政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長は4日の衆院厚生労働委員会の閉会中審査で、緊急事態宣言中も感染拡大や人出が減少しないことと東京オリンピック開催との関連について、「(大会関係者が外部と接触しない)『バブル』の中での(関係者の)感染が、急激な感染拡大に直接関係しているとは全く思わな…
政府の新型コロナ対策分科会の尾身茂会長は19日、コロナ対策を繁華街への人出を減らす「人流抑制」から、飲食店などの「人数制限」へシフトすべきだとの考えを示した。専門家による「基本的対処方針分科会」後に記者団に語った。 専門家らは昨年の「第5波」の際には、人流抑制を主張していた。この日、尾身氏は「今までやってきた対策を踏襲するのではなく、オミクロン株の特徴にあったメリハリのついた効果的な対策が重要だ」と主張。「『人流抑制』ではなく、『人数制限』が一つのキーワードになる」との考えを示した。「今回は何でもやめるという、ステイホームなんて必要ないと思う。リスクの高いところに集中して、みんなで気をつけるということだ」とも語った。 尾身氏によると、オミクロン…
新型コロナウイルスの感染者数が過去最多の3000人台に突入した東京都のモニタリング会議が29日開かれ、緊急事態宣言の前後を比べた繁華街の滞留人口の減り幅が、前回(3回目)の宣言時の4割程度にとどまっていることが報告された。小池百合子知事は減り幅の鈍さと、開催中の東京五輪との関連を問われ「オリンピックはとてもステイホーム率を上げている」と減り幅の鈍さとの関連を否定した。 ただ専門家からは、五輪について「お祭りが行われているメッセージ」となって、人流減少の鈍さにつながっている可能性を指摘する声もあり、見解は分かれている。モニタリング会議後に公表された29日の新規感染者数は3865人となり、3日連続で過去最多を更新した。
「基本的対処方針分科会」の尾身茂会長は、会合のあと報道陣の取材に応じ、政府の方針を了承したと述べました。 そのうえで、尾身会長は「今までやってきた対策を踏襲するのではなく、オミクロン株の特徴にあったメリハリのついた効果的な対策が重要だ。これまでの『人流抑制』ではなく『人数制限』というのがキーワードになると考えている。オミクロン株の感染経路の調査で分かってきたのは、多くの人が集まって、飲食して、大声を出し、換気が悪い環境で多くの感染が起きているということだ。感染リスクの高い状況に集中して対策を行うことが重要だ」と述べました。 そして、人数制限の具体的な在り方について、「4人くらいで静かに、話すときはマスクをしていれば店を閉める必要はない。例えば飲食店では、1グループ当たりの人数を制限することと、同じ空間にどれだけの人がいるのか、グループごとの距離が保たれているか、換気がしっかりできているかと
新型コロナウイルスの「デルタ株」が猛威を振るった第5波はピークをすぎ、感染者数が大きく減少している。 「人流」は急拡大した7月下旬とほとんど変わっていないし、飲食店の酒類提供制限・時短など対策の内容はほぼ同じだ。 そのため、お盆明け、夏休みが終わると増える可能性が高いと、多くの専門家が危惧していたが、真逆の推移が続いている。 「人流・接触を減らさないと感染を制御できない」という説は、本当なのか。従来の自粛中心の対策を検証すべき時にきている。 東京都・大阪府の発表データに基づき、コロナ禍検証プロジェクト(筆者主宰)作成 東京都の新規陽性者数(7日間移動平均)は8月中旬のピーク時と比べると、3週間で約70%減少した(東京都の特設サイトも参照)。 大阪府のピークはやや遅れて8月末に訪れ、9月に入って減少に転じている。 新規陽性者数(7日間移動平均)のピーク時との比較 《東京都》 ピーク(8月22
