・iPadでWindows 7アプリを利用可能に、Citrixが仮想化ソフトを強化(ITproの記事) 以前から思っていたのだが、何でもかんでもひとくくりに「仮想化」と呼ぶのは誤解を招くのでやめたほうがいいと思う。 元々Citrixは遠隔操作ソフトを得意としていたベンダーで、Windowsのリモートデスクトップも同社の技術をベースとしている。 2007年にCitrixはオープンソースのハイパーバイザー型仮想化ソフト「Xen」の開発元であるXenSourceを買収し、Xenベースのサーバー向け仮想化ソフト「XenServer」を開発している。 その後、Citrixは同社の遠隔操作ソフトをXenAppや XenDesktopといった名称に変更した。これらはXenの名前を冠してはいるが、ハイパーバイザーではない。製品名に一貫性を持たせたいのは分かるが、かえって分かりづらくなってしまったように感じ
6/11時点でソフトバンクモバイル(SBM)からは価格や販売方式について何の発表もないが、199ドル(2万円強)という数値だけが一人歩きしている感がある。 米国での8GBモデルの価格はAT&Tとの2年契約で199ドルだが、これはAT&Tが負担する販売奨励金分を割り引いた価格である(ケータイWatchの記事)。販売奨励金の扱いは国や事業者によって異なるので、これをこのまま日本での販売に当てはめることはできないだろう。 SBMの公式発表ではないが、価格について孫正義社長は「割賦販売の実質価格で、お客さんが手にする価格」とコメントしている(IT-PLUSの記事)。 iPhoneは日本でも199ドル程度の価格で販売されることになるだろうが、この価格は「端末価格」ではなく、「ユーザーの実質負担価格」と考えたほうが妥当と思われる。 SBMの既存製品の価格を見てみると、たとえば「X03HT」の新スーパー
新しいiMacが発表された。Penryn 採用は予想通りだが、FSBが1066MHzに上がっていることからチップセットも4シリーズ(GM45/47など。今のところ詳細不明)に変更されたものと思われる。 現在のMacはMac Proを除いて全てモバイル向けのCPUとチップセットを採用している。最近のIntelのモバイル向けプラットホームは以下のようにCPUとチップセットが交互に更新されてきた。 ※:CPU+チップセット。[]内はコードネーム。 (1) Core [Yonah] + 945 [Calistoga] (2) Core 2 [Merom] + 945 [Calistoga] (3) Core 2 [Merom] + 965 [Crestline] (4) Core 2 [Penryn] + 965 [Crestline] (5) Core 2 [Penryn] + 4x [Cant
QEMU 0.9.0ではDarwinでのユーザースペースエミュレーションがサポートされている。 これはハードウェアをエミュレートしてOSを動かすのではなく、Rosettaのように他CPU用のアプリケーションを直接動かすものである。 現状ではCocoa/Carbonアプリはサポートされていないため、動作するのは簡単なコマンドラインアプリケーションに限られるが、開発が進めば(Rosettaとは逆に)Mac OS X/Intel用のアプリケーションをMac OS X/PPCで動かすことも(理論上)可能になる。また、Darwinのユーザースペースエミュレーションを開発しているPierre d'Herbemont氏はDarwineの開発者でもあり、DarwineプロジェクトではユーザースペースエミュレーションとWIneを組み合わせて、Mac OS X/PPCでWindowsアプリケーションを動作させ
友人から質問があったので、ここにも書いておく。 Windows XP Home Editionは複数のCPUに対応していない。ただし、ハイパースレッディングやデュアルコアは物理的には1つのCPUなので、Home Editionでも複数の論理CPUを利用できる。 VMwareの仮想SMP機能は「仮想デュアルコア」ではなく、「仮想デュアルプロセッサ」として実装されているようだ。このためHome Editionではデバイスマネージャでは複数のCPUが見えるが、タスクマネージャで見ると1つのCPUしか使用されていないことが分かる。 Boot Campで使うのであればHome Editionでもよいが、VMwareで仮想SMP機能を利用したいのであれば、Professionalを選択すべきだろう。 なお、Parallels Desktopでも仮想SMP機能がサポートされる予定だが、現時点ではどのよう
ParallelsのフォーラムでParallels Desktop build 3036 Betaが公開されている。ビルド番号が1970から大きく上がっていることからも伺えるが、Boot CampでインストールしたWindows XPパーティションからの起動、ドラッグ&ドロップによるファイルコピー、WindowsアプリケーションをMac OS Xの画面上に表示するCoherencyモード、実機や他の仮想マシンソフトからParallels Desktopへの移行ツール(Parallels Transporter Beta)など、かなり大きな機能追加が行われている。 一般的に、イメージファイルよりも実パーティションを使用したほうが読み書き性能は向上するのだが、個人的には実機とエミュレートされた環境のハードウェア構成が異なるため、同じパーティションを両方で使用できてもさほど便利とは思わない。 C
Windows XP on an Intel Macコンテストの勝者が決定した模様。 しばらく前からnarf2006氏がIntel iMacでWindows XPを起動したとされる画像や動画を公開していたのだが、詳細が不明でフェイクの可能性も指摘されていたため、本ブログでの紹介は避けていた。 その後、コンテストの主催者と複数のテスターによって検証が行われ、実際に起動可能であることが確認できたようだ。まだ詳細な手順は明らかにされていないが、narf2006氏によればBIOS互換機能であるCSM (Compatibility Support Module) を独自に実装とのこと。なお、たまたま同時期に類似の手法を発表したBAMBIOSの開発とは無関係らしい。 以前にも書いたがIntel MacはPC/AT互換機ではない。Windowsの起動を妨げていた最大の障壁であるファームウェアの問題が解決
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く