株式会社日立システムアンドサービス(本社:東京都港区、執行役社長:林 雅博/以下、日立システム)は、Amazon Web Services(以下、AWS)が提供するクラウド・ストレージ・サービス「Simple Storage Service」(以下、S3)を1月12日から渋谷駅周辺で実施しているエリアワンセグの実証実験の映像コンテンツを管理するストレージサービスとして採用しました。 エリアワンセグの実証実験の映像コンテンツを格納するストレージサービスとして、AWSのSimple Storage Service(以下、S3)を採用しています。これまでは同様なシステムにおいて、映像コンテンツを格納するストレージを、専用ディスク装置として購入またはレンタルし、お客様設備またはデータセンター等に設置する必要がありましたが、AWS S3といった「パブリッククラウド(*1)」のサービスを用いることで必
最近は、Amazon社の顧客がElastic Computing Cloud(EC2)で抱えているパフォーマンスの問題がかなり話題になっている。 その発端となったのが、Javaコミュニティーで発言力の大きいAlan Williamson氏だ。同氏は、自身がEC2を3年間利用した感想を興味深く解説している。 Williamson氏によると、Amazon社はEC2の利用者を集めすぎており、現在はクラウドがあまりに混雑しているため、内部ネットワークで深刻な待ち時間が発生し、それが複数の仮想マシンに常駐する多層アプリケーションのパフォーマンスに影響を与えているという。 別のAmazon社の顧客で、OleOle.com社最高技術責任者(CTO)のDavid Mok氏は意見が異なり、パフォーマンスの全体的な低下はクラウドを支える物理ハードウェア(が搭載するCPU)の差によるもので、クラウドプラットフ
Forrester Research, Inc. ジェームズ・スタッテン プリンシパル・アナリスト クラウドコンピューティングを語る上で最も難しいのは、真の姿を定義することだ。どのようなカテゴリーのサービスが存在し、ビジネスモデルは何で、企業にとってどのようなメリットがあるのだろうか。 フォレスターはクラウドコンピューティングを、「標準化されたIT能力(サービス、ソフトウエア、インフラストラクチャ)を、インターネット技術を使って、従量課金制、セルフサービス方式で利用者に提供するもの」と定義する。従量課金制とは、利用者がサービスを利用する上で長期契約を結ぶ必要がないことを意味する。セルフサービスとは、利用者は自動化されたツールを使うだけでサービスを始められ、人を介したり、電話窓口に連絡したり、サービスチケットを買ったりする必要がないことを指す。 米国立標準技術研究所(NIST)はクラウドサー
「Cloud Computing Use Cases Whitepaper」という文書が公開されています。クラウドを企業やエンドユーザーが利用する場合、どのような利用形態や構成が考えられるのか、といったユースケースを包括的にまとめたドキュメントです。 作成したのはCloud Computing Use Case Discussion Groupで、その中心メンバーは、あの「Open Cloud Manifesto」のメンバー。とりまとめ役をIBMのDoug Tidwell氏が行っています。議論は、グーグルグループに設けられた「Cloud Computing Use Cases | Google Groups」で行われていました。 ドキュメントはクリエイティブコモンズの「表示-継承」でライセンスされており、商用利用や二次的著作物の作成などが可能になっています(そこで、このエントリにも同様のラ
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