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鞍手郡の検索結果1 - 21 件 / 21件

  • 十六神社 参道脇のクスノキの根元にまつられる庚申塔 福岡県鞍手郡鞍手町八尋 - 日々の”楽しい”をみつけるブログ

    鞍手町の八尋という地区に十六神社が鎮座します。神社のいりぐちに立派なクスノキがあります。その根元に庚申塔がまつられていました。 場所:福岡県鞍手郡鞍手町八尋 座標値:33.760716,130.659759 「尊」という文字のみが残っていますが、おそらく「庚申尊天」と刻まれていたと考えられます。 庚申塔にむかって右側面に「元禄十三庚辰天」の文字。 庚申塔にむかって左側面に「十一月吉日」の文字が刻まれています。 元禄十三年は、西暦1700年、干支は庚辰(かのえたつ)です。

      十六神社 参道脇のクスノキの根元にまつられる庚申塔 福岡県鞍手郡鞍手町八尋 - 日々の”楽しい”をみつけるブログ
    • 個人が自費で鉄道をつくった!? 福岡県鞍手郡-宮若市 JR宮田線 - 日々の”楽しい”をみつけるブログ

      福岡県の鞍手郡から宮若市にかけて、約90年間つかわれていた鉄道がありました。1901年2月13日から1989年12月23日まで使われていた、JR宮田(みやだ)線です。 場所:福岡県鞍手郡小竹町~福岡県宮若市宮田 2019年現在、宮田線の跡はほとんど残っていません。しかし、路線跡の一部にはホーム跡が残っていたり、鉄橋が残っていたりします。 今回の記事では、平成元年に廃止された宮田線が、どんな歴史をたどってきたのか、調べてゆきたいと思います。また今では廃駅となった筑前宮田駅についてもご紹介します。 誰が、どんな目的で鉄道をつくった? 鞍手郡宮田町(現:宮田市宮田)には貝島炭鉱とよばれる巨大な炭坑がありました。貝島炭鉱があった場所は、現代の地名でいうと宮若市宮田…という場所なのですが、昔の地名でいうと鞍手郡宮田町です。宮若市は合併してできた市で、ちょっと名称がややこしいので、自分自身の頭を整理す

        個人が自費で鉄道をつくった!? 福岡県鞍手郡-宮若市 JR宮田線 - 日々の”楽しい”をみつけるブログ
      • 六ヶ岳山頂(朝日岳)から眺める朝日 福岡県鞍手郡鞍手町大字長谷 - 日々の”楽しい”をみつけるブログ

        福岡県の宮若市、鞍手郡、直方市にまたがる六ヶ岳。六つの峰のうちのひとつである「朝日岳」は、とても見晴らしのよい場所です。高確率で、直方(のおがた)や鞍手の平地にただよう靄(もや)をみることができます。憶測ですが、彦山川や遠賀川の湿気が、靄をつくりだすきっかけになっているのかもしれません。大きな川がながれていない方向…朝日岳を基準に西側…をみると、あまり靄が発生していないことから、大きな川がこの幻想的な風景をつくってくれているようです。 鞍手郡-六ヶ岳山頂 2021年10月24日(日) 6時37分 下の写真は2020年12月下旬のものです。朝日がでる位置が、ずいぶん南寄りになっています。10月と12月の写真をくらべてみると、はっきり認識できます。 鞍手郡-六ヶ岳山頂 2020年12月27日(日) 7時34分 はるかかなたにみえる英彦山(ひこさん) 鞍手郡-六ヶ岳山頂 2021年10月24日(

          六ヶ岳山頂(朝日岳)から眺める朝日 福岡県鞍手郡鞍手町大字長谷 - 日々の”楽しい”をみつけるブログ
        • 永谷天満宮に祀られる珍しい七鬼神庚申塔 福岡県鞍手郡鞍手町永谷 - 日々の”楽しい”をみつけるブログ

