公立図書館の管理システムを甘く見てはいけない。このほど米テキサス州の10代の少年が、公立図書館で借りた参考書を返さなかったために刑務所行きを命じられてしまった。 まさかとは思うが、背表紙に3段式の小さな「図書ラベル」が貼られているような本があなたの部屋で見つかったら、母校の図書室から借りたものであろうと公立図書館から借りたものであろうと、その本をただちに返却すべき。良心や道徳心に従ってというのはもちろんだが、アメリカでは図書館の本を返却しなければ逮捕されて被告人として法廷に立ち、収監される可能性すらあるのだ。 3年前のこと、米テキサス州コッペラス・コーブ郡の公立図書館でジョリー・エンクという少年が本を借りた。本のタイトルは『GED試験対策学習ガイド』。米国教育協議会が監修している「GED (General Education Development=アメリカの高校卒業資格)」、日本でいう「
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く