『お探し物は図書室まで』青山 美智子 (著)ポプラ文庫あらすじ小学校の隣にある、二階建の白い建物「羽鳥コミュニティハウス」。 いろいろな講座や催しが行われるこのコミュニティハウスの中には図書室がある。 スタッフは若い女の子、森永のぞみと大柄で色白な女性の司書、小町さゆり。 仕事を続けていくべきか、夢へのふんぎりがつかない、ニートのまま家から出る気になれない…。 様々な悩みや問題を抱えた彼らに適した本のセレクトと、ちょっとした「付録」を司書が提供。 おすすめの本と「付録」を手にした彼らが見つけたものとは。 個性的な司書が提供する本とは総合スーパーの婦人服売り場で働く朋香。 田舎に帰りたくない一心で頑張った就活で、唯一内定がもらえたためにここで働いています。 周囲のスタッフともあまり馴染めず、転職したいが何のスキルもなく…。 そんな時、唯一会話を交わせる眼鏡店のスタッフ、桐山から地域住民向けの