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  • STAP細胞は「第二の耐震偽装事件」 「コンプライアンス」で犯罪を防ぐことはできない | JBpress (ジェイビープレス)

    理化学研究所のSTAP細胞をめぐる事件は、論文発表から半年経って、ほぼ全容が明らかになった。私の印象では、これは2005年に起こった「耐震偽装事件」とよく似ている。違うのは、そのときは姉歯秀次氏(元建築士)がすぐ偽装を認めたのに対して、小保方晴子氏が今に至るも認めていない点だ。 その後の経緯もよく似ている。耐震偽装事件では関係者が組織的に手抜き工事をしていたのではないかと疑われ、国会に証人喚問までされたが、組織的な背景はなかった。しかしこの過程で建築基準法のチェック体制が機能していないことが明らかにされ、法改正が行なわれた。 これは「組織ぐるみの構造問題」ではない 今回の事件も理研の組織ぐるみの犯行をにおわせる話がよくあるが、小保方氏個人の不正行為だろう。今まで明らかになった事実から推定すると、実際の経緯はこういう単純な事件だったと思われる。 ・小保方氏は「体細胞に刺激を与えるだけで幹細胞

    STAP細胞は「第二の耐震偽装事件」 「コンプライアンス」で犯罪を防ぐことはできない | JBpress (ジェイビープレス)
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    scicom 2014/07/29
    STAP細胞は「第二の耐震偽装事件」「コンプライアンス」で犯罪を防ぐことはできない via @JBpress
  • STAP細胞で大儲けした人間を許してはいけない 米国ではとっくに導入している「先端研究にまつわる詐欺」を取り締まる法律制定を | JBpress (ジェイビープレス)

    STAP偽装細胞問題を対理研提案書に添って丁寧に考えているこの連載、韓国で発生した「クローンES細胞詐欺」に焦点を当てた次回稿を準備していたのですが、『新潮45』誌に注目すべき報道が出、予定を変更して、虚偽学術情報発信によるインサイダー取引の問題を検討したいと思います。 正直申して随分早く出てきたな、というのが感想で、6月半ば過ぎの段階でここまで話が進むとは思っていませんでした。 逆に6月にあると思われた懲戒など理研の処分は、様々な思惑で即解決とはならなそうな雲行き。今月この問題は動くと思っていましたが、推移をよく観察する必要があると思います。 「STAP論文捏造事件」 新潮45誌に発表された「『STAP論文捏造事件』その金脈と人脈」(小畑峰太郎+新潮45取材班)(7月号p.18-)は、思い切った内容に踏み込んだ力の入った記事で、久方ぶりに「社会の木鐸」という言葉を思い出しました。 記事の

    STAP細胞で大儲けした人間を許してはいけない 米国ではとっくに導入している「先端研究にまつわる詐欺」を取り締まる法律制定を | JBpress (ジェイビープレス)
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    scicom 2014/06/23
    STAP細胞で大儲けした人間を許してはいけない via @JBpress
  • 「カンボジアの東工大」で見た驚きの光景 ドキュメンタリー撮影に目もくれない学生たち~カンボジアでロボコン!?(8) | JBpress (ジェイビープレス)

    この原稿を書いている時点で、カンボジア初の大学対抗ロボットコンテスト(以下、ロボコン)まであと2カ月少し。それなのに、肝心の参加学生たちがロボットを作るためのパーツがまだ届かない。 昨年末に届いている前提でもろもろの予定を組んだため、一番確実と思われた日で購入、送付という手段を取ったのに・・・である。こちらから取りに行くわけにもいかず、こればっかりは待つしかない。 当初はロボコン参加を断った、誇り高き「カンボジアの東工大」 こうなったら、パーツ到着が遅くなっても、大会全体のスケジュールを変えずに、どうやって間に合わせるかを考えるしかないのだが、正直、自分でロボットなんか作ったことがないので、ロボットを作るのにどのぐらい時間がかかるのか、そしてその検証の時間をどのぐらい見ておけばいいのか、全く見当がつかないのである。 それでいながら、参加大学からは「いつパーツが届くのか?」と催促が来る。こ

    「カンボジアの東工大」で見た驚きの光景 ドキュメンタリー撮影に目もくれない学生たち~カンボジアでロボコン!?(8) | JBpress (ジェイビープレス)
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    scicom 2014/01/27
    なんか国民性を超えたものがあるような気がする…「カンボジアの東工大」で見た驚きの光景 via @JBpress
  • 東京大学血液内科とノバルティスの重大な過失 患者から見た医師と製薬会社に問われる法的責任 | JBpress (ジェイビープレス)