東京五輪の閉会式が8日午後8時にスタート。会場となった国立競技場周辺では、最後に少しでもフィナーレの雰囲気を味わおうと多くの人が密集して集まり、沿道には人があふれ返った。 【写真】まるで花火大会 国立競技場周辺に集まった人、人、人 競技場の周りはフェンスで囲われ、至る所に警察官が配置されるという物々しい雰囲気。沿道で競技場を撮影しようとする人に対し警察官は「速やかに移動を」「立ち止まらないでください」などと声を張り上げ注意を呼びかけたものの、沿道は人でごった返した。 花火を待ち構え撮影の場所取りをする人、浴衣姿でラムネを手に歩く人、路上飲みをしながら開始を待つ人など。まるで、花火大会のような光景が随所に見受けられた。 あまりの人の多さにより、警察はJR千駄ヶ谷駅、地下鉄銀座線外苑前駅から国立競技場へとつながる道を一部規制し、人流を抑制。これにより、地元住民が帰路につけない事態が発生し、「な
東京オリンピック・パラリンピックをめぐり、政府の分科会の尾身会長は、参議院決算委員会で、開催に伴い都道府県をまたぐ人の流れが増えることで感染が拡大するリスクがあるとして、対策の検討を急ぐ必要があるという認識を示しました。 “対策検討を急ぐ必要ある” この中で政府の分科会の尾身会長は、選手やスタッフが外部と接触できないようにする、いわゆる「バブル」と言われる状態を作ることで、競技場などでの感染リスクを一定程度、コントロールすることは可能だという認識を示しました。 そのうえで尾身会長は「最も重要なことの一つは『バブル』の中ではなく、オリンピックの開催に伴う地域で、人流や接触の機会がどうなるかであり、普通にしておけば、人の流れが増えて、接触機会が増えることはほぼ間違いない」と指摘しました。 そして「オリンピックは特別で、普通のイベントとは違うし、連休もある。県を越えた人々の動きで感染が拡大するリ
こんにちは~筋肉料理人です! 今日は、サバ缶とキムチを使った筋肉料理人流のスタミナ冷奴、ビールが進む「ユッケ風サバキムチ冷奴」の作り方を紹介します。 使うサバ缶は、おすすめは旨味と甘味が強いみそ煮ですが、水煮、しょう油煮でも作れますよ。冷奴を美味しくするちょっとしたコツも書いたので、試してみてください。 筋肉料理人の「ユッケ風サバキムチ冷奴」 【材料】2人分 豆腐(絹ごし、木綿はお好みで) 1丁 サバ缶 1缶(内容量150g) 白菜キムチ 100g 卵黄 2個 ラー油 小さじ1 白いりごま 大さじ1 刻みねぎ 適宜 しょう油 お好みで 作り方 1. 豆腐をカットして水切りをしましょう。1丁を4つにカットし、1人分(2個)を皿にのせます。これを冷蔵庫に入れて10分ほど置きましょう。 これが冷奴を美味しくするコツです。豆腐には大量の水分が含まれているので、皿に盛り、10分でいいので置きます。こ
「人流も減っていますし、そこはありません」。菅義偉首相は27日、記者団にこう言って東京五輪中止の可能性を否定した。「感染者数が増える中で五輪を続けても大丈夫か」という質問に対し、「(首都高などにおける)車の制限やテレワークなど、みなさんの(協力の)おかげで人流は減少している。そうした心配はない」という説明だった。 東京都内の新型コロナウイルスの新規感染者はこの日、過去最高の2848人。さらに28日は3177人と、初めて3千人を超えた。 人出はどれだけ減っているのか。NTTドコモの携帯電話の位置情報から、都内や近郊各地での滞在人口を推計し、緊急事態宣言に伴う変化を調べた。 今年7月12日に出た4回目の宣言の後には、飲食店街では7%、主要駅では3%の減少がみられた。一方、行楽地では逆に2・6%増えていた。 人出が減っているにしても、過去の宣言時と比べると、その「効果」が小さくなっていることがう
新型コロナウイルスの感染拡大をめぐり、東京都の1日の新規感染者数が過去最多の2848人となったことを受け、菅義偉首相は27日、首相官邸で記者団の取材に応じた。開催中の東京五輪を中止する選択肢は「ない」と明言し、「不要不急(の外出)は避け、五輪・パラリンピックはテレビなどで観戦してほしい」と呼びかけた。 首相は「感染者数が下げ止まらない中で五輪を続けても大丈夫か」との質問に、「(首都高などにおける)車の制限やテレワークなど、みなさんの(協力の)おかげで人流は減少している。そうした心配はない」と説明した。さらに、重ねて「中止の選択肢はないのか」と問われると、「人流も減っているしそこはない」と述べた。 ただ、過去の緊急事態宣言時に比べ、都心部の人出の減少幅は小さく、観光地の人出は増加している。首相は、増加が止まらない新規感染者数については、「40代、50代の入院が増えており、デルタ株の割合も急速
