信長の棺 上【電子書籍】[ 加藤 廣 ] 価格: 560 円楽天で詳細を見る 【あらすじ】 織田信長付の書記を務めていた太田信定(牛一)は、信長から恐ろしく重い長方形の箱5つを預けられ、各地の暦で混在している戦争の報告書を、統一するよう求められた。そこへ本能寺の変の報が入る。安土も戦場になると感じた牛一は、箱5つのほかに、自分が記録していた日記や史料も携えて清洲に避難しようと決意する。準備しているところに安土城の普請奉行から「天守指図」の図面も託される。 弟が住職を務める成願寺で箱を地中に埋めたあと、宿老筆頭の柴田勝家の元に赴くために北ノ庄へと向かうが、そこで何物かに捕まり監禁状態になる。10ヵ月過ぎてから解放されて待っていたのは、「大殿」と呼ばれている羽柴秀吉だった。この間清洲会議から賎ヶ岳の戦いを経て、天下人への道を歩んでいた秀吉は、牛一に記録者になるように命じる。 秀吉の追従本を書か