ねじれ曲がった樹木が連なる神社の境内。吹き抜ける初夏の風で樹林がざわざわと音を立て、野鳥が美声を奏でる。木漏れ日が降り注ぐ参道を歩いた先に池が現れた。 スキューバダイビングの名所で、駿河湾に面した伊豆半島西部の“付け根”から海に突き出す独特な地形の大瀬崎(静岡県沼津市)。その先端にある大瀬神社の「神池(かみいけ)」は、上空から見るとまるでイヤリングのよう。周囲を海に囲まれた池にはコイやフナなどが泳ぐ。不思議なことに、水源もない海辺の池は淡水で満たされている。 海抜1メートルにある神池の直径は約100メートル。海からの距離は近い所で約20メートルしかなく、ビャクシンの樹林に包まれている。透明度は低く、どちらかというと濁っている印象。水を口に含んでみると全く塩っ気はなかった。 23年間、池を見守っている大瀬神社の野村芳照宮司(59)は「ここは神が宿る池。環境破壊の恐れもあり調査は行っておらず深
まつい・ただみつ/1949年生まれ。73年東京教育大学(現・筑波大学)体育学部卒業後、西友ストアー(現・西友)入社。92年良品計画へ。総務人事部長、無印良品事業部長を経て2001年社長に就任。08年から務めた会長を15年5月21日に退任、現職。 良品計画名誉顧問 松井忠三 「無印良品」を展開する良品計画が、一時38億円の赤字抱えるまでに低迷した2001年に社長になった松井忠三氏。立て直しを図るため、社内業務から店舗業務まで、仕事のすべてを「仕組み化」してマニュアルを整備、業務を見える化する企業改革を断行し、結果、良品計画の業績はV字回復を遂げた。この「仕組み化」はいまや良品計画の経営の代名詞となっている。経営改革とそれを支えた経営哲学とは。 バックナンバー一覧 「無印良品」ブランドを展開する良品計画には、1991年に西友から出向して以来、24年を過ごし、2015年に退社した。 2001年1
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く