ブックマーク / flyteam.jp (207)

  • 737 MAX、納入再開 - ライアンエア、ボーイング首脳に苦言 | FlyTeam ニュース

    ボーイングは2021年5月18日(火)、ボーイング737 MAX型機の納入を再開しました。再開の1機目は5月19日(水)、サウスウェスト航空へ737-8-MAXのレジ「N8814K」を納入。5月20日(木)にもサウスウェスト航空へ「N8812Q」が納入されました。737 MAXをめぐっては2機の墜落事故を受け、2019年3月から2020年11月まで運航停止と同時に納入を停止し、今回は「再々開」となります。 ボーイングは4月下旬、第1四半期決算発表にあわせ737 MAXの納入を一時停止していると明らかにしていました。4月7日(水)にサウスウェスト航空向け「N8815L」、ベラヴィア航空に向け「EW-528PA」が納入されて以降、737 MAXの電気系統に問題あることが判明し、その対応を講じていました。 今回の納入再開にあたり、アメリカ連邦航空局(FAA)も改修を承認。導入ずみの各社も、その改

    737 MAX、納入再開 - ライアンエア、ボーイング首脳に苦言 | FlyTeam ニュース
  • 成田空港、開港時の飛行機たちとその歴史を振り返る | FlyTeam ニュース

    今から43年前(1978年/昭和53年)5月20日(土)、現在の成田国際空港が開港しました。当時の名称は「新東京国際空港」で、2004年4月1日(木)に民営化。会社組織は公団から株式会社化し、政府出資の成田国際空港株式会社(NAA)となりました。これに伴い、名称も「成田国際空港」となっています。 開港までは苦難が伴いました。羽田空港の能力が1970年ごろに限界に達する予測を受け、新たな空港の検討が始まりました。1962年に初めて調査費予算118万円で検討が格化し、1965年11月18日(木)に千葉県・富里と候補地を内定。翌年に政府と千葉県の調整で現在の成田市三里塚付近と決定し、方針が提示されました。その後の反対運動などもあり、土地収用法による事業認定などを経て、空港が整備されました。 開港日が1978年3月30日(木)と決定、航空路誌(AIP)で全世界に向けて発表されたものの、反対運動が

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  • ガルフストリームG500、性能向上の取り組み続く 【今日は何の日】 | FlyTeam ニュース

    6年前(2015年/平成27年)の5月18日(月)、ガルフストリーム・エアロスペースは新たに開発したG500で初飛行しました。コクピットは従来の操縦桿からサイドスティックに変更、アビオニクス、客室なども同社の従来機から大きな変更が加えられ、ガルフストリームはG500/G600を全く新たな機種として市場に発表しました。 新しいG500は、マッハ0.90で5,000海里、約9,260キロ、マッハ0.85で3,800海里、約7,038キロを飛行することできます。最大速度はマッハ0.925でG650やG650ERと同じ速度となります。エンジンはプラット・アンド・ホイットニー・カナダPW814GAエンジンを採用し、燃費性能や騒音の低減が図られています。 G500をベースとし胴体が長いG600は、共通性を持つ機種で同時期に開発が進められました。G500は8,000キロメートル(km)から9,000km

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  • SH-60L、名古屋で初飛行 無事に終了 | FlyTeam ニュース

    三菱重工業は2021年5月12日(水)、県営名古屋空港で海上自衛隊SH-60K哨戒機の能力向上型のSH-60Lを初飛行させました。試作機を三菱重工のテストパイロットが操縦し、空港で約30分間のホバリング後に着陸しました。 回転翼哨戒機・能力向上型は、三菱重工が防衛装備庁と契約。2015年から名古屋航空宇宙システム製作所小牧南工場で開発が進められています。2001年8月に初飛行した海上自衛隊向けSH-60K哨戒機をベースに、搭載システム、飛行性能などの能力向上が加えられた最新鋭ヘリコプターです。三菱重工は2021年度の防衛装備庁へ納入する計画で、飛行試験を重ねます。 防衛装備庁へ納入されると、海上自衛隊厚木航空基地での性能確認試験が実施される予定です。性能確認試験は2機で、2021年度から2023年度にかけて実施される予定です。