    2014年1月24日付の毎日新聞(東京夕刊)にて、製薬会社のノバルティスが自社の白血病治療薬の臨床試験に関与していたことが報じられた。 新聞記事では事件の概要が説明されたのみであったが、今回は臨床試験に参加された患者さんの側から、法律的にどんな問題が生じているのかを考えてみたい。 事件の概要 「製薬会社ノバルティスファーマの社員が自社の白血病治療薬の臨床試験に関与していた問題で、複数の社員が実施計画書や患者の同意書の作成に関わった可能性があることが関係者への取材で分かった。試験開始前から社員が準備に加わっていたとみられる。研究チームは企業の支援を受けない前提で医療機関の倫理委員会から実施の承認を得ており、ノ社と研究の中心となっている東京大病院が調査している」 「(中略)実施計画書には『研究の計画、実施、発表に関して可能性のある利益相反はない』と明記され、研究チームはノ社から資金や人的な支援

    東京大学血液内科とノバルティスの重大な過失 患者から見た医師と製薬会社に問われる法的責任 | JBpress (ジェイビープレス)
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    scicom 2014/01/27
    東京大学血液内科とノバルティスの重大な過失 via @JBpress
  • 本当にこれからは「理系の時代」なのか?高まるデータサイエンス熱に潜む落とし穴 | JBpress (ジェイビープレス)

    昨今の「データサイエンティスト熱」は思いのほか長く続いている。「データサイエンティスト」とは、ソーシャルメディア等の膨大なデータが企業や組織に蓄積されていくなかで、それを分析して意味あるものにする専門職のことだ。 数年前に米国でその必要性が叫ばれ始め、それが日にも波及し、「ビッグデータ」の隆盛とともに多くのメディアで同様に語られるようになってきた。 データが多かろうが少なかろうが、定形であろうが非定形であろうが、「分析をする」という業務は以前から存在する。そのため、筆者は一時的な流行りワードだと見ていた。 しかしその後、各種メディアで特集が組まれたり、自社でのBI(Business Intelligence)要員の募集にも自称「サイエンティスト」からの応募が増えたりしているところを見ると、1つのカテゴリーとして確立しつつあるのかもしれない。 ただ、その「定義」については、人によって様々な

    本当にこれからは「理系の時代」なのか?高まるデータサイエンス熱に潜む落とし穴 | JBpress (ジェイビープレス)
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    scicom 2014/01/20
    本当にこれからは「理系の時代」なのか?高まるデータサイエンス熱に潜む落とし穴 via @JBpress 業務知識に裏付けられたデータ分析業務自体が、必須スキルになっていくであろう。
  • 医療界の「おしん」になれ 医学生のみなさんに一番伝えたいこと | JBpress (ジェイビープレス)

    筆者の住んでいる山形の2013年の大きな話題の1つが映画「おしん」の公開だ。庄内地方を中心にオール山形ロケが敢行されたらしい。 山形と「おしん」 おしんは、山形の最上の寒村に生まれ、貧困のために庄内地方の酒田に奉公に出て、様々な経験をしながら成長していく女性の一代記だ。 筆者は山形に住んで4年になるが、あの「おしん」が山形発なのは、実は中国の知人に教えてもらった。おしんが自分で人生を切り拓いていく姿が、急速に発展する社会で同じように頑張っている中国の女性に圧倒的に支持されたそうだ。 医師のキャリアパス 筆者は医学部の教員であり、学生にキャリアの話をする機会も多いが、医学生にとっておしんのように「自分で人生を切り拓いて」いくようなキャリアを積むのは今でも簡単ではない。一人前の医師になるための「修業期間」が長く、ある程度「決められたレール」を進むことが必要だからだ。 例えば、国家試験に合格して

    医療界の「おしん」になれ 医学生のみなさんに一番伝えたいこと | JBpress (ジェイビープレス)
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    scicom 2014/01/10
    医療界の「おしん」になれ via @Toyokeizai 医療を巡る環境の変化に惑わされずに満足できるキャリアを築くのに重要なのは、自分のキャリアに「自分の頭で考え、主体的に」向き合えるかどうかだと思う。
  • 再生医療の世界的インパクト | JBpress (ジェイビープレス)