尾身氏「人流より人数」発言が波紋 政府、対応に苦慮―新型コロナ 2022年01月23日07時09分 新型コロナウイルス対策の基本的対処方針分科会に臨む尾身茂会長=19日、東京・永田町 政府の新型コロナウイルス対策分科会の尾身茂会長が、変異株「オミクロン株」対応について「人流抑制より人数制限」と発言したことが、波紋を広げている。繁華街などで人出が増えれば、感染拡大に拍車が掛かるとの懸念が拭えないからだ。2年以上に及ぶコロナ対策の転換を提起したと受け取れる発言だけに、政府は対応に苦慮している。 重症者、年初の8倍に 専門家、警戒呼び掛け―オミクロン「第6波」 「オミクロン株の特徴にふさわしいめりはりのついた対策を打つ必要がある。人流抑制ではなく人数制限がキーワードだ」。尾身氏は19日、「まん延防止等重点措置」の対象拡大を了承した分科会の終了後、記者団にこう表明。「ステイホームは必要ない。渋谷駅
東京都で新規感染者が過去最多を更新したこと受け、集まった記者団に一礼して取材に応じる菅義偉首相=首相官邸で2021年7月27日午後6時12分、竹内幹撮影 東京都の新型コロナウイルス新規感染者が2848人で過去最多となったことについて、菅義偉首相は27日、首相官邸で開いた関係閣僚会合後、記者団に「30代以下が約7割を占めている。40代、50代の中で入院が増え、デルタ株の割合も急速に増加している。まずは4連休含め現状分析をしていく。さらに各自治体と連携しながら強い警戒感を持って感染防止にあたっていく」と述べた。 【写真特集】歓喜の瞬間 日本卓球界初、悲願の金メダル さらに「国民の皆さんにおかれましては、不要不急の外出は避け、オリンピック・パラリンピックはテレビ等で観戦をしてほしい」と述べた。東京オリンピック・パラリンピック中止については「人流(人の流れ)も減っていますし、ありません」と否定した
「人流」を政府はキーワードにしており、これまでの「飲食限定」よりも一段と厳しい措置に進んだというアナウンスメント効果を狙っている。実際に、今回は感染が報告されていない大型商業施設などにも休業要請が行われた。厳しい措置を採らなければならないのは、人々が「自粛疲れ」で感染抑制を軽視するようになったため、というのが政府の考えのようだ。 一方、人々の自粛疲れにはさまざまな要因が考えられる。変異株は感染しやすいとの報道からこれまでの感染対策は効果がないと思われたこと、自粛の長期化によって生活が成り立たなくなっている人や事業が少なくないこと、拙速な「Go Toキャンペーン」や政府・当局者の会食報道などで政府に対する不信感が高まったこと、などである。政府への信頼性が低下したことで、さらに厳しい対策に追い込まれるという「協調の失敗」を引き起こしてしまった点は非常に残念である。 政策の前提として人流データの
6日は東京都で、感染者数が1カ月半ぶりに1,000人を下回るなど、全国的に減少傾向が見られる。 しかし専門家は、この状況に「安心するのは早い」と警鐘を鳴らしている。 FNNがまとめた全国の感染者数を見ると、8月20日に2万5,800人を超えたが、その後徐々に減少し、6日は1万人を下回った。 お盆や夏休みが終わり、社会活動が再開したが、感染者数が減っていることに対して、実態が反映された数字なのか、専門家からは疑問の声も上がっている。 国際医療福祉大学・松本哲哉主任教授「人流そのものが変わっていないのに、感染者数だけが減るのは矛盾していますので、実態を反映している数なのかどうか」 そのため松本教授は、安心できるような状況ではないと指摘する。 国際医療福祉大学・松本主任教授「(ワクチンを)打ちたくても打てない人が、まだまだたくさんいるわけです。20~50代の人たちですよね。広く接種率を高めること
