ブックマーク / xtech.nikkei.com (3)

  • 第19回 TRICHORDの開発現場に見るふりかえりの進め方

    前回は,「ふりかえり」の概要とその効果について解説した。具体的なふりかえりの内容やファシリテーションの仕方については,前回紹介した「プロジェクトファシリテーション 実践編 ふりかえりガイド」に解説がある。詳しくは,そちらを参照してほしい。今回は,実際にTRICHORDチームで毎週実施しているふりかえりを題材に,ふりかえりの進め方と工夫を紹介する。 TRICHORDチームは,1週間を1イテレーションとして,イテレーションの最終日の午前中(金曜)にふりかえりを実施している。毎週実施しているので,プロジェクトが始まってかれこれ数十回行っていることになる。2006年5月から,内部で行ってきたふりかえりの内容をブログで公開している。ほかのプロジェクトのふりかえりの結果を見る機会はなかなかないと思うので,参考にしてほしい。 TRICHORDチームのふりかえりは,KPTと呼ぶスタイルを用いている。これは

    第19回 TRICHORDの開発現場に見るふりかえりの進め方
  • 連載 Web 2.0時代のソフトウエア開発手法---目次:ITpro

    Web2.0とは何かを定義するのは難しいが,大きな流れとしてテクノロジからビジネスへと多くのエンジニアが視点を移していることは間違いないだろう。言語,設計,コンパイラ,ライブラリ,といった要素技術から,SOA(Service Oriented Architecture)の視点,例えばGoogle APIをどのように使ってサービスをミックスし,新しいビジネス価値を提供できるか,というサービスの視点がより時代に合ったものになっていると思う。エンジニアがビジネス・モデルに関心を示し,ビジネスの言葉で技術を語るようになってきているのだ。さらに,アジャイル開発の考え方が浸透し,「ビジネス価値(Business Value)」を開発の最優先とする考え方が広まっているという背景もある。 この連載では,このような時代におけるソフトウエア製品開発にはどういった視点が必要か,また,その開発はどのような手法によ

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  • 第1回 30年前の改善魂を取り戻せ

    アジャイル開発が広まる機運が高まっている。アジャイル開発を経験したマネジャたちが「繰り返し開発と振り返りが質」と気づいたからだ。「30年前の現場にあった改善の喜びを取り戻せる」と指摘するマネジャもいる。システムを開発する立場からアジャイル開発を取り巻く変化を追った。 短期間の「繰り返し開発」と開発した結果の「振り返り」。たった二つを実践するだけで、技術者も利用者も幸せになれる。2009年、登場から10年がたったアジャイルの価値がこの二つに集約されてきた(図1)。 「アジャイル開発はプログラマ寄りの技術で、ウォータフォール開発の対立軸と捉えていた。しかし実際にやってみるとその根は繰り返し開発と振り返りであり、それは自分たちが30年前に開発現場で実践していたことと変わらないことがわかった」。富士通 文教ソリューション事業部 文教第二ソリューション部の中尾保弘部長と、日立製作所 アプリケー

    第1回 30年前の改善魂を取り戻せ
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