          福岡県の鞍手郡に、とても珍しい「七鬼神庚申塔」がまつられていました。Google mapで永谷天満宮に投稿されている写真をながめていたら、「七鬼神」と刻まれた石塔がうつっていました。「これは見に行かねば」と思い、行ってみることにしました。 七鬼神庚申塔とは 七鬼神庚申塔は、『遠賀川-流域の文化誌-(香月靖晴著)』P.42-43に紹介されています。ここでは福岡県 直方(のおがた)市の植木という地区にまつられる七鬼神庚申塔が紹介されています。七鬼神が庚申塔であるという根拠については… ・植木では元日に七庚申詣りをする ・鞍手地方では正月七日を庚申の誕生日とし初庚申をする ・庚申さんは七人のお伴をつれている ・ 庚申さんに供養すると七倍にして返してくれる ・一年のうち庚申の日が七回ある七庚申の年はよいことがある …という云われが伝わっており、庚申が数字の七と関係が深いことが述べられています。 ま

            永谷天満宮に祀られる珍しい七鬼神庚申塔 福岡県鞍手郡鞍手町永谷 - 日々の”楽しい”をみつけるブログ
          • 永谷天満宮の鳥居わきに祀られる庚申塔 福岡県鞍手郡鞍手町永谷 - 日々の”楽しい”をみつけるブログ

            2022年4月25日の記事『永谷天満宮に祀られる珍しい七鬼神庚申塔 福岡県鞍手郡鞍手町永谷 - 日々の”楽しい”をみつけるブログ』でご紹介した庚申塔とは別に、永谷天満宮に、もう一基庚申塔が祀られていました。 鳥居のわきに、巻貝のような様相をした石塔がたっています。 場所:福岡県鞍手郡鞍手町永谷 座標値:33.799009,130.642450 正面をみてみると「庚申尊天」という文字が刻まれているのがわかります。 左右背面を確認しましたが、建立年月などの銘は確認できませんでした。しかし、今、写真をみかえしてみると、台座部分に文字が刻まれているのかどうか、じゅうぶんに現地で確認していなかったように思えます。もしかしたら、台座部分に建立年月の銘があるかもしれません。

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            • 炭坑による鉱害で一時よごれた西川ふきんを散策する 福岡県鞍手郡鞍手町室木 - 日々の”楽しい”をみつけるブログ

              福岡県を流れる遠賀川(おんががわ)の支流である西川は、鞍手郡鞍手町の室木(むろき)という地区で始まり、遠賀川の河口堰ふきん(座標値:33.890403,130.673018)で、遠賀川に合流しています。合流地点は遠賀郡の祇園町ふきんです。西川の全長は約16.5㎞です。 『遠賀川(香月靖晴著)』P.65-66、P79-80に、西川のことが紹介されています。これによると、西川の上流域には炭坑があり、その排水により泥土がたまったり、鉄が混じったりして、農業用水として使用できなくなっていたとのことです。 西川(鞍手町木月ふきん) たまった泥土を、どうにかして取り除きたいと地域住民は考え、泥を取り除く専用船を二隻まねいたそうです。しかし専用船の効果はとぼしく、なかなか西川に溜まった泥土はとりのぞけませんでした。1931年、昭和6年のことです。 住民の西川改善運動は続き、1933年から改修工事がはじま

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              • 八劔神社から剣岳山頂へ 福岡県鞍手郡鞍手町中山 - 日々の”楽しい”をみつけるブログ

                八劔(やつるぎ)神社から、八劔神社上宮がある剣岳山頂へと歩きました。以前の仕事場では、仕事帰りにときどき立ち寄った場所でもあります。ひと気が少なく、心安らぐ場所です。

                  八劔神社から剣岳山頂へ 福岡県鞍手郡鞍手町中山 - 日々の”楽しい”をみつけるブログ
                • カミサマのいる場所 福岡県鞍手郡新延 鎧塚古墳 - 日々の”楽しい”をみつけるブログ