「SOCIAL DISTANCE 距離を保とう」と書かれた前を歩く人たち=東京都新宿区で2020年12月17日、竹内紀臣撮影 新型コロナウイルス感染者数の増減と人流変化の関連は低いとの分析結果を、大阪公立大の加登遼助教(都市計画)らのチームがまとめた。チームは今後のコロナ対策について、人の移動を一律に抑制するのではなく「社会・経済活動を維持しながらコロナとの共存を可能にする新たなライフスタイルを探求する必要がある」と指摘している。 チームは2020年4月から21年7月まで大阪市のベッドタウン、大阪府茨木市に住む約1万2000人を対象に、移動距離と市の感染者数の関連を分析。住民の移動距離はスマートフォンのGPS(全地球測位システム)データを活用した。
英コーンフォールでのG7の間、SPを引き連れて歩くバイデン米大統領。小さな町に6500人の警官が配備された(6月13日) Doug Mills/REUTERS [ロンドン発]先進7カ国首脳会議(G7サミット)が6月11~13日に開かれ、G7、欧州連合(EU)、韓国、オーストラリア、南アフリカの首脳、政府代表をはじめ、世界中のメディア、警備に当たる警察官6500人が結集した英南西部コーンウォールで新型コロナウイルスの新規感染者が激増している。ほとんどがデルタ(インド変異)株とみられている。 7月23日に開幕する東京五輪・パラリンピックは海外からの観光客はシャットアウトして行われるものの、世界中から選手や関係者ら10万人近くが来日する。すでにウガンダ代表選手団9人のうち1人の陽性が判明しており、五輪・パラ開催によって再生産数(R)が最大で7とされるデルタ株が蔓延することが懸念される。 地元メデ
政府は23日夜の新型コロナウイルス対応の対策本部で、緊急事態宣言を決定しました。対象は感染状況が悪化する東京、大阪、京都、兵庫の4都府県で、期間は25日から5月11日。3度目となる宣言決定で、政府や自治体は何を訴え、国民の暮らしはどう変わるのでしょうか。感染防止の効果は。23日の動きをタイムラインでお伝えします。 07:00専門家らによる「基本的対処方針分科会」始まる 新型コロナウイルスの感染再拡大が続く東京、大阪、京都、兵庫の4都府県を対象とした特別措置法に基づく緊急事態宣言に向けて、専門家らによる「基本的対処方針分科会」が始まった。 分科会では、愛媛県への緊急事態宣言に準じた「まん延防止等重点措置」の適用も協議する。緊急事態宣言、重点措置とも期間は今月25日から5月11日までの17日間の予定だ。また、現在、重点措置を適用中の宮城、沖縄両県についても、期限を5月5日から11日へと延長する
新鮮な気持ちで年を越し、松の内が明けたらあっという間に日常の慌ただしさが戻ってきたようです。街の人混みを抜けて、カフェであたたかい飲み物を飲むとほっと肩の力が抜けます。そんなときに今回のご本を知っていると、面白さがプラスされそうですよ。 今回紹介する同人誌 『人流観測cafe』B5 34ページ 表紙・本文カラー 著者:tantan そのカフェから見えるものは……混雑! 「混雑を観察できるカフェ」20選を紹介 こちらのご本は、人々が行き交う様子を観察できるカフェを紹介している同人誌です。東京、大阪、福岡など各地のカフェから20店を選んだ作者さんは、これまでカフェを利用することはほとんどなかったものの、渋谷のスクランブル交差点などの混雑の模様が外国人観光客に人気と知り、ご本にまとめることにしたそうです。故に、その視点はどこまでも「いかに混雑を観察できるか」に重きが置かれています。 でも、わざわ
