中部経済連合会は、「生物多様性フォーラム」を名古屋市内で開催した。鹿島、清水建設の建設会社2社と、NEXCO中日本、中部電力の