三味線の生産の国内シェア5~6割を占める大手「東京和楽器」が、今年5月に廃業の危機に立たされました。コロナ禍により、祭り・芸能などのイベントが数多く中止になったことと関係があるのでしょうか。和楽器業界で何が起きていたのでしょうか。(羽田野) 三味線は歌舞伎の囃子方や落語の寄囃子など、日本の伝統文化に欠かせない音です。津軽三味線は、戦後の民謡ブームにより演奏楽器としても知名度を得てきましたが、最近は若手演奏家の伝統芸能の枠を超えた活躍や、和楽器と洋楽器を融合させたハイブリッドロックエンタテイメントバンド「和楽器バンド」が、音声合成技術であるボーカロイドの楽曲をカバーしたことで、現代の感性にマッチした親しみやすい一面も見えてきました。また、津軽三味線を題材とした漫画が月刊雑誌で連載され、2021年4月にはテレビアニメ化も決定しているなど、音色だけでなく演奏する楽器そのものとしても若い世代への認
SNSの利用が調査開始以来、初めて減少(2015年44.8%⇒2016年37.9%) Instagramは増加、Facebook、Twitterは減少 SNSは“交流ツール”から“情報ツール”へと変化の兆し? 「昔の知り合いとつながり再び交流するようになった(20.2%⇒15.2%)」が減少し「SNSで知った情報でいいと思ったものを購入した(11.6%⇒14.0%)」は増加 映像技術が進化すると、人は旅行に行かなくても満足してしまうのか? 映像を見て行かずに満足する人は6.0%と少数派。44.5%は行きたい気持ちが高まる 位置情報ゲームをきっかけに行動に変化が起きる 「ちょっと寄り道した」「歩く距離が伸びた」「今まで出かけなかった時間に出かけた」 (株)JTB総合研究所(東京都港区 代表取締役社長 野澤肇)は、「スマートフォンの利用と旅行消費に関する調査(2016)」を実施しました。当研究
国土交通省総合政策局は、国内のインフラ拠点を観光資源化する取り組みの一環として、土木観光(インフラ・ツーリズム)を積極的に促進、活性化を進めています。これまでマニアのものとされてきた工業地帯やダムなど、その「土木観光(インフラ・ツーリズム)」について、独自調査の結果と合わせ読み解きます。 観光資源としての巨大人工構造物の再発見 10年ほど前に生まれた「工場萌え」という言葉を聞いたことがある人もいるだろう。コンビナートや工場の夜間照明、煙突・配管・タンク群の重厚な構造美を愛でる人々の趣向を指す言葉だ。インターネット等を通じてこの言葉が流布するのにあわせ、工場鑑賞を趣味とする市場規模は拡大し、工場夜景に関する写真集も多く出版された。これは、工場の内部で製造工程などを見学・体験する産業観光とは主眼が異なり、ひたすらにかたちと色の美しさを再発見する動きであった。 工業地域やコンビナートを有する地域
家族旅行で初めて訪れた礼文島での「人と島の暮らし」との印象的な出会いがきっかけとなり、大学時代には長期のアルバイトを、大学院では礼文島をフィールドとした研究を行いました。滞在の中で、島で暮らしていくための工夫や、暮らし続けることに対する考え、その奥深さを学び、観光を通じて地域の活性化ができないかと考えるようになりました。本コラムでは地域の魅力を地域の活性化や地域の個性の維持に生かすために、観光を通じて何をしたらよいかを考察します。 礼文島の概要 礼文島は北海道の北端の稚内の西方約50kmに位置し、人口2,668人(平成28年4月現在)の日本最北の有人島です。標高の低い寒冷地であるため本州では高山に咲く高山植物を島内の各地で観察することが出来ます。暖流の対馬海流と寒流のリマン海流の潮目に位置し豊かな漁場が形成され、観光産業と漁業が主要産業です。 人口は1956年頃をピークに右肩下がりが続き、
当社は、人々が心豊かで充実した暮らしが持続できるよう、ユニバーサルデザイン・ユニバーサルツーリズムの推進活動を行っています。当社の活動へのご理解をいただき、ディスカッションの輪を広げていくために、シンポジウムを開催いたします。今回は、「障害者差別解消法」により変わる旅行市場からのトレンドを探るとともに、誰でもが積極的に外に出て楽しむことができるよう、ハード、ソフト両面において、どのような環境整備が必要なのか、新しいモビリティやアシスト機器の活用なども含めた議論をしていきます。ご来場を心よりお待ちしております。 開催概要 日 時:2016年2月23日(火) 13:00~17:00(受付開始12:00) 会 場:新横浜 横浜市障害者スポーツセンター・ラポール 参加費:無料(定員:300名) ※申込方法と会場地図など詳細はこちら プログラム 12:00 開場 13:00 オープニング
MICE分野における「Cの世界」Conventionの話をしよう。Conventionは、日本では国際会議と訳される。その他には大会、代表者会議、党大会や慣習や約束等の意味もある。国際政治の中では「国家間の条約、協定」等の意味である。Conventionにまつわる会議の呼び方、新聞等から垣間見える各種の国際会議に日本がどのように関わっているか、また国際会議を開催するということがどういうことか等を異文化コミュニケーションの立場から見てみたい。 2015年11月21日からフランス・パリにおいて「気候変動枠組条約締約国会議・COP21」が開催される。これは、1992年に関係諸国で締結された「気候変動に関する国際連合枠組条約(UNFCCC)」United Nations Framework Convention on Climate Changeによるものである。実際に開催する英文の会議名は「UN
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く