西村康稔経済再生担当相は22日のNHK番組で、新型コロナウイルス対策の人流抑制について「去年や今年の4、5月は大型連休を生かし、企業は休むということで対応した。そうした強い措置も選択肢の一つとして考えなければいけない」と述べた。「今ある法律の中で何ができるか工夫していきたい」とも語り、現行法の範囲内で対応を検討する考えを示した。 西村氏は、全国知事会が求めている緊急事態宣言や「蔓延(まんえん)防止等重点措置」の全国適用について「どういう措置が自治体と連携して対応できるのか、国としての決意を示しながら措置を検討したい」と述べた。 政府のコロナ対策分科会の尾身茂会長は同じ番組で、人流がここ数日、また上昇傾向に転じたとして「これから夏休みが終わり活動が活発になる。今までより、もう少し強い対策を打たないと大変なことになる」と強調。「イメージとしては昨年4月の1回目の緊急事態宣言だ。これをやらないと
政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長は22日、NHKの討論番組で、「人流、あるいは人々の接触の機会を(減らす対策を)いま一歩、もう少し強くやる必要がある」と述べ、踏み込んだ措置の必要性を訴えた。 新型コロナの爆発的な感染拡大について、尾身氏は「今までやってきたものよりもう少し強い対策を打たないと、(病床の逼迫(ひっぱく)が)大変なことになる」と指摘。人との接触の8割減や、幅広い業種への休業を求めた昨春の緊急事態宣言を「イメージ」として挙げ、「そういうことがもう求められている」と語った。 さらに、尾身氏は「国会議員や知事、選挙で選ばれた人たちが、心に届くようなメッセージを今やらないと、一部の人たちの気持ちには届かない。(人流を減らすための)環境作りと言葉が求められている」と強調した。 同じ番組に出演した政府のコロナ対応を担当する西村康稔経済再生相は「そうした強い措置も選択肢の
東京都のモニタリング会議で、専門家は、都内の感染状況について、依然として極めて高い値が続いているとしたうえで、お盆明けから人の流れが急激に増えていることから、新規陽性者数が再び増加に転じることが危惧されると指摘しました。また、医療提供は、入院患者数や重症患者数が過去最多を更新し、深刻な機能不全が続いているとして、強い危機感を示しました。 会議の中で専門家は、都内の感染状況と医療提供体制をいずれも4段階のうち最も高い警戒レベルで維持しました。 このうち感染状況について、新規陽性者の7日間平均は、9月1日時点ではおよそ3290人と1週間前の8月25日から1098人減少したものの、極めて高い値が続いていると説明しました。 そのうえで「お盆休みによる人流の減少の影響を受けて、一時的に減少した可能性がある」としたうえで「お盆明けから繁華街でレジャー目的の夜間の人流が急激に増加していて、新規陽性者数が
尾身氏、五輪「人流増間違いない」 新型コロナ 2021年05月31日15時07分 記者会見する尾身茂会長=14日、首相官邸 政府の新型コロナウイルス対策分科会の尾身茂会長は31日の参院決算委員会で、東京五輪・パラリンピックに関し、「普通にしていれば人流が増えて接触機会が増えることはほぼ間違いない」と指摘した。その上で、「国内での感染拡大リスクに対してどのような対策を取るか、今から考えておいたほうがいい」と述べた。立憲民主党の勝部賢志氏への答弁。 五輪「人の流れ抑制が鍵」 入国選手ら、影響限定的か―東大准教授ら試算 尾身氏は、五輪開催をめぐる政府内での議論について「非公式には何回か事務局が来て考えを示したが、正式に会議などで意見を聞かれたことはない」とも語った。 政治 コメントをする
日経の記事利用サービスについて 企業での記事共有や会議資料への転載・複製、注文印刷などをご希望の方は、リンク先をご覧ください。 詳しくはこちら 政府の新型コロナウイルス対策を議論する基本的対処方針分科会の尾身茂会長は19日、新たな変異型「オミクロン型」への対応策について「人流抑制より人数制限だ」と述べた。飲食時の人数を1グループ4人以下とすべきだとの見解も示し、こうした対策をとれば「ステイホームや店を閉めること、外出自粛などは必要はない」と言及した。 19日の分科会終了後、記者団の取材に応じた。 尾身氏はオミクロン型の感染急拡大の一因として、大声を出しながらの会食などを挙げた。飲食店などは換気の徹底に加えて大人数での会食や大声を出すといった感染リスクの高い状況を避けるのが重要だとした。 オミクロン型は感染力が強いなどの特徴がある。尾身氏は「オミクロン型の特徴にふさわしい効果的でメリハリのつ
