千葉県松戸市でベトナム国籍の小学3年生、レェ・ティ・ニャット・リンちゃん(享年9)が遺体で見つかった事件で、リンちゃんが通っていた小学校の保護者会の会長を努めている澁谷恭正容疑者(46才)が死体遺棄の容疑で逮捕された。 澁谷容疑者は、東武野田線・六実駅近くにある4階建てのマンションの一室で、同居女性と子供2人の4人で暮らしていた。長男はこの4月に小3に、長女は小2になった。澁谷容疑者の家系は代々この場所に暮らす地主だった。近隣住民が打ち明ける。 「あの家は、容疑者の祖父母の代にここに住み着いたんですよ。最初は運送業をやっていたんだけど、祖父は戦争で亡くなって、その後、祖母が商売を手広く始めて土地も手に入れていったんです。その間に生まれたのが、容疑者の母親でした。商売と土地を受けついだ母親は、近所にある基地の自衛隊員相手に貸しロッカー業をやっていた男性と結婚して女の子を出産。5~6年で離婚し