STAP(スタップ)細胞の論文が不正とされた問題で、理化学研究所の小保方(おぼかた)晴子ユニットリーダー(30)は7日、大阪市内で9日午後に記者会見すると、代理人を通じて発表した。 捏造(ねつぞう)や改ざんを認定した理研調査委員会の最終報告書に対して8日に不服を申し立て、会見で一連の問題について説明する。小保方氏の会見は、1月末の論文発表後初めて。 代理人の三木秀夫弁護士によると、小保方氏は7日、体調不良で入院した。申し立てでは「理研の研究不正の規定に該当しない」として、再調査と不正認定の撤回を求め、会見には病院から外出して出席する予定。 小保方氏は、調査委から受けた聴取について「イエスかノーかの質問が多く、説明しようとすると遮られた」と話しているといい、三木弁護士は「結論ありきの調査だ」と述べた。 小保方氏は「自らのミスでこのような事態になったことは申し訳ないが、捏造、改ざんにはあたらな