日経の社説から です。 惨事は八世紀のイスラム教イマーム(導師)を悼むシーア派市民の巡礼の列の中で起きた。現場となった橋で自爆テロリストがいるとの流言飛語が飛び交い、大混乱、逃げまどう人たちが圧死したり、川に飛び込み水死したという。 意味としては、デマですが、四字熟語を使うことでことの重大性を表現出来ています。それ以上に、意味の微妙なテイストがあるのでしょうか。実例で見てみましょう。 清水幾太郎は、一九三七年に発表された『流言蜚語』のなかで、流言蜚語を「潜在的公衆」による「潜在的輿論」と定滋する。 と、そのものずばりの定義が一つありました。公衆に対する影響があって、始めて流言蜚語ということになります。 もっとも、 demagogue: a political leader who tries to win support by using arguments based on emoti