    黒川清・日医療政策機構代表理事監修 イモリのシッポや手を切っても、いずれきれいに再生する。これを応用したものが再生医療である。 2013年2月23日の英エコノミスト(The Economist)誌においても、「The best market in the world right now」、つまり日は世界でもっとも有望なマーケットであり、再生医療のフィールドは、それを象徴するものとして大きく取り上げられている。 そのような中、今年11月、改正薬事法と再生医療新法(再生医療等の安全性の確保等に関する法律)がセットで成立、我が国の再生医療の制度が改定された。 筆者は、海外から多くの問い合わせに応え、ハーバード大学や米国NIH(国立衛生研究所)、IOM(米国医学研究所)、NAS(米国科学アカデミー)において新しい制度の紹介を行ってきた。ここでは、我が国の再生医療を担う新たな制度を解説したい。

    再生医療の世界的インパクト | JBpress (ジェイビープレス)
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    scicom 2013/12/20
    再生医療の世界的インパクト 黒川清・日本医療政策機構代表理事監修
  • アベノミクスから取り残された医療 診療報酬は実質マイナス改定、医療の質低下は必至 | JBpress (ジェイビープレス)

    11月15日に開かれた経済財政諮問会議において、安倍晋三総理は「新たな国民負担につながる措置は厳に慎まなければならない」として、2014年4月に改定される診療報酬の引き上げは困難としました。 会議に参加した民間議員は、財政再建に向けて診療報酬の抑制と薬価のマイナス改定を提言しています。 医療機関の3分の1は赤字という現状 これに対し、日医師会の横倉義武会長は「(首相は)いつもと言っていることが違う」と記者会見で困惑の意を表明しています。 2014年4月から消費税が3%引き上げられるのに伴い、消費税が非課税の医療費は消費税負担増加分として少なくとも1.36%は引き上げられることが既定路線でした。 麻生太郎財務大臣は、診療報酬の引き上げは歳出増になるとして、値上げできないと述べています。確かに診療報酬を引き上げると国の医療機関への支払いも増加します。 しかし医療機関が支払う消費税が3%増加す

    アベノミクスから取り残された医療 診療報酬は実質マイナス改定、医療の質低下は必至 | JBpress (ジェイビープレス)
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    scicom 2013/12/03
    アベノミクスから取り残された医療 via @JBpress
  • 貧困国支援に動く日本の医薬品会社 汝与えよ、さらば与えられん:JBpress(日本ビジネスプレス)

    (英エコノミスト誌 2013年11月16日号) 日の製薬会社が貧しい人たちの病気を治すことに投資する。 日の製薬会社は独創性に溢れた集団だ。2005年から2008年にかけて、日より多くの新薬を開発したのは、米国と英国の製薬業界だけだった。だが、貧しい人たちの病気を治すことにかけては、日企業の実績はそれほど良くない。 非営利団体(NPO)のアクセス・トゥー・メディスン・ファウンデーションは、発展途上国の患者のために尽くす製薬会社の努力を追跡している。製薬大手20社のランキングでは、最下位6社のうち4社を日企業が占めている。 そうした状況が変わるかもしれない。11月8日、グローバルヘルス技術振興基金(GHIT)はマラリアと結核とシャーガス病(不気味で人の血を吸うサシガメを介して広まる病気で、死に至る可能性があり、多くの場合、衰弱をもたらす)の治療を促進させるための初の助成金交付を発表

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    scicom 2013/11/28
    貧困国支援に動く日本の医薬品会社 via @JBpress
  • 大卒者のデータに見る「イングランドの失われた世代」:JBpress(日本ビジネスプレス)

    (2013年11月19日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) 金融危機以降、イングランドの大学新卒者の収入はあまりに急激に低下したため、直近の卒業生は危機以前の卒業生と比べ、キャリアの同じ段階で得る収入が12%少ない。また、直近の新卒者が抱える学生ローンは約60%多いという。 英国が景気後退から抜け出し始めた今、学生ローンのデータに関する紙(英フィナンシャル・タイムズ)の分析は、1世代の大卒者が受けたダメージを明らかにしている。彼らにとって、大学の学位は事実上、まともな仕事に就く黄金の切符ではなくなってしまったのだ。イングランドの大学の授業料は昨年、3倍近くに引き上げられ、最大で年間9000ポンドに達した。 ベビーブーマーの引退を支える世代、金融危機のダメージで収入減 こうした若者は、英国が今後20年間、「ベビーブーマー」世代の引退の資金を賄うことを当てにする人たちだ。英国の人口高齢化は国