                  剣神社の境内で発見された鎧塚古墳。剣神社の本殿に向かって左側に、木漏れ日の美しい杉林があります。その杉林のなかに、ポッコリと小さな丘をみることができます。これが鎧塚古墳で、正確には古墳群です。 場所:福岡県鞍手郡鞍手町新延 座標値:33.789290,130.663955 鎧塚古墳の祠 写真の墳丘から周囲をみわたすと、杉林のなかに祠が見え、たしかにほかにも古いお墓があることが確認できます。お墓の上に祠が祀られているのは、よく考えてみると奇妙な感じがします。祠は神さまを祀ったもので、死者を弔ったものの上に建てられるものではないからです。 草木に埋もれるように祠がみえる 昔のひとは、古墳を単なる死者を埋葬するためだけの施設としてとらえていたのではなく、そこに神聖な意味(亡くなったかたが神となり、そこに鎮座している…など)を込めたのではないかと想像できます。 写真を撮影した日は強い日差しにもかか

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                  • 自然を崇拝する場所 福岡県鞍手郡長谷 - 日々の”楽しい”をみつけるブログ

                    福岡県の鞍手郡と宮若市にまたがる標高338.9mの六ヶ岳(むつがたけ)。その六ヶ岳のふもとに妙見社(みょうけんしゃ)があります。 妙見社の祠 場所:福岡県鞍手郡鞍手町長谷 座標値:33.755115,130.681138 古代中国では北極星が天の神様とみなされ、その考え方が仏教とあわさり、北極星と菩薩がくみあわされるようになりました。 妙見という言葉は「善悪や真理をよく見通すもの」という意味があり、この言葉が天測航行などで道標となる北極星とつながったものと考えられます(参照:妙見菩薩 - Wikipedia) 六ヶ岳のふもとにあるこの妙見社は、もともとは北極星をあがめる場所であったのでしょうが、おそらく六ヶ岳自体をご神体とし、六ヶ岳を拝むために、この場所に祠が建てられたと想像します。 小川をはさんで、この社と反対岸には、祠を拝むための建物が建てられています。しかし社は建てられていません。社

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                    • 防火水槽がある広場にまつられる二基の庚申塔 福岡県鞍手郡鞍手町新延本村 - 日々の”楽しい”をみつけるブログ

                      福岡県 鞍手(くらて)町の新延(にのぶ)という地区で、たまたま庚申塔がまつられているのを見つけました。新延の本村という地区で、県道55号線から西へむかうと下の写真のような三叉路があり、写真右奥へとすすむと、防火水槽がある広場に二基の庚申塔がまつられています。 場所:福岡県鞍手郡鞍手町新延 座標値:33.792865,130.665570 庚申塔に刻まれている文字は見えにくくなっていますが、下図のように刻まれていると推察しました。建立年や庚申講のメンバーなどの銘は土台部分に確認できました。 猿田彦大神の庚申塔 二基の庚申塔にむかって右側の庚申塔には「猿田彦大神」と刻まれており、建立年の元号は読み取ることができませんでした。江戸期の「□□二年」で、干支に「戌(いぬ)」がつく年は、どの時期なんだろうと調べましたが、「戌」のつく年は複数個あり、建立年を推察することが困難でした。 「酉月」というもの

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                      • 明治時代につくられた嘉麻川橋梁(かまがわきょうりょう) 福岡県鞍手郡小竹町大字赤地 - 日々の”楽しい”をみつけるブログ

