大炎獣5年ぶりの襲来か? 第六星暦末期、突如としてエオルゼアの地に襲来した巨大ボム「ボンバード」。 「大炎獣」と呼ばれ恐れられたこの存在は、冒険者ギルドが結成した対怪獣特殊部隊「アンチ・ボンバード・ユニット(ABU)」によって、まさしく消し炭と化した。 いや、そうなったはずだった……。 だが、あの忌まわしいボム野郎が、またもや目撃されたらしい。最初は東ラノシアのコスタ・デル・ソルで……そして、各地へと飛び火するかのように、目撃情報が広まりつつある。この噂が本当なら、その襲来は実に5年ぶりのことだ。 疑惑のイベント再び 大炎獣の目撃情報が各地から寄せられたことを受け、冒険者ギルドの連中も動き出した。 「ABU」が再結成され、街中に暑苦しいボム柄の気球を揚げて「紅蓮祭」と題した胡散臭い祭りを始めたのだ。読者諸兄も、おそらく街中で祭りへの参加を呼びかける「ABU」隊員の姿を見かけたことがあるだろ