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ブックマーク / takoashi.air-nifty.com (4)

  • 野茂 - 偉愚庵亭憮録

    野茂投手が引退を表明した。 で、昨日来、テレビのスポーツコーナーは、このニュースを思い切りセンチメンタルなBGM付きで伝えている。 違和感を感じるな。 挑戦者の栄光と悲哀? マッチとポンプじゃないのか? キミらの。 どうして野茂が日の球界に復帰しなかったのか、不思議に思っているファンがいるかもしれない。若い人たちは特に。 確かに、ここ数年の状況だけを見れば、日プロ野球復帰は考え得る選択肢だった。実際、日の球団からいくつかオファーはあったようだし、その中には、億という年俸を保障する話もあったと聞く。 でも、当時のいきさつをおぼえている人間なら容易に理解できることだが、野茂の側には、帰って来たいと思える理由はなかった。たとえ何億積まれたのだとしても。 なぜなら 彼は、石もて追われる形で日球界を去った選手で、その時のことを忘れているはずがないからだ。 恨んでいるとか、そういうことではない

    野茂 - 偉愚庵亭憮録
  • 敬語 - 偉愚庵亭憮録

    敬語についてつらつら考えているうちに、関西弁に行き当たった。 知っている人は知っていると思うが、私は関西の人たちがちょっと苦手だ。関西弁にも若干アレルギーじみた感覚を持っている。 それでも、敬語に関しては、彼らの方が賢い対処法を知っていると思う。 関西の言葉には、伝統の中で熟成された、ニュアンスの豊かさがある。 その点、東京の言葉は、しょせん人工言語だ。地付きの江戸弁を漂白脱色して共通語をひとつでっちあげました、という感じだろうか。 東京の言葉(以下、「共通語」とする。個人的には「標準語」という言い方の方が馴染み深いのだが、最近はあんまり使わないようなので)は、論理を構築するには都合が良い。万事明快で外来語や漢語との相性も良い。翻訳調の生硬な文体ともやりとりができるし、漢文の書き下し文と並べても型崩れしない。つまり、文章語としてはとてもよくできているわけです。 でも、話し言葉としての機能は

    敬語 - 偉愚庵亭憮録
    shibusashi
    shibusashi 2008/02/07
    関西でたとき、周りの人が喋る言葉がきつく聞こえて仕方なかったです。
  • アーミーナイフ - 偉愚庵亭憮録

    ※JAYWALKのボーカルを書類送検 車内にアーミーナイフ ロックバンド「JAYWALK」のボーカル、中村耕一メンバー(56)が乗用車の中でアーミーナイフを所持していたとして、警視庁目黒署が銃刀法違反容疑で書類送検していたことが28日、分かった。「1年ぐらい前にキャンプに行き、置いたままだった」と話しているという。 中村メンバーは今年6月8日未明、東京都目黒区青葉台で、同署員から職務質問を受けた際、乗用車内に刃渡り8.5センチのアーミーナイフを所持していた疑い。助手席にくくりつけてあったという。(後略)――12/28 産経新聞 ん? 刃渡り8.5センチのアーミーナイフ? って、たったの8.5センチだろ? 大きさからして、「アーミーナイフ」と呼べるような代物ではないと思うんだが。 っていうか、いったいどこの国の陸軍が刃渡り8.5センチみたいなちっぽけなナイフを武器に採用するんだ? ……と思っ

    アーミーナイフ - 偉愚庵亭憮録
  • 亀田の粗利 - 偉愚庵亭憮録

    ボクシング的には、マッチメイキングのミスということ以外に、特に言うべきことはない。 亀田二号は、ガードを固めて突進するだけ。まあ、実力差からして、倒されないためには、ああするほかにどうしようもなかったのだろう。 結局、左右の目の上に切れやすい古傷を持ったチャンピオンがバッティングをこわがったため、倒されずに済んだわけだ。 反則も想定の範囲内。ずっとやってきたことだし。 バッティング、ローブロー、ホールディング、サミング、足踏み、頭から当たりに行くタックルなど、例によっておなじみの反則を展開していた。 ただ、12ラウンドに見せた吊り落としとグラウンドレベル(←という概念自体が非ボクシング的なわけだが)でのサミングは、新技に認定して良いと思う。 というわけで、ボクシングについての論評は以上で終了。 むしろ私が注目していたのは、TBSがどうやって軌道修正をはかるのか、だった。 が、もはや後戻りで

    亀田の粗利 - 偉愚庵亭憮録
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