3Kと呼ばれることも多いITエンジニアを取り巻く環境は厳しい。それは管理職でも同じことである。100年の一度の不況とも言われる現在も,IT業界における人材の流動化は止まらない。すぐに辞める若者がいる一方,腕に覚えのある人材が続々中途入社してくる。せっかく慣れたと思ったメンバーが去り,自分のよく理解できない技術背景や文化を持つメンバーがやってくる。 技術の進歩や変化は相変わらず続いている。毎日,聞きなれない言葉が顧客やメンバーの口からあふれてくる。キャッチアップは必要だと気がついているのだが,もはや技術についていける気がしない。メンバーとの間に距離と疎外感すら感じる――。 これが,当世のIT業界の管理職(=IT管理職)のおかれている状況だ。 そして,このような状況にいるからこそ,コミュニケーションによって,メンバーが持つ能力を引き出し,さらに向上させる手立てが求められている。IT業界に求めら
気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン まじめに仕事に取り組む部下がいます。しかし、今後さらに活躍してほしいと研修への参加を勧めますが、あまり気乗りしないようです。理由は、自分の将来像がはっきりしないからとのことです。このような部下をどのように伸ばしていけばいいでしょうか? 【立花のアドバイス】 研修で何を得るかを明確にする こうなりたいという将来像をはっきりと描けている人はなかなかいないものです。研修への参加に消極的ということですが、どのような研修を勧めてみたのでしょうか。 研修に参加させる時には、その研修を利用して本人がどのようになることを上司として望んでいるのかを部下とよく話し合うことが必要です。例えば、新たな課題を与えて、その遂行に必要なスキルを身につけさせるための研修に参
2008年11月13日,伊藤忠商事の丹羽宇一郎取締役会長がC&Cユーザーフォーラム&iEXPO2008最終日の基調講演に登壇した。 基調講演のテーマは「日本の将来と経営の真髄」であるが,冒頭,丹羽会長は「将来の話以前に,今足もとで起きている世界の激変について,その発端が何か,どう解釈すべきか,日本の置かれている状況はどんなものか,話さないわけにはいかない」と述べ,1944年の「ブレトン・ウッズ会議」以来の国際通貨制度の変遷に言及した。 丹羽会長は,世界で繰り返し発生するバブルのそもそもの発端は,基軸通貨である米ドルが金という裏付けを失ったことにあるとして,いくつかの実例を挙げた。例えば95~99年のITバブルでは,ウォール街で扱われている株価の時価総額が米国のGDP(国内総生産)の120%程に膨張した。昨今の住宅バブルでも同程度の膨張が起きているという。 日経平均株価が3万8915円を記録
気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 「風通しの良い職場」というと、規律や規則のない自由奔放に働ける職場を想像するかもしれません。 でも、実際に、そんなことはありません。 活発なやりとりのある職場は、たいていしっかりとした「ルール」を定めています。どのようなコミュニケーションを交わすべきか、明確な決まりがあります。 日本一監督の檄「言いたいことは陰で言うな」 先日、早稲田大学ラグビー部の中竹竜二監督とお会いする機会がありました。ラグビー部を、昨年は大学選手権準優勝、今年は優勝へと導いた名将です。 監督は、学生たちとの関係について、こんなことを話してくれました。 「自分は決してカリスマ的なリーダーではありません。選手は僕のこと半分なめてますから(笑)。でも、だからこそいろんなことを
わずか7年間で出願者が数十倍に急増した品川女子学院。偏差値も上昇し、今では東京大学への現役合格者も輩出するようになった。大正時代からの歴史を持つ同校は、かつて生徒数の減少に悩まされた時期もあったが、都内有数の人気校へと変貌したのである。 なぜ、学校を再生できたのか。品川女子学院の生徒や教員が、生き生きと明るく、やる気に満ちているのはなぜか。 このコラムでは、創立者の曾孫として学校改革を主導した品川女子学院6代目校長・漆紫穂子(うるし・しほこ)さんに、改革や日々生徒と接する中で学んだ人の育て方、やる気の高め方のヒントについて、実際のエピソードを交えながら語っていただく。※参考記事はこちら 私は、1989年に品川女子学院に国語の教員として着任しました。今はこの学校の6代目校長として仕事をしています。毎日生徒や親御さん、そして学校の教員たちとコミュニケーションをしていくうちに、いくつかのことを学
@IT自分戦略研究所ブックシェルフ(45) 部下に好かれるのはこんな人 @IT自分戦略研究所 書評チーム 2008/9/18 ■大切なのは求心力 なぜ部下は、あなたの言うことを聞かないのか? 秋庭道博(著) イースト・プレス 2007年12月 ISBN-10:4569697585 ISBN-13:978-4569697581 1260円(税込み) なぜ部下は、あなたのいうことを聞かないのか? それはあなたに求心力がないからだ。「求心力があれば、人は向こうから近寄ってくるし、頼まなくても、積極的にその人のために協力するようにもなる」(『なぜ部下は、あなたの言うことを聞かないのか?』、p.2) 求心力が強い人には、後輩、部下のみならず、同僚、先輩、上司、子ども、犬までが好んで寄っていく。求心力とは何なのか。求心力が強い人の行動を丁寧に観察し、エッセンスを抽出、100個の心得としてまとめたのがこ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く