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  • 航大も使用するSR22、空中衝突もパラシュートで軟着陸 死傷者無し | FlyTeam ニュース

    アメリカ運輸安全委員会(NTSB)は、2021年5月12日(水)にデンバーのセンテニアル空港近くで発生した空中衝突事故の調査を開始しています。スウェアリンジェン・メトロライナーSA-226TCメトロIIとシーラスSR22による空中衝突で、いずれも滑走路17Lへアプローチしていた際に発生しました。SR22は日では航空大学校の帯広分校、宮崎校での訓練機としても知られています。 貨物輸送していたSA-226TCの胴体上部に大穴が空いた状態となり、その事故の衝撃の大きさが窺い知れます。このような事故であったにも関わらず、SR-22は無事に着陸、いずれの機体ともに搭乗していたパイロットたちに大きな負傷はありませんでした。NTSBは14日以内に初期段階の調査報告書を発表し、1年から1年半をかけて調査を進めます。 シーラスSR22は、故障した飛行機ごとパラシュートで軟着陸させるアイディアを実現させ、

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  • 次期エアフォース・ワン、納期2024年に遅れ? | FlyTeam ニュース

    © U.S. Air National Guard photo by Tech. Sgt. Matt Hecht アメリカ大統領が搭乗する専用機「エアフォース・ワン」改修作業の遅れが明らかになり、納期の2024年に間に合わない可能性が指摘されています。内装作業を担当していたと見られるGDCテクニクスとボーイングによる訴訟合戦となり、その中で作業遅れが明らかになっています。 アメリカ空軍は2013年に現在のエアフォース・ワンの更新プログラムを始動、2015年1月には次期大統領専用機としてボーイング747-8を選定。さらに2018年2月には、ボーイングも次期大統領専用機「エアフォース・ワン」の製造、提供を発表していました。 その後、次期大統領専用機としてトランスアエロ航空向けに製造済みの747-8インターコンチネンタル(I)、製造・ラインナンバー(msn / line)「42416 / 151

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  • ブルーエンジェルス、スーパーホーネットでの初シーズン 順調に展開 | FlyTeam ニュース

    © U.S. Navy photo by Mass Communication Specialist 2nd Class Cody Hendrix アメリカ海軍アクロバットチーム「ブルーエンジェルス」は、2021年シーズンにF/A-18スーパーホーネットでアクロバット飛行する初めてのシーズンを順調にこなしています。2020年まで使用した「レガシー」ホーネットを機種更新し、3月にはアメリカ空軍のアクロバットチーム「サンダーバーズ」と初めての編隊飛行を披露。4月17日(土)には2021年シーズンの初のエアショーとしてフロリダ州の「サン・ファン・エアロスペース・エキスポ」に参加し、全米各地を巡っています。 5月に入り、5月1日(土)・2日(日)はテキサス州で「ウイングス・オーバー・サウステキサス」、5月8日(土)・9日(日)はフロリダ州で「フォートローダーデール・エアショー」に参加しました。5月

    ブルーエンジェルス、スーパーホーネットでの初シーズン 順調に展開 | FlyTeam ニュース
  • 話題のANAロゴ入り機内搭載カート、未使用品を再販 | FlyTeam ニュース

    全日空(ANA)の「機内搭載カート」が2021年5月14日(金)、再販されます。機内でドリンクサービスなどに使用されているカートで、3月の販売時にはSNSなどでも話題になった商品です。今回発売されるのは中古ではなく、シンプルにANAのロゴが入った未使用品です。ANA公式ECサイト「ANA STORE/ANA ショッピング A-style」で購入できますが、販売時間は公表されていません。 カートの内側には、引き出しのような箱(ドロワー)付きで、小物を収納することができます。ストッパーもついているので、部屋のインテリアとしても使用できます。何を入れても楽しめそうですが、A-styleで購入できるオリジナルドリンク「『香るかぼす』はちみつ入り」のパックと、お湯を注ぐだけで機内気分を味わえる「ANAオリジナルビーフコンソメスープ」など機内で提供されている商品を収納すると、飛行機に搭乗した気分を自宅