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    scicom 2013/11/20
    大卒者のデータに見る「イングランドの失われた世代」 via @JBpress
  • オバマ大統領に米国の未来を託された日本人 東大に2度落ち早稲田をやめたことでチャンスをつかむ | JBpress (ジェイビープレス)

    これまで何百人もの経営者と会ってきて感じるのは、サミュエル・スマイルズの名言「天は自ら助くる者を助く」が間違いなく真理だということだ。やるかやらないかの判断に迷ったとき、やると決めた人には大きなチャンスが訪れる。 稲盛流とGE流、両方の経営を手にした男 もっとも、チャンスに巡り合ってもそれをものにするには大いなる努力も必要になるが、やると決めた人にとっては努力が苦にならないものだ。そしてその努力は偉業への道へとつながっている場合がある。 日ではまだあまり知られていないが、米国ではかなり有名になった1人の男がいる。藤田浩之さん47歳。中学、高校と普通に過ごしてきた彼は、東京大学の受験に2度失敗して早稲田大学理工学部に入学する。 藤田浩之(ふじた・ひろゆき)氏 1966年、奈良県生まれ。1998年、ケース・ウエスタン・リザーブ大学(CWRU)物理学博士課程修了。物理学博士。GE退社後の200

    オバマ大統領に米国の未来を託された日本人 東大に2度落ち早稲田をやめたことでチャンスをつかむ | JBpress (ジェイビープレス)
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    scicom 2013/11/11
    オバマ大統領に米国の未来を託された日本人 東大に2度落ち早稲田をやめたことでチャンスをつかむ via @JBpress 藤田浩之さん47歳
  • 科学研究の問題点:科学はどこで間違えるのか:JBpress(日本ビジネスプレス)

    (英エコノミスト誌 2013年10月19日号) 科学研究は世界を変えてきた。今度は科学自身が変わる必要がある。 科学を支えているのは、「信用せよ、だが検証せよ」というシンプルな考え方だ。研究結果は、常に実験による検証を受けなくてはならない。そのシンプルだが強力な考え方が、膨大な量の知識を生み出してきた。17世紀に登場してからというもの、現代科学はこの世界を見分けがつかないほど、しかも圧倒的に良い方向に変えてきた。 だが、成功は時に自己満足を生む。現代の科学者は、過剰に信用しすぎる一方で、検証作業は十分に行わない。それが科学全体に、そして人類全体に損失をもたらしている。 今の学術界は、いいかげんな実験やお粗末な分析を基にした研究結果があまりにも多く氾濫している。バイオテクノロジー関連のベンチャーキャピタリストの間には、「公表された研究の半分は再現不可能」という経験則がある。それさえも楽観的か

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    scicom 2013/10/21
    科学研究の問題点:科学はどこで間違えるのか via @JBpress
  • 「優秀」な医療機関はごく一部、医療のビッグデータが示す現実とは | JBpress (ジェイビープレス)

    あまり知られていませんが、日では2011年より「National clinical data base(NCD)」として、年間120万件にも及ぶ全国の医療機関で行われた手術のデータが蓄積されています。 実に外科で行われている全身麻酔手術の90%以上が登録されており、これにより全国の施設別、医師別の手術成績を比較することが可能です。 網羅性の高さと症例数の多さから、多彩な成果を生み出しうる世界的にも注目を集める「日医療のビッグデータ」と言ってよいでしょう。 2012年4月からはレセプト(診療報酬明細)の提出も原則としてオンライン化されているので、全国で行われている医療行為の詳細も施設別に集計して比較することが可能です。 これらの(個人情報を排した)膨大な医療情報の解析により、医師も患者も全ての情報が白日の下にさらされます。 NCDについては、2013年秋より、施設別/医師別の手術成績表が

    「優秀」な医療機関はごく一部、医療のビッグデータが示す現実とは | JBpress (ジェイビープレス)
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    scicom 2013/10/01
    「優秀」な医療機関はごく一部、医療のビッグデータが示す現実とは via @JBpress
  • 米国の知られざる一面: 科学としての農業、 ロケット

    (英エコノミスト誌 2013年9月7日号) 米国の農業が欧州のそれと違う理由 米国の農業は昔から欧州と異なる(写真はアイオワ州の農場の種まきの様子)〔AFPBB News〕 米国の農村地域では、大人になって農家経営に携わるようになる前に、驚くほど多くの子供たちがロケットの作り方を教わる。 農村の空は毎年、子供たちが作った小型ミサイルでいっぱいになる。最も大きなロケットは、高度計やパラシュート、それに何個もの卵を積んで数百フィート飛ぶ。 野球場はアルファルファ畑と並んで人気の発射場だ。後者の畑は大抵大きく、アルファルファは他の農作物と比べると、かなり踏みつけても平気だ。こうしたロケットの手作りや発射は米国の農業について多くを説明してくれる。 農村地域に浸透する「4-H」クラブ 何千発に上る農村のロケット打ち上げの背後には、ある青少年機関の存在がある。「4-H」クラブがそれだ(4-Hは頭文字で

