新楊とは、白楊とかアスペンなどと呼ばれるもので、ポプラのことだ。 安価で見た目が白くてきれいなので、巷に流通する割り箸のほとんどはこれらしい。 匂いと味の特徴◆ ちょっとすっぱい感じの匂い。古くなった食用油の匂いに似ている。味もそのまま、古い油の匂いの味。自己主張が強いと言えば強いのだけど、嗅ぎなれているので、「あ、割り箸の匂いだ」と思う。実家に例えるとまさに自分の実家という感じ。見慣れた安心感がそこにはある。 割り箸ナンバー2:エゾ松 北海道より北に自生する針葉樹。 色が白くてきれいなので、そこそこ流通しているらしい。色は新楊に似ているけれど、木目がかなりはっきりしている。 匂いと味の特徴◆ 製材所の木の匂いがする。よくかぐと製材所の奥の奥からかすかに習字の墨の匂いが漂ってくるけども製材所の木の匂い。味はティッシュペーパーを口に入れたときの味がする。実家に例えると、友達の実家だろうか。子