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  • 東シナ海で日米豪仏共同訓練、はじまる | FlyTeam ニュース

    海上自衛隊は2021年5月11日(火)から5月17日(月)まで、東シナ海で日米豪仏共同訓練(ARC21)を実施しています。「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けた防衛協力関係の強化を目的とした4カ国による訓練です。 海自はヘリコプター搭載護衛艦「いせ(DDH-182)」、護衛艦「あしがら(DDG-178)」「あさひ(DD-119)」「こんごう(DDG-173)」、輸送艦「おおすみ(LST-4001)」に加え、ミサイル艇、哨戒機、潜水艦が参加します。 アメリカ海軍からはドック型輸送揚陸艦「ニューオリンズ(LPD-18)」、P-8A哨戒機、MV-22オスプレイ、オーストラリア海軍からフリゲート艦「パラマッタ(FFH-154)」、フランス海軍は強襲揚陸艦「トネール(L9014)」とラファイエット級フリゲート「シュルクーフ(F711)」が参加します。フランス海軍の2隻は、「瀬取り」への対応で東

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  • レッドフラッグ・アラスカ21-2、6月開催 空自・韓国空軍が参加 | FlyTeam ニュース

    © U.S. Air Force photo by Tech. Sgt. Jerilyn Quintanilla アメリカ空軍は2021年6月10日(木)から6月25日(金)まで、演習「レッドフラッグ・アラスカ21-2」を実施します。レッドフラッグ・アラスカはアラスカ州の太平洋上とカナダ西部の訓練空域で実施されている恒例の演習で、模擬戦闘環境を作り出し、現実的な訓練を通じて参加する各隊員の能力向上、部隊の即応力向上を目指しています。 この演習には、20以上の部隊から約1,500人の隊員、100機以上の航空機が参加し、飛行訓練、メンテナンス、後方支援まで実施します。アメリカ空軍だけでなく、航空自衛隊韓国空軍も参加し、戦術、技術、手順など相互に確認し、各国空軍種による相互運用性の向上に取り組みます。空自の参加部隊は発表されていませんが、過去の演習では航空総隊と航空支援集団から戦闘機、輸送機、

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  • 2015年初飛行組、三菱スペースジェットと対照的 ピラタスPC-24 | FlyTeam ニュース

    6年前(2015年/平成27年)の5月11日、スイスのピラタス初のジェット機PC-24型機が初飛行しました。2010年代前半から開発スタート。2015年5月に初飛行し、2018年2月に初号機を納入。そのおよそ3年後の2021年1月、納入機数100機目を達成しています。 PC-24は、客室の広さや快適性を確保しつつ、機体後部の大型貨物ドアを標準装備しています。乗客10人がゆったり搭乗できる小型ジェット機で、シートは個別に調整でき、機内にラバトリーも設置されています。フライト中にもアクセスできる手荷物エリア、ワードローブなどが備えられています。機能性では、初飛行時にもわずか600メートルほどで離陸し、その短距離での離着陸性能に優れています。 2015年に初飛行した機種としては、三菱 スペースジェット(SpaceJet:当時 MRJ)があります。こちらは多くの日人が期待を賭けたものの、開発縮小

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  • 16年で製造を終えたA380、航空史に刻んだこと | FlyTeam ニュース

    エアバスが「航空史にその出来事を刻みました」と記したように、A380は民間機としてその大きさを活かし、機内のスペース活用でさまざまなアイディアが出た機体でもあります。2階の機体前方部分は階段が設けられ、左右のスペースをうまく活用するため、ラウンジ、シャワーブースなどさまざまなアイディアにつながったとみられます。エミレーツはファーストクラスにシャワーブースを設置、エティハド航空はプライベートジェットのような空間とバトラーサービスを導入した「ザ・レジデンス」を展開。また、大韓航空は機体の1階後部に免税店を設けるなど、各社が工夫を凝らした機体でもありました。

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  • 馬毛島、新田原の空自F-15戦闘機でFCLPデモフライト | FlyTeam ニュース

