カシオ計算機が6日、ついにスマートウォッチを発表した。想像以上に異様だ。そして近未来的でもある。よって本稿は、わたしがお正月休みにはまった近未来SFアニメ「サイコパス」禾生壌宗局長を意識した口調でお届けする。 製品名は「Smart Outdoor Watch WSD-F10」。Android Wear OS搭載スマートウォッチでありながら、5気圧防水、MIL規格(米軍採用基準)の耐環境性能を備える製品だ。3月下旬発売で、予想実売価格は7万円。 カシオが設定したカテゴリーはスマートアウトドアウォッチ。スマートウォッチは汎用機であるという発想を逆転させ、野外専用ギアを開発した。 カシオファンの期待にこたえるヘビーデューティなスペック、画面に仕込んだ二層液晶のギミック、すいすい高速動作するインフォメーションセンターなど心惹かれる点の多い製品だが、まずはバッテリーの話から始めよう。 時刻を常時表示