2015年のクライマックスシリーズも第一ステージを終え、いよいよ日本シリーズをかけたファイナルステージを迎えることとなる。 クライマックスシリーズが始まり、レギュラーシーズンの消化試合が減り、最後まで楽しませてくれるようになったこと、2006年のまだプレーオフと呼ばれてた時代の斉藤和巳の涙など、クライマックスシリーズがもたらしたものは多大なものである。 ただ、やはり私はいまだにクライマックスシリーズは反対である。その理由は単純に、リーグの2位、3位が日本一になるということが腑に落ちないということである。 たとえば2010年。ロッテがレギュラーシーズン3位からクライマックスシリーズを勝ち上がり、勢いそのままに日本一まで駆け上がり、史上最大の下克上と謳われた。 たしかにこの年のロッテのポストシーズンでの戦いには感動させられたが、レギュラーシーズンでの140試合以上の戦いでしっかりと決着がつけら