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    scicom 2013/09/13
    米国の知られざる一面:ロケット科学としての農業
  • 起こるべくして起きた高血圧治療薬バルサルタン事件 徒然薬(第3回)~地に堕ちた日本発臨床研究への信頼 | JBpress (ジェイビープレス)

    近年、日の臨床研究に関する不祥事が相次いで明るみに出ている。2012年10月、東京大学の研究者によるiPS細胞の世界初の臨床応用詐称を、読売新聞が朝刊1面で大誤報した事件は記憶に新しいだろう(日経済新聞)。 相次ぐ日の臨床研究に関する不祥事 この事件は、英国のネイチャー(Nature)誌や米国のサイエンス(Science)誌といった海外の一流科学誌でも写真入りで度々大きく取り上げられ(ネイチャー誌1、ネイチャー誌2)(サイエンス誌)、ネイチャー誌の巻頭論説で「Bad Press」と題して、日メディアの報道姿勢そのものまで、名指しで批判されるという不名誉な事態を引き起こした。 この事件の直前の2012年6月には、もう1つ日発の研究不正の金字塔が打ち立てられている。元東邦大学の麻酔科医が、吐き気止めに関する臨床研究の捏造を長年にわたり繰り返していたことが発覚し、少なく見積もっても17

    起こるべくして起きた高血圧治療薬バルサルタン事件 徒然薬(第3回)~地に堕ちた日本発臨床研究への信頼 | JBpress (ジェイビープレス)
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    scicom 2013/06/10
    起こるべくして起きた高血圧治療薬バルサルタン事件
  • 政治家殺すに拳銃は不要、博士論文あればいい 連邦教育大臣の辞任でドイツ政界に激震走る | JBpress (ジェイビープレス)

    ドイツで変なことが起こっている。2月9日、連邦教育大臣のシャヴァーン氏が辞任した。彼女が1980年に書いた博士論文が盗作であると指摘され、去年、母校のデュッセルドルフ大学が調査に入っていた。 そして、大学は2月5日にその結果を発表し、博士号を剥奪したのである。多くの引用を使いながら、参考文献を明示しなかったというのが剥奪の理由である。 論文盗作をめぐる辞任劇は過去にも 哲学部の学部長が記者会見で、問題の論文について、「体系的に、故意に、不正を論文全体に分散している。自分の力で作り上げなかった思考上の業績を、自分の物であると偽った」と述べた。 それも、怯えたような顔で、極悪人を裁くような口調で言ったのだ。そのうえ、論文の調査はこれで終了し、外部の第三者に依頼する必要はないとした。 一方、シャヴァーン氏はこの決定を認めず、司法の裁断に任せるため、大学を訴えるという声明を出した。博士号の有無より

    政治家殺すに拳銃は不要、博士論文あればいい 連邦教育大臣の辞任でドイツ政界に激震走る | JBpress (ジェイビープレス)
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    scicom 2013/03/21
    政治家殺すに拳銃は不要、博士論文あればいい
  • 東大への大量合格は、優れた研究成果も呼び込む ジョン・バーディーン~ノーベル賞級の業績を生み出す仕事術(9) | JBpress (ジェイビープレス)

    今年も入試の季節がやってきました。大学の中では入試に関することはともかく緘口令で、何も話さないに越したことはない、と守り一辺倒ですが、私はそうは思わないですね。言っていいこと、伝えて社会のプラスになることは、どんどん大学教員は発言した方がいい。あれもこれも黙って霧の中では、学生も困るし世の中にも通用しないでしょう。 特にウチの大学、つまり東京大学の入試というのは、何かと社会で取り沙汰されやすく、多くの先生は面倒なことを避けるべく忍の一字で黙っていることが大半だと思います。 でも、例えばこんなことは言ってもいいと思うんですよね。入試を実施しているのは大学スタッフで、業者なんかではないこと。これはまあ、察しがつくところだと思います。 その大学スタッフの1人として、学生が失敗すればいいとか、落ちればいいとかは思っていない。誰かが不当に有利になることは避けた方がいいけれど、平等な中でできるだけ

