2024年4月より放送がスタートするTVアニメ『アストロノオト』。本作は、総監督:高松信司(「銀魂」)×キャラクターデザイン原案:窪之内英策(「ツルモク独身寮」)が贈る、新感覚SFアパートラブコメディ。朝食付きのアパート”あすトろ荘”を舞台に、主人公の宮坂拓己、そして可愛すぎる大家さん・豪徳寺ミラの恋愛物語が展開する。 今回、総監督の高松氏、そして監督として制作を指揮した春日森春木氏にインタビューを敢行。オリジナリティの中に懐かしさも漂う本作がいかにして生まれたのかを伺った。 「ロボットもの」の企画から始まったSFラブコメ ――本日はよろしくお願いします。まず、『アストロノオト』という作品の生まれた経緯から振り返っていただけますか。 高松氏:企画の始まりというと、8年くらい前まで遡ります。脚本のうえのきみこさんと私、メーカーの担当者が集まって、「アニメを作りましょう」と話をしたのがきっかけ