(CNN) 短文投稿サイトのツイッターが、市民運動にかかわったユーザーについての情報開示を求めた裁判所の命令に抵抗し、この命令を無効とするようニューヨーク州の裁判所に申し立てた。同社はこれまで裁判所の求めに応じて何度かユーザー情報を提供しているが、今回は一線を引く姿勢を示した形。 米自由人権協会(ACLU)によると、ツイッターの申立書は7日付で提出された。開示を求められていたのは、ウォール街占拠を呼びかける反格差デモにかかわったユーザー、マルコム・ハリス被告についての情報だった。 ハリス被告は昨年ニューヨークで行われたデモ行進に参加し、風紀を乱した罪に問われている。検察側はツイッターに対し、ハリス被告の電子メールアドレスと、同被告が3カ月の間に投稿した全ツイートの開示を求めていた。 これに対してツイッターは、捜索令状がない限り要求には応じられないと反論。合理性のない捜索や押収を禁じた米国憲