気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 前回は、ごく一部の「モテ資源」を持つ男性たちに群がるエビちゃんOL軍団という、恋愛難、結婚難時代の構図を分析してみた。日本が一夫多妻制にならない限り、多くの敗者を出してしまいそうな不毛な戦いから抜け出して、新たな時代の幸せの法則を探すにはどうしたらいいのか…? それには「年収2倍の法則」(注1)を捨てて、「年収合算で幸せカップル」の路線が幸せへの近道ではないだろうか? 家族社会学の山田昌弘先生(東京学芸大学教授)によれば、「日本では、夫が家計を支えるべきと考える人が7~8割ぐらい。同じ質問を欧米ですると、そう思っている人は1割程度しかいない」(「プレジデント」2006年3月20日号のインタビュー)ということだ。 男女雇用機会均等法施行から20