書棚を整理しているとこれでもかといろいろ聖書が出てくる。ギリシア語のものが5冊くらいある。げげ。この調子ならセプチュアギンタも出てくるか(わけねー)。 聖書というのを読まなくなって久しい。共同訳が出てからはまるでわからん。 中学生のときに読んでいた新約が出てきてちょっと、甘酸っぱい。 聖書はおよそ日本語の文化環境で読めるようなものではないし、所詮古代文書。十代のときは思い入れで読んでいたのだが、ああいうのがむしろアジア的な求道的なものだろうか。 二十代は人生にはいろいろあったがいわゆる宗教的な関心は次第に薄れ、三十代には黄昏、四十代以降は読んでもいない(まるで読まないわけでもないが)。 読んでいてよかったか。以前は、日本の知識人、聖書くらい読めとかほざいていたが、読まないから日本の知識人なんだろうなということで許す、でいいのか。ま、いいか。 そういえば、二十代後半からは三十代後半は、聖書的