私が職場で、リーダーのカサキさん(仮名)と、きわめて日常茶飯事的社会の潤滑油的、毒にも薬にもならない無難会話をしようと試みていたときの話です。 何の印象にも残らない薄くて軽くて、おかげで絶対に胸焼けしないあっさり会話を順調に積み重ねることが、社会人として当然のたしなみであろう、と私は信じております。テクニカルに無難会話の数をこなすことで、常識的で穏やかなニッポンのオトナになれるはずだし、なってやるぜ、エイエイオー。 「うー、今日はなんか、寒いっすねえ。こう冷え込むと、温泉行きたい気分になるなあ」 気温や天気の話をするのは、世間話の基本中の基本ですし、温泉に行きたがっている日本人は全体の九割程度いるはずですから、この切り出しはまさにセーフティ。会話が無難で平凡で安全にしか進まないことが約束されているようなものです。私は自分が身に着けた着実なテクニックを、内心で大絶賛しておりました。 「温泉い
入浴、食事、子供遊園地(入園料込み) 男女別(内湯1、露天1)、家族露天風呂1 シャンプー・セッケンなし ※2013.08 閉鎖していた模様 5月、宮城の県南、七ヶ宿ダムの奥にある小さな遊園地、子供天国・天使ランド内にある日帰り温泉「天使ランドの湯」にやって来ました。国道(R113)から折れ、ダムの奥に架かる橋を渡ると、そこは急激にパラダイス、何やら賑やかな気配でいっぱいなのです。と、入口には「天使の温泉、女性子供に大人気、7つの露天風呂」の看板が大々的に掲げられ‥。んー、不安な気持ちがより一層増幅させられ、思考回路が耐えられずにプツン。もう観念します、好きにしてください。 ‥当時はネットにも雑誌にも、ここの温泉の情報が全く無くて、ビクビクしながら突撃したんです。 何しろ、子供天国がメインなのか、温泉がメインなのか分からないような、とにかく色んな物がありますな~、ここには。しかも間が悪いこ
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