映画館、劇場/演芸場、貸ホールなどが加盟する各都道府県の生活衛生同業組合によって構成される、全国興行生活衛生同業組合連合会(以下、全興連)は6日、4都府県(東京、大阪、兵庫、京都)に対する「緊急事態宣言の延長に伴う映画館・演芸場への休業要請に対して」と題し、声明文を出した。 昨年4月~5月の1度目の緊急事態宣言の解除後、全興連に加盟している映画館や演芸場などでは、換気や飛沫の実証実験を行い、国立研究開発法人産業技術総合研究所の調査を経て、複数回のガイドライン改訂を行い、昨年12月1日以降は、感染拡大防止策を十分に講じた上で通常通りの営業を行ってきた。 しかしながら、3度目の緊急事態宣言下の措置として、例えば東京都では、施設規模に応じて休業等を要請する施設に「映画館・プラネタリウム等」 、無観客開催を要請する施設に「劇場、観覧場、演芸場等」を挙げたことで、公開を延期する映画作品や公演中止が相
1日あたりの感染者数が、一時は約5800人に達していた東京都。最近は1千人程度まで減少し、「第5波」は収まりつつあるように見えます。ただ、繁華街への人出のデータを分析し、厚生労働省の専門家組織などに報告している東京都医学総合研究所の西田淳志・社会健康医学研究センター長は、「人々のあいだで『リスキーシフト』が起き、リバウンド(感染再拡大)につながることが心配」といいます。どういうことでしょうか。 ――最近、東京都などで新規の感染者が減っているようです。要因をどう分析しますか 報道では、「繁華街などへの人の流れが十分に落ちていないのに、感染者が減っている。これはおかしいのではないか」という見方も示されています。しかし、私たちの分析だと、それなりの理由があって感染者数は減っていると考えられます。 私たちは、とくに感染拡大につながりやすい深夜帯(午後10時~12時)の繁華街での滞留人口、つまり一定
政府が延長する方針の緊急事態宣言について、東京都は、変異ウイルスが急速に広がるなか予断を許さない状況だとして、延長後も今の対策を緩和せず人の流れを抑制する措置が必要だという立場で、休業要請の扱いなど今後の対応について政府と調整を進めています。 東京など4都府県の緊急事態宣言について、政府は来週11日の期限を今月31日まで延長する方針で、7日、正式に決定する見通しです。 都内の感染状況について、都の専門家は流行の主体が感染力が強い変異ウイルスに急速に置き換わりつつあるとして強い危機感を示しています。 小池知事は、6日、「まだ予断を許さない。緩める状況にあるとは考えていない」と述べました。 都は、延長後も今の対策を緩和せず、酒を提供する飲食店や大型商業施設への休業要請などを含めた人の流れを抑制する措置が必要だという立場です。 ただ、休業要請を続ける場合は、国による財政支援や対策の効果の見極めも
西村康稔経済再生担当相は22日のNHK番組で、新型コロナウイルス対策の人流抑制について「去年や今年の4、5月は大型連休を生かし、企業は休むということで対応した。そうした強い措置も選択肢の一つとして考えなければいけない」と述べた。「今ある法律の中で何ができるか工夫していきたい」とも語り、現行法の範囲内で対応を検討する考えを示した。 【写真】静岡県は「セルフロックダウン」を訴えた 西村氏は、全国知事会が求めている緊急事態宣言や「蔓延(まんえん)防止等重点措置」の全国適用について「どういう措置が自治体と連携して対応できるのか、国としての決意を示しながら措置を検討したい」と述べた。 政府のコロナ対策分科会の尾身茂会長は同じ番組で、人流がここ数日、また上昇傾向に転じたとして「これから夏休みが終わり活動が活発になる。今までより、もう少し強い対策を打たないと大変なことになる」と強調。「イメージとしては昨
