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ブックマーク / ourworld.unu.edu (6)

  • 原子力に代わるエネルギーを求めて - OurWorld 日本語

    は原子力エネルギーと「複雑な関係」にある。まず、日は核兵器による唯一の被爆国として、原子力との関わりでこのうえなく暗い過去を背負っている。 だがその一方で、日はエネルギー需要の約30%を原子力に依存している(電源別の発電電力量の割合による)。気候変動やピークオイル問題への懸念が高まる中、日は持続可能な将来に向けてどのような選択肢があるのかについて考える必要がある。 映画監督の鎌仲ひとみ氏は一連のドキュメンタリー映画でこの問題を追究してきた。最新作『ミツバチの羽音と地球の回転』は彼女の旅がどこまで来たかを伝えるものだ。 増え続ける原子力発電所の数 第二次世界大戦を終結させた広島と長崎の原爆投下の記憶が生々しく残る当時、日人は当然のことながら原子力の急速な利用拡大に抵抗感を抱いた(この感情は今日でもなお根強い)。 しかしながら、国を建て直すと共に、人口増加に伴って高まるエネルギー需

    原子力に代わるエネルギーを求めて - OurWorld 日本語
  • 大いなる転換点 (脱炭素社会へ) - OurWorld 日本語

    21世紀を定義する言葉があるとすれば、「石油の終焉」だろう。しかも、石油だけではない。私たちは、今後数十年で世界中の主要なエネルギー鉱物の埋蔵分が枯渇するかもしれないという見通しに直面している。これは未来の産業文明にとっては大きな打撃である。 Association for the Study of Peak Oilが世界で最も著名な石油地質学者100名に調査を行ったところ、その大多数が世界の石油生産量は2010年から2020年の間にピークを迎えると考えていることがわかった。さらに「ピーク」は一般的なベル型カーブを描くというよりは、大きな凹みのある長い稜線を描くだろうことも判明した。 すでにピークは過ぎたかもしれないというデータもある。2004年までは世界の石油産出量は継続的に上り続けていたが、その後2008年まで水平状態となった。そして2008年7月から8月にかけて、世界の産出量は1日約

    大いなる転換点 (脱炭素社会へ) - OurWorld 日本語
    sgtb
    sgtb 2010/10/23
  • 気候変動の懐疑論は昔からある問題 - OurWorld 日本語

  • 街ぐるみで低エネルギー化 - OurWorld 日本語

    石油生産がピークに達した後、どれほどの勢いで生産量が減少していくのか?この疑問に対して経験的予測をする者も中にはいるが、正確な答えを出すことは誰にもできない。 楽観的な見方では、石油生産は何十年も安定した状態を保ちながら、穏やかな減少曲線を描いていくと予測される。この場合、経済を見直したり、現在の私たちの生活様式を改めたりするのに十分な時間があると考えられる。 その一方で悲観的な見方もある。石油生産は急激に減少し、昨今の経済危機や不況がさほど深刻ではなかったと思えるほど、経済が大打撃を受けるという考え方だ。 いずれにしろ私たち人類には行動計画のようなものが必要なことは明らかだ。来るべき世界に対し、先を見越して対処せねばならない。石油価格の高騰と採取量の減退が起きることで、気候変動を気にせずに二酸化炭素を気軽に排出することができない世界が必ずやってくるのだ。 リーダーに従え 今月から始まった

    街ぐるみで低エネルギー化 - OurWorld 日本語
  • 欧州の再生可能エネルギー社会への道筋 - OurWorld 日本語

    欧州連合(EU)は、2050年までに温室効果ガス(GHG)排出量を1990年のレベルから80%削減するという大胆な目標を掲げているが、その実現性を疑問視する声が多く上がっている。 しかし、2010年4月に発表されたある研究によると、現在ヨーロッパ諸国に住む人々が享受しているエネルギー関連サービスを損なわずにこの目標を達成することは可能だという。欧州気候基金(ECF)は、エネルギー関連企業、コンサルタント会社およびNGOの専門家らと協力して、「ロードマップ2050:ヨーロッパにおける繁栄と低炭素社会実現のための実用的ガイド」と題した報告書をまとめた。 「研究結果は驚くべきものでした」とECFの政策・運輸プログラム担当部長のマーティン・ロコール氏は述べている。先日ベルリンで開催した「大転換-環境保護経済へ」(Great Transformation – Greening the Economy

    欧州の再生可能エネルギー社会への道筋 - OurWorld 日本語
    sgtb
    sgtb 2010/08/12
  • しくみ解明:海洋エネルギーの波 - OurWorld 日本語

    人類が化石燃料から脱却したとき、新たな選択肢として海のさまざまな再生可能エネルギーが活用されることになるだろう。「マリン・エネルギー」とも呼ばれる海洋エネルギーとは、潮力や波力などの海洋の動きを発電に利用する工学技術である。 UK Renewablesが発行したWorld Offshore Renewable Energy Report 2002-2007(世界の海洋再生可能エネルギー2002-2007)によれば、波力には全世界の総電力消費量に相当する1,000-10,000ギガワットの電力を作り出す将来性がある。 しかし、海洋エネルギーの可能性は証明済みなのにもかかわらず、多くの国々はいまだに実績のない二酸化炭素と格闘する技術を追求しつづけている。中でもよく知られているのが、炭素隔離技術(CCS: 炭素回収貯留技術)だ。 盛衰の歴史 初代の海洋エネルギー技術は100年以上前に開発されてい

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