が半数を超えている。 4.客先常駐者の自社への出社頻度は、月に1回以下が約7割である。 このような状況の中、企業は客先常駐者へどのような対応をしているのでしょうか。 管理監督者 企業規模100人未満で約3割、1000人以上で約5割が配置 はじめに客先常駐者に対する労働時間の管理を見てみましょう。 常駐先への自社の管理監督者の配置の有無にたずねた結果 が図表10のグラフになります。 「管理監督者が常駐している」は1000人以上では約5割、100人未満では約3割が配置している状況となっています。 「常駐していないし訪問も少ない