群馬県にある草津白根山の「白根山」では30日の夕方から火山性地震が増加しています。気象庁は火山活動が高まっていると考えられるとして、湯釜火口からおおむね1キロの範囲では噴火に伴う大きな噴石に警戒するよう呼びかけています。 湯釜付近では去年9月上旬ごろから火口の浅い部分の膨張を示す地盤の変化が観測されているほか、先月末には地下の熱水や火山ガスの動きを示すと考えられる火山性微動も観測されています。 気象庁は、火山活動が高まっていると考えられるとして、「火口周辺規制」を示す噴火警戒レベル2を継続したうえで、湯釜火口からおおむね1キロの範囲では噴火に伴う大きな噴石に警戒するよう呼びかけています。 草津白根山の「白根山」で火山性地震が増加していることを受けて、群馬県は草津白根山の山頂付近を通る国道292号線、「志賀草津道路」について、30日午後5時20分から火口湖に近いおよそ8.5キロの区間を通行止