若いころ、「何食べたい?」と聞かれたときに、ぼくは必ず「ビーフストロガノフ」と答えていました。 友達の家で友達のオカンに「何食べたい?」と聞かれると「ビーフストロガノフ」、初デートで彼女に「お昼何食べる?」と聞かれると「ビーフストロガノフ」、カミさんに「今日何食べたい?」と聞かれると「ビーフストロガノフ」。 要するに、ぼくの鉄板ネタでした。ウケたことないけど。 なぜにビーフストロガノフだったのか なぜ、ぼくは「何を食べるのか?」と聞かれたときに「ビーフストロガノフ」と答えるようになったのか。これはまったく覚えていません。ただ、自分の中で語感をオモシロがってたのは覚えています。 だって面白くない? 「ビーフ」とかいつも使うような言葉のあとにいきなり「ストロガノフ!」て。一体なんやねんストロガノフ。「カルノフ」か。 いつどこでその言葉を頭にインプットしたのか、これまたまったく覚えてないんですけ