                        福岡県鞍手郡小竹町と、直方市丸山町との境を流れる遠賀川に架かる『嘉麻川橋梁(かまがわきょうりょう)』を訪ねました。筑豊の近代遺産をネット上で調べていると、この橋を見つけることができました参照。書籍だけでなく、ネットでも工夫をして検索してみると、まだまだ知らない史跡がみつかります。 場所:福岡県鞍手郡小竹町大字赤地 座標値:33.731323,130.723658 嘉麻川橋梁は、平成筑豊鉄道伊田線の直方駅と赤池(あかぢ)駅との間にある、全長約221.2mの橋です参照。。 嘉麻川橋梁がつくられたのはいつ? 田川方面から北九州方面への石炭を搬出する目的で、1893年(明治26年)に下り線が敷設されました。その16年後の1909年(明治42年)に上り線が敷設されました参照。建設当時、伝染病の流行、水害の発生、資金難などがかさなり、難工事でした参照。 こちらの記事に1919年頃の嘉麻川橋梁の写真が掲

                          明治時代につくられた嘉麻川橋梁(かまがわきょうりょう) 福岡県鞍手郡小竹町大字赤地 - 日々の”楽しい”をみつけるブログ
                        • 貴船神社の境内に祀られる八基の庚申塔 福岡県鞍手郡小竹町勝野 - 日々の”楽しい”をみつけるブログ

                          長崎街道沿いにある貴船神社の鳥居そばに二基、境内に八基の庚申塔が祀られていました。二基の庚申塔については、前回の記事でご紹介しました。今回の記事では境内に集められている七基の庚申塔についてご紹介します。一カ所に集められているため、座標値もひとつだけ記載しておきます。 場所:福岡県鞍手郡小竹町勝野 座標値:33.688248,130.711817 赤色屋根の祠をはさんで右側に七基の庚申塔、左側に一基の庚申塔が確認できます。 庚申塔群に向かって、右側から順番にご紹介します。現在確認できる文字のみを以下に書いていきます。 ①申祭壇 ②興玉神 ③田彦大 ④庚申塔 四十 ⑤幸神祭壇 ⑥猿田彦大神 ⑦申祭壇 ⑧田大 だいぶ風化が進んでおり、文字の一部が完全に消えてしまっている庚申塔もあります。

                            貴船神社の境内に祀られる八基の庚申塔 福岡県鞍手郡小竹町勝野 - 日々の”楽しい”をみつけるブログ
                          • 貴船神社の鳥居そばに祀られる二基の庚申塔 福岡県鞍手郡小竹町勝野 - 日々の”楽しい”をみつけるブログ

                            福岡県鞍手郡の小竹町に貴船神社があります。貴船神社境内に、たくさんの庚申塔が祀られていました。 鳥居のそばに二基、本殿そばに八基の庚申塔が祀られているようです。今回の記事では鳥居そばの二基の庚申塔をご紹介します。 二基の庚申塔は、近い場所に祀られているので、座標値はひとつだけ示しておきます。 場所:福岡県鞍手郡小竹町勝野 座標値:33.688101,130.712066 猿田彦大神と刻まれた庚申塔の裏側には、明治三十六年(西暦1903年)の文字がみえます。さらに六月吉日の文字も、かろうじて見えます。 もう一基の庚申塔は”庚申塔”とは書いたものの、銘はみえず、おそらく庚申塔と思われる石塔です。

                              貴船神社の鳥居そばに祀られる二基の庚申塔 福岡県鞍手郡小竹町勝野 - 日々の”楽しい”をみつけるブログ
                            • 巨大な灯籠をのせた狛犬 福岡県鞍手郡鞍手町 中山 - 日々の”楽しい”をみつけるブログ

                              場所:福岡県鞍手郡鞍手町大字中山 座標値:33.775343,130.685602 ちいさな狛犬の頭の上にのせられた巨大な灯籠。八剣神社参道脇にて。

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                              • 長崎街道 小竹の龍徳屋跡 福岡県鞍手郡小竹町勝野 - 日々の”楽しい”をみつけるブログ