    東大への大量合格は、優れた研究成果も呼び込む ジョン・バーディーン~ノーベル賞級の業績を生み出す仕事術(9) | JBpress (ジェイビープレス)
    scicom
    scicom 2013/03/01
    う~ん…東大への大量合格は、優れた研究成果も呼び込む
  • 政府に抗議の声を上げるロシアの大学 人文科学を破壊する「教育改革」は国家的惨劇だ! | JBpress (ジェイビープレス)

    同じ11月にウラジーミル・プーチン大統領に宛てた特別陳情が国立芸術学大学によって始められた。「人文科学の破壊を止めろ!」というのが陳情書のタイトルだった。 新年を間近に控えた12月下旬には、モスクワにある国立貿易経済大学の学生と教授陣が、別の大学との統合に反対する抗議の一環としてストに踏み切った。 実際、2つの大学の統合は教育省の認可を受けた措置であり、同省は最近、モスクワの「見込みのない教育機関」のリストを公表していた。このリストによると、一部の教育機関・大学は閉鎖され、一部は「有望な」大学と統合されるという。 稿では、特定の活動や出来事ではなく、ロシアの大学の代表者たちを抗議やストに駆り立てることになった制度上の危機について論じていきたい。 教育制度の危機は決して予想外のことではなかったし、突然生じたわけでもない。実際、ロシアの大学教育制度はソ連体制が行き詰まった1980年代からずっ

    政府に抗議の声を上げるロシアの大学 人文科学を破壊する「教育改革」は国家的惨劇だ! | JBpress (ジェイビープレス)
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    scicom 2013/01/30
    政府に抗議の声を上げるロシアの大学
  • 教授が突然、助手の部下になる日本の制度 東京大学に入ったけれど・・・ああ無常(22)

    いまだ事件から1カ月しか経過していないのに、すでに完全に旧聞に属する感のある「iPS細胞移植詐欺」事件。いまさらこの問題にここで触れるのは、詐欺を働いた森口さんなる人物を袋叩きにしたいがためではありません。 彼のここ数年の栄枯盛衰、そこから透けて見える大学や学術行政の体質的な病に目を向けねば、と思ったのは、こんな報道を目にしたからでした。 [産経新聞10月16日]森口氏「証拠出せない」帰国後、聴取 東大「一件やった」に疑問 iPS細胞(人工多能性幹細胞)の世界初の臨床応用をしたと虚偽の発表をした日人研究者、森口尚史(ひさし)氏(48)が15日、米国から帰国した。 その後、所属先の東大病院から事情聴取を受け、「(当初の説明の6件の治療のうち)1件はやった。証明できる人は出てきてくれない。証拠が出せない以上、やったと言えないことが残念」と述べた。病院側はこの1件について「素直にそうだなとは思

    教授が突然、助手の部下になる日本の制度 東京大学に入ったけれど・・・ああ無常(22)
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    scicom 2012/11/26
    教授が突然、助手の部下になる日本の制度
  • 困窮の果てに女医が手を染めた密輸ビジネス 加藤嘉一・中朝国境をゆく(13) | JBpress (ジェイビープレス)

    中でも筆者に鮮明な印象を残したのは、元産婦人科の医者で、その後密輸管理人として力を発揮し、最終的に脱北したという異例の中年女性である。 気温が40度はあるんじゃないかというくらい暑い日だった。筆者はある国境ブローカーの紹介で、延吉市内の茶館でこの女性と語り合った(以下「女性」)。 1966年生まれの45歳。平壌出身だ。少し太っている。中国語は話せない。北朝鮮時代における産婦人科医暦は22年以上に及ぶ。大卒という学歴を持っている。 医者になった当時の月収は1600朝鮮ドル(お米1キロも買えないレベル)。20年間患者を診続けたが、4300朝鮮ドルにアップしたにすぎなかった。 「やり切れない思いだった。医者をやっているだけではお金にならないと思った。純粋にお金を稼ぎたかった。そんな思いで、まずは合法的に中国側と貿易を始めた」。女性は冷静な面持ちで語った。 まずは合法貿易、次第に密輸へ しかし、合

    困窮の果てに女医が手を染めた密輸ビジネス 加藤嘉一・中朝国境をゆく(13) | JBpress (ジェイビープレス)
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    scicom 2011/07/20
    困窮の果てに女医が手を染めた密輸ビジネス 加藤嘉一・中朝国境をゆく(13)
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