    アメリカ軍の空母艦載機離着陸訓練(Field Carrier Landing Practice, FCLP)の実施候補地として検討されている鹿児島県の馬毛島で、航空自衛隊のF-15戦闘機によるデモフライト(確認飛行)が実施されます。実施期間は、事前訓練が2021年4月26日(月)、デモフライトは5月11日(火)と5月15日(土)です。いずれの飛行予定とも、予備日は翌日です。 デモフライトは、空自F-15戦闘機は新田原基地所属機を使い、実際に実施されるFCLPと同じ時期にあたる5月に実施します。この時期は、F/A-18戦闘機など空母艦載機は硫黄島でFCLPを実施、すぐに洋上訓練に移行するため、実機使用とはなりませんでした。使用機の選定にあたり防衛省は、F/A-18と同じ双発エンジン、比較的音が大きな機種、馬毛島との位置関係を考慮した結果、新田原のF-15戦闘機を使用すると説明しています。 飛

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  • アメリカ空軍、B-52爆撃機4機をグアムに展開 | FlyTeam ニュース

    © U.S. Air Force photo by Senior Airman Jovante Johnson アメリカ空軍は2021年4月16日(金)、グアムのアンダーセン空軍基地にB-52Hストラトフォートレス爆撃機4機を前方展開したと発表しました。この4機はアメリカのインド太平洋軍と太平洋空軍が実施する訓練を支援する目的で、バークスデール空軍基地に配備されている第2爆撃航空団から派遣されました。世界各地で爆撃機を展開させ、有事の即応力を定期的に確認する爆撃任務(BTF)の1つです。 アンダーセン基地へのBTFでは、このところB-1Bランサーが使用されてきましたが、B-52の展開に焦点を当てて、任務が実施されています。特に、アメリカ軍が戦略的な信頼性、戦術的な柔軟性を確認、抑止力を示す目的で展開。さらに、B-52は、核から通常兵器まで搭載可能な機種で、大陸・大洋横断の輸送能力もあり、指

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  • ノースロップ・グラマン、空自向けグローバルホークを初飛行 | FlyTeam ニュース

    ノースロップ・グラマンは2021年4月15日(木)、カリフォルニア州パームデールで航空自衛隊向けRQ-4Bグローバルホークを初飛行させました。グローバルホークは、航続距離、滞空時間、ペイロードを最適に組み合わせ、これまでより大きなデータ収集能力を持つ無人機です。防衛省は2015(平成27)年度予算からグローバルホークの取得を開始し、2019(平成31)年度末以降、三沢基地に配備することが発表されています。 空自向けRQ-4グローバルホークは非武装仕様で、日の領空・領域を監視し、防衛任務に資する装備品として導入されます。このグローバルホークは、2015年11月にアメリカ国務省が対外有償軍事援助(FMS)で輸出を承認。RQ-4 Block 30(I)グローバルホークで、遠隔操縦機と関連機器、部品、サポートなどが含まれています。 当時のFMS資料によると、強化統合されたセンサー一式(EISS)

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  • 海自と米海軍EP-3、東シナ海で日米共同訓練 | FlyTeam ニュース

    海上自衛隊は2021年4月13日(火)から4月15日(木)にかけて、アメリカ海軍の航空機と情報交換訓練を実施しました。参加した部隊と航空機は、海自がEP-3、アメリカ海軍がEP-3E アリエスIIのそれぞれ1機ずつでした。訓練は、日米同盟の抑止力・対処力の強化を目的に東シナ海で実施されました。 公開されている画像によると、海自EP-3は岩国基地に配備されている第81航空隊(VQ-81)の「9174」、アメリカ海軍EP-3Eはウィドビー・アイランド海軍航空基地の第1艦隊航空偵察飛行隊(VQ-1)所属「156528」でした。VQ-81とVQ-1は長年にわたり、相互運用性の向上に取り組んでいます。 EP-3は、P-3オライオンをベースに電子戦偵察機として使用されています。海自、米海軍のEP-3ともそれぞれ改造が施され、胴体にそれぞれ形状の異なるレドームあり、搭載されているアンテナも異なると見られ

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  • 空自F-35A、アメリカ空軍F-22ラプターと共同訓練 | FlyTeam ニュース

