首都圏の鉄道事情は、ここ数年で激変する。小田急ロマンスカーが平日、都心のビジネスマンの足となり、乗り換えなしの東横―西武・東武ラインが初めて登場する。団塊世代の大量退職で、鉄道各社による乗客獲得競争が激化し、延伸、相互直通運転、新線の設置が相次ぐのだ。通勤、通学のルートや住まい選びには要注意である。 2008年春、東京メトロ・千代田線の湯島駅始発のロマンスカーがビジネス特急として始動する。新型ロマンスカーの愛称は「MSE」(マルチ・スーパー・エクスプレス)。乗客578人を定員とする10両編成で、月曜から金曜日の夕方から夜間の時間帯に、湯島駅から町田、相模大野方面に運行する。土日の運行については現在、詰めているところだ。 ロマンスカーは現在、小田急・新宿駅を始発に箱根、江の島方面へ運行しており、年間約1300万人が利用している。始発駅が、小田急線と相互直通運転(以下、相直運転)している東京メ
出生率 1・26に下方修正 国立社会保障・人口問題研究所は20日、2055年までの人口変動を予測する「日本の将来推計人口」を公表した。 女性が一生に産む子供の数である合計特殊出生率は、前回(02年)の推計では1・39で安定するとしていたが、今回は1・26まで大幅に下方修正した。人口は55年には8993万人まで減少する。少子高齢化がさらに予想を上回って加速することで、現役世代が高齢者を支える公的年金などの設計の見直しを迫られそうだ。 少子化加速、年金見直し不可避 人口推計は、国勢調査に合わせてほぼ5年に1度公表され、年金の給付水準を決める年金財政の再検証に利用されるほか、今後の経済成長などの予測にも参考にされる。 出生率については、標準的な「中位推計」は05年の1・26を起点に、上下しながら13年前後に1・21程度にまで下がり、その後は55年の1・26まで緩やかな回復が続くとしている。楽観的
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く