著者:デビッド・A・シンクレア翻訳:梶山 あゆみ出版社:東洋経済新報社装丁:単行本(592ページ)発売日:2020-09-16 ISBN-10:4492046747 ISBN-13:978-4492046746 古い社会に贈る超楽観的な考え方AIの進歩で仕事に人が要らなくなるという話や原発事故や気候変動などが背景となって、科学技術に関する未来というと悲観的な論調が一般的になった感がある。その意味で医療という科学技術の未来に関して、本書のように楽観的な内容を久しぶりに読んで、気持ちが明るくなった。 著者は老化の研究者である。現ハーバード大学の遺伝学の教授で、それ以前はマサチューセッツ工科大学で老化の基礎的研究を行ってきた。そして現在は「幸運にも比類のない場所へとたどり着いていた」と述べる。老化研究で世界を代表する科学者たちの集まりを主宰し、この分野でなにが生じているかをよく知りうる立場にある
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