軍備の近代化を進めるインドが潜水艦発射型の弾道ミサイルの開発に成功し、中国やパキスタンなど周辺国を刺激することになりそうです。 インドの報道によりますと、国産兵器の開発を担っているインドの防衛研究開発機構は27日、ベンガル湾で潜水艦発射型の弾道ミサイル「K5」の発射実験に成功し、開発は完了したということです。 K5は射程距離が1500キロ、核弾頭を搭載することも可能だということで、今後、インドが就航を目指している原子力潜水艦への実戦配備に向けて準備が進むものとみられます。 インドは去年、アジアのほぼ全域とロシアやヨーロッパの一部を射程におさめる長距離弾道ミサイル「アグニ5」の発射実験を行っています。 新たに開発されたミサイルが配備されれば、インドの弾道ミサイルによる攻撃能力はさらに高まることになり、急速に軍備の拡張を進める中国や領土問題で対立が続くパキスタンなど、周辺国を刺激することになり