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2016年4月4日のブックマーク (1件)

  • 青年空海の見た風景。高知県「新村不動堂」の青い空と海

    真言宗を開いた弘法大師空海。青年時代の空海は四国各地で修行をしたとされます。実際に彼の著書「三教指帰(さんごうしいき)」では『阿波大龍嶽に登りよじ土州室戸の崎に勤念す』と記され、室戸の雄大な自然環境の中で修行をしながら自身の宇宙観を生み出したところであるとされています。 新村不動堂は室戸岬と羽根岬のほぼ中間地点に位置し、高さ約40mの海に面した「不動巌」に建つお堂であり、現在でも多くのお遍路さんや地元の漁師たちが訪れる信仰が深い場所です。不動堂の裏手には洞窟があり、そこから眺める青い空と海は青年空海が見た風景と同じものです。 今回はその見事な風景をご紹介しましょう。 女人堂と呼ばれた新村不動堂 四国八十八ヶ所霊場第26番札所金剛頂寺は明治初期まで女人禁制で女性は入山できず、その代わりに、この新村不動堂で納経を済ませたところから「女人堂」とも言われていました。 現在、この場所はここから約4k

    青年空海の見た風景。高知県「新村不動堂」の青い空と海