Bouillon Julien 「ブイヨン」といわれる食堂が大人気。オヴニーでも今までに数軒紹介しているけれど、フランスの定番料理が夜でも前菜と主菜、20€以下で食べられる。ここ数年間増えつづけ、パリ市内に10軒。オヴニー編集部からも徒歩10分圏内に3軒に増えた! ル・パリジャン紙によると、19世紀末パリには200軒ほどあったが2回の大戦間に減り、9区のシャルティエのみが残った。それがピガールを筆頭に2017年から徐々に復活。 ひと昔前は高級ブラッスリーで近寄りにくかった 「Julien」も、2018年ブイヨンになった。エスカルゴ6個は10.10€だが、トマトの冷たいスープ、うさぎのテリーヌなどは5€以下、メインも小イカのニンニクとパセリ炒め、フィッシュ&チップスなどは10ユーロちょっと。1906年の開店時から「すべてが美しく、おいしく、安い」がモットーだったというから、ルーツに戻ったとい