『エルデンリング』を一度も攻撃せずクリアする方法が発見される。遺灰とNPCだけでデミゴッドを屠る褪せ人流のPルート 2月25日に発売され、3月には早くも世界累計出荷本数1200万本を突破を記録した『エルデンリング』。作家ジョージ・R・R・マーティンの手掛ける神話をベースに作られた、美しいファンタジーの世界を自由に冒険できる一方、難易度の高いアクションRPGとしても有名だ。 そんな難しい『エルデンリング』を、なんとたった一度も攻撃せずに攻略する褪せ人が現れた。フロムソフトウェアの作品をこよなく愛し、『ダークソウル3』では「大扉の盾(両手盾)」を使った侵入企画や、『エルデンリング』で早くも「レベル1攻略」を達成したIron Pineapple氏だ。 もちろん、『エルデンリング』のボスたちは某地下世界RPGのように対話して「みのがす」ことなど不可能。ただ誠心誠意、殺し合いをする他ないゲームだ。そ
さて、東京都議選で実質的な大敗を喫した自民党が、いよいよ五輪を無観客実施の方向に動かすようです。以下毎日新聞からの転載。 東京五輪 「全会場無観客」案が政府内に浮上 8日にも判断 https://mainichi.jp/articles/20210706/k00/00m/010/341000c 23日に開幕する東京オリンピックについて、政府内で全ての会場を無観客とする案が浮上した。これまで大規模会場や夜間に実施される一部競技を無観客にする調整をしていた。新型コロナウイルスの感染拡大を懸念する世論を受けて、方針転換が必要との見方が政府・与党内で強まっている。政府は、東京都や大会組織委員会などと8日にも5者協議を開き、観客の取り扱いを最終判断する方針だ。[…] 4日投開票の東京都議選で、自民党が事実上敗北したことを受け、党幹部は「世論には政府の新型コロナ対策への不満がある。科学的には一部無観客
日経の記事利用サービスについて 企業での記事共有や会議資料への転載・複製、注文印刷などをご希望の方は、リンク先をご覧ください。 詳しくはこちら 菅義偉首相は18日、東京・大手町の経団連会館を訪れ十倉雅和会長と会談した。新型コロナウイルスの感染拡大と人流を抑えるため、会員企業にテレワークの徹底を呼びかけるよう要請した。十倉氏は出勤者の7割を減らすという政府方針を改めて周知すると答えた。 首相は会談で「人流とクラスター(感染者集団)が職場で発生している。なんとしても食い止めなければならない」と述べた。事業者への協力金や雇用確保を支援すると説明し、「経済社会の回復への道筋をしっかり見いだす」と強調した。 政府は17日、変異ウイルスのインド型(デルタ型)の拡大を踏まえ、緊急事態宣言の対象地域を13都府県に広げると決めた。職場での感染も増えており、人流抑制にはテレワークの徹底が必要だと指摘している。
菅首相が「人流は間違いなく減少」と真っ赤な嘘! 東京駅前は昨年の1.8倍、大阪駅前も2.6倍、感染者減少も検査数が大幅に減っただけ 全国の重症患者が過去最多を更新しても、この男にはまるで危機感がないらしい。本日、菅義偉首相は、来週11日に解除期限を迎える緊急事態宣言の延長についてのぶら下がり取材に応じたが、そこでまたもデタラメな主張を口にしたからだ。 記者から「今回の緊急事態宣言はゴールデンウィークの短期集中を掲げておこなわれましたが、その効果についてどのように分析していますか」と質問されると、菅首相はこんなことを言い出した。 「あのー、大きな流れのひとつでありました、人流については、間違いなく減少していると考えています」 記者はさらに「感染者の数についてはどのように分析をしていますか」と質問を重ねたが、そこでもこう答えたのだ。 「あのー、きょうの数字はみなさんご承知だと思いますけども、人
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