やっぱり良書でした、「幼児期の脳と発達」。 なかなか読み切れなかった「幼児期の脳と発達」、ようやく読了しました。 最後の第5章、たぶん荒井先生が最も強調したかったメッセージがすごく心に響いたのでこの本に関する記事の締めにしたいと思います。 頭を使った子育て、してますか? 先生が最終章で嘆いておられるのは、子育てのことを自分の頭を使って考えていない親が多い、ということ。 マニュアルに頼る、ハウツー本に頼る、…。 安直な答えを求めがちな子育ての風潮への厳しいお言葉がありました。 先日の記事で、視覚・聴覚・体性感覚刺激として入力してきた情報を縁上回や島で判断する、という話を書きましたが、 nao-chun.hatenablog.jp ここでの判断が帯状回経由で前頭葉へ送られる先は、前頭葉にある「まとまった運動・まとまった言語・意欲と意思決定」の三角形。 子どもの脳に入ってきた刺激に子どもが強い関