【検証】グラフは累計数 1日あたりでは減少傾向 イスラエルでは、新型コロナウイルスのワクチン接種を2020年12月19日より開始、その後も世界で最も速いペースで接種が進んでいる。 福田氏の示したデータは一見このワクチンの効果に疑問を呈するもののように見えるが、グラフタイトルにあるようにこれはあくまで累計の死者数であることに注意が必要だ。死者が1人でも出る限りは、累計数が増加し続けるのは必然である。 1日あたりの死者数で見た場合、世界保健機関(WHO)のデータによれば、イスラエルでは1月下旬をピークに現在減少傾向。「増加を続けている」という表現は誤解を招く可能性がある。福田氏はその後、1日あたりの死者数・感染者数のグラフを投稿し直している。