    © U.S. Air Force photo by Tech. Sgt. Anthony Nelson Jr. 航空自衛隊アメリカ空軍は2021年4月1日(木)、三沢基地西方の日海上空域で共同訓練を実施しました。空自の参加部隊は、三沢基地の第3航空団所属F-35AライトニングIIが4機、アメリカ空軍はF-22ラプターが4機、F-16ファイティングファルコンが1機、KC-135ストラトタンカーが2機でした。アメリカ空軍のF-22は3月中旬、岩国航空基地に飛来し、アメリカ海兵隊との共同訓練を実施しています。 訓練は、日米同盟の抑止力・対処力を強化するため、空自の戦術技量や日米共同対処能力の向上につながる戦術訓練が実施されました。なお、アメリカ空軍の訓練参加機について、所属基地などは公表されていません。 訓練の動画をご覧ください。#航空自衛隊 #米空軍#日米 #共同訓練#F35 #KC13

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  • ボーイング、787を5カ月ぶりに納入再開 | FlyTeam ニュース

    ボーイング、787を5カ月ぶりに納入再開 更新日:2021/05/29 08:39 配信日: 2021/03/30 17:55 製造・整備・メンテ ボーイングはおよそ5カ月、163日ぶりにボーイング787型機を航空会社に引き渡しました。引き渡しが止まる前の最後の引き渡しは、エティハド航空向け787-10型の機体記号(レジ)「A6-BMI」で、2020年10月13日(火)でした。再開後、初の引き渡しはユナイテッド航空向け787-9型のレジ「N29985」です。この機体は2021年3月27日(土)にチャールストン工場からサンフランシスコ空港にフェリーされています。 納入が止まっていた期間、ボーイングは機体の製造過程の再確認、特に機体後部の胴体を結合する部分について確認していました。部分的に胴体を分解し、要求する基準に合致しているか作業が続けられていました。 この5カ月で787の未納入の完成機は

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  • 最後のA380初飛行、胴体左右に振りトゥールーズに別れ | FlyTeam ニュース

    エアバスA380型機の最後の機体で、エミレーツ航空向け製造番号(msn)「272」が2021年3月17日(水)、初飛行しました。トゥールーズを離陸したA380は、組み立て作業を実施した工場の上空を低空飛行し、大きな機体を左右に振り別れを告げた模様です。塗装や内装仕上げ作業を実施するハンブルク工場へ向かいました。 トゥールーズの最終組立工場では、ヨーロッパ各地の工場で組み立てられた前部胴体、中央胴体、後部胴体、尾翼、左右の主翼など大型部品が運び込まれ、組み上げられました。 最後のA380の組み立てとして注目されていた機体がトゥールーズ工場から去り、今後A380組み立てラインは、エアバスA321neoファミリーの製造ラインとしてデジタル技術を取り込んだ最先端の組み立てラインに改修されます。 製造番号(msn)「272」は、ハンブルクのエアバス工場で、これまで通り塗装作業や機内設備の装着、テスト

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  • アメリカ空軍、F-15EX戦闘機の初号機を正式受領 | FlyTeam ニュース

    アメリカ空軍は2021年3月10日(水)、ボーイングからF-15EX初号機を正式に受領したと発表しました。ボーイングは2021年2月2日(火)、セントルイス・ランバート国際空港でF-15EX初号機による初めての試験飛行を実施。これを受け、ボーイングの防衛・宇宙・安全保障 (BDS)部門は、計画していた納入時期を2021年第2四半期から第1四半期後半に前倒しすると発表していました。 F-15EX初号機は今後、フロリダ州のエグリン空軍基地に運ばれ、アメリカ空軍による試験が実施されます。2機目のF-15EXも2021年4月末までにエグリン空軍基地に納入される予定です。 【F-15 イーグル 航空フォト・画像一覧は、こちら】 アメリカ空軍は2020年7月、ボーイングとF-15EX戦闘機の初期生産ロット8機を契約しており、残る6機のうち1機は2023年度にエグリン空軍基地に納入され、運用試験を受ける

    アメリカ空軍、F-15EX戦闘機の初号機を正式受領 | FlyTeam ニュース