FX投資のための、パソコン向けやスマホ向けのさまざまな取引ソフトが開発され、個人投資家でも、プロに近いトレード環境を利用できるようになり、FX中毒者まで生み出している。なぜFXはこんなにまで人を惹き付けるのか。 金融先物取引業協会のまとめでは、国内のFX口座数は2008年3月末の142万口座から2011年12月末には440万口座と、この4年足らずで3倍以上に膨らんでいる。市場への参加者は、右肩上がりで増え続けているのだ。 電車の中でスマートフォンの画面に釘付けとなってつい下車駅を乗り過ごし、遅刻してしまう人、会社のトイレで取引に夢中になってなかなか出てこない人、仕事に身が入らず、会議中も机の下でこそこそ売買している人などは、あなたの身の回りにもいるのではないか。 では、なぜFXはこんなにも“中毒性”があるのか。 まず、世界の為替マーケットは、週末を除けば24時間開かれているため、日中仕事で
津市教育委員会は18日、同市内の公立小学校の男性校長(54)が自殺していた、と発表した。男性校長は校内でいじめ問題の対応をしていたが、同市教委は「いじめ対応と校長の死亡の因果関係は不明」としている。 市教委などによると、校長は16日に同市内の自宅近くの山中で遺体で見つかった。死亡推定時刻は15日午後8時ごろとみられる。15日午後に外出し、行方が分からなくなっていたという。県警は、体に外傷がないことなどから自殺とみている。遺書などは見つかっていないという。 市教委や学校によると、今年4月下旬、同校の女子児童が「仲間はずれにされ、学校に行きたくない」と訴えるようになり、その後、しばらくは遅刻して登校していたという。校長は担任教諭の相談に乗り、家庭訪問など保護者の対応にも当たっていた。 6月下旬には児童は普通に登校できるようになり、今月13日には県教委から派遣されたカウンセラー同席で、保護
1984年、福島県いわき市生まれ。東京大学文学部卒。同大学院学際情報学府修士課程修了。現在、同博士課程在籍。福島大学うつくしまふくしま未来支援センター特任研究員。専攻は社会学。学術誌のほか、「文藝春秋」「AERA」などの媒体にルポ・評論・書評などを執筆。 著書に『漂白される社会』(ダイヤモンド社)、『はじめての福島学』(イースト・プレス)、『「フクシマ」論 原子力ムラはなぜ生まれたのか』(青土社)、『地方の論理 フクシマから考える日本の未来』(同、佐藤栄佐久との共著)、『フクシマの正義 「日本の変わらなさ」との闘い』(幻冬舎)『「原発避難」論 避難の実像からセカンドタウン、故郷再生まで』(明石書店、編著)など。 第65回毎日出版文化賞人文・社会部門、第32回エネルギーフォーラム賞特別賞。 開沼博 闇の中の社会学 「あってはならぬもの」が漂白される時代に 不法就労外国人、過激派、偽装結婚プロ
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