新型コロナウイルス感染症を新型インフルエンザ等対策特別措置法の対象とする改正案を決定する閣議に臨む安倍晋三首相ら=首相官邸で2020年3月10日、川田雅浩撮影 新型コロナウイルスを研究施設などで所持して取り扱う際に求められる対応について、政府は感染症法上の規制のレベルが最も低い「4種病原体」に分類する方向で検討していることが10日、政府関係者への取材で判明した。致死率が低く、生物テロ目的で盗まれて利用される可能性が低いのが理由という。 感染症法では、人の手によって起こされる感染事故や盗難を防ぐため、病原体の危険性に応じて、1種から4種に分けて、取り扱う施設に… この記事は有料記事です。 残り306文字(全文509文字)