                                もともと無名だった集落だった小竹(こたけ)が、1713年の事件をきっかけに、一躍有名となりました。そして長崎街道の休憩所として栄えるようになりました。その事件が「竹藪騒動」と呼ばれるものです。鹿児島から江戸へ荷物を運んでいた薩摩藩の一行が、小竹で賊に襲われました。一行の家来が賊を返り討ちしましたが、痛手を負った家来は、小竹の有力者 龍徳屋で療養してもらいました。薩摩藩主が、この謝礼に小竹龍徳屋を「小休み処」に定めました。参勤交代の際は、小竹の龍徳屋に泊まるひとが増え、小竹は宿場町として栄えました。 現在の小竹の長崎街道の風景と、龍徳屋があった場所を下の写真でご紹介します。 場所:福岡県鞍手郡小竹町勝野 座標値:33.687235,130.711703 龍徳屋跡である酒店の壁に、竹藪騒動の詳細が記されていたので、以下、そのままご紹介します。 小竹の長崎街道で起きた竹藪騒動 小竹の文化財を守る

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                                • ウマノアシガタ 福岡県鞍手郡鞍手町大字中山 - 日々の”楽しい”をみつけるブログ

                                  場所:福岡県鞍手郡鞍手町大字中山 座標値:33.775681,130.685834 福岡県の鞍手町にある八劔神社境内でみつけた黄色い花。完全に開花はしておらず、少しだけ開花した様子が、ちょっと背をまるめたような感じの小さな花です。何という名前の花なのかわからず調べてみると、おそらく「ウマノアシガタ」なのではないかという情報にいきあたりました参照。 ウマノアシガタ 日本全国でみられるいわゆる”雑草”です。きれいな見かけに反して有毒の植物で、あやまって食べてしまうと”腹痛や下痢、嘔吐などの症状が現れる”のだそうです。 花の中心部にはたくさんの雄しべがぎっしり。さらに雄しべの内側には雌しべもぎっしりです。 葉は根生葉が長い柄のある掌状に3-5裂した単葉で、茎の中程には柄の短い掌状の葉がつき、茎の上部には線状の小さな葉がつく参照-Wikipedia ウマノアシガタ- 複数に分かれた葉と、線状の葉と

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                                  • 「ヒメジョオン」とみわけが難しい「ハルジオン」 福岡県鞍手郡鞍手町 古門 - 日々の”楽しい”をみつけるブログ

                                    だんだん暖かくなり春の花をよくみかけるようになりました。写真はハルジオン。4月から5月に花をさかせます。 ハルジオン 場所:福岡県鞍手郡鞍手町大字古門 座標値:33.809967,130.658931 ハルジオンは、夏に紫の花をさかせる紫苑(しおん)という花に似ており、「春にさく紫苑」ということで「ハルジオン(春紫苑)」と名付けられたそうです。 参照:『雑草のはなし~見つけ方、たのしみ方~ (中公新書)』Kindle位置番号387 いっぽうで、ハルジオンととてもよく似た花で「ヒメジョオン」があります。私はこの写真をとっているとき、この花をヒメジョオンとかんちがいしていました。調べてみるとヒメジョオンは”5月から7月に咲く”ということなので、3月時点ではおそらくヒメジョオンの花はさいていないと考え、この花はハルジオンと判断しました。 参照:『新・雑草博士入門』P130 「ハルジオン」と「ヒメ

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                                    • 何度訪れても美しい六嶽(むつがたけ)神社 境内風景 福岡県鞍手郡鞍手町 室木 - 日々の”楽しい”をみつけるブログ

                                      日本書紀のなかでは、宗像三女神が地上に降臨したと書かれているのが、福岡県鞍手郡にある六ヶ岳(むつがたけ)です(参照:Wikipedia-宗像三女神)。六ヶ岳はその名前のとおり、六つの峰からできています。六つの峰のうちのひとつに、「崎門(さきと)の峰」があり、ここに宗像三女神が降臨したと伝えられます。 その六ヶ岳山頂から北西約2㎞のところに、「郷社 六嶽(むつがたけ)神社」が鎮座します。 六嶽神社の場所:福岡県鞍手郡鞍手町 大字室木 宗像三女神ゆかりの地であるために、ここ六嶽神社の祭神として宗像三女神(田心姫命、湍津姫命、市杵島姫命)が祀られています。 六嶽神社には数度訪れていますが、いつも境内が美しく整えられています。境内の落ち葉は綺麗に掃除され、下の写真のように参道には枯れ木なども落ちていません。よく手入れがされているのが感じられます。 参道は杉林のなかを一直線に走っています。参道の脇に

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                                      • 須賀神社にまつられる庚申塔 福岡県鞍手郡鞍手町木月 - 日々の”楽しい”をみつけるブログ

                                        福岡県鞍手郡鞍手町の木月という地区。西川という川のすぐそばに、須賀神社が鎮座しています。神社周辺の道路はとても狭く、車一台がやっと通れるほどの幅です。そのため、須賀神社の西側の流れる西川そばの道路に路駐させていただき、徒歩にて須賀神社まで参拝しました。須賀神社を訪れたのは、Google mapに登録されている写真に、庚申塔らしき石塔が写っていたためです。 須賀神社の本殿にむかって右側に、おそらく庚申塔と思われる石塔が祀られています。しかし石塔の正面部分は剥落し、文字は確認することができません。両側面に刻まれる文字は読むことができました。 碑面 碑面(建立年) (剥落し確認できず) 宝暦六年 建立年 干支 干支読み方 1756 丙子 ひのえね 場所 座標値 福岡県鞍手郡鞍手町木月 33.8130798,130.6738281

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                                        • 剣神社ちかくの畑に祀られる庚申塔? 福岡県鞍手郡鞍手町新延 - 日々の”楽しい”をみつけるブログ

                                          福岡県 鞍手町新延(くらてまちにのぶ)の剣神社ちかくに庚申塔が祀られていました。石塔表面には「庚申塔」や「猿田彦大神」などの文字は確認できませんが、おそらく庚申塔だと思います。剣神社本殿から南東約140mの地点で、畑の一画です。 場所:福岡県鞍手郡鞍手町新延 座標値:33.788232,130.665096 巻貝のような特徴的な形状をしています。このような形に加工されたでしょうか、長い年月をかけて風雨に浸食されて、このような形になったのでしょうか。福岡県の庚申塔のなかには、ときどき、このような形状のものをみかけます。 外見からからは、浸食作用によるものなのかなと想像されます。 岩がこのような形に浸食されるには、どんな性質が関連するのか調べてみました。すると可能性として、「砂岩(さがん)」と「泥岩(でいがん)」で構成された岩が関連することがわかりました*1。この石塔が砂岩、泥岩でできているか

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                                          • メタセコイアの森 福岡県鞍手郡鞍手町大字長谷 - 日々の”楽しい”をみつけるブログ

                                            場所:福岡県鞍手郡鞍手町大字長谷 座標値:33.7525983,130.6778915 福岡県宗像地方の鞍手町室木と宮若市龍徳に跨る標高338.9mの六ヶ岳(むつがたけ)。その六ヶ岳にのぼるための登山口のひとつ…長谷登山口から羽衣の峰を経由して旭岳へとのぼるルートの途中に、「メタセコイアの森」という場所があります。 その場所にはメタセコイアが…私がみたところ…4本ほどありました。メタセコイアは「生きている化石」とも称されるめずらしい植物で、北半球で化石でのみ、みられるのみでした。1946年に中国で現存が確認され、1948年にアメリカ人が中国からもちかえった苗が、のちに日本にもくばられたそうです参照。 これらのメタセコイアも、その中国の苗の子孫なのだと考えられます。 「メタ」→「のちの、変わった」 「セコイア」→「常緑種の樹の一種」 「メタセコイア」が、セコイアという種類の樹に似ていたために

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