システムBIOSを手がける米Phoenix Technologiesは2月13日 (現地時間)、米SupportSoftと共にPCのリモート管理ソリューションを開発する計画を発表した。「リモートでWindowsの診断・修復作業が行われている間でも、プロダクティビティ・アプリケーションを継続して利用できる初のソリューション」としている。PhoenixのHyperSpaceプラットフォームに追加される形で提供される見通しだ。 HyperSpaceは、BIOSに埋め込まれたHyperCoreというハイパーバイザによって、Windowsと平行して独立したLinuxベースの組み込みOSが動作する仮想プラットフォームだ。PhoenixはHyperSpaceで実現するPC利用を「PC 3.0」と呼んでいる。そのメリットは3つ。まずWindowsの動作中、さらに動作していない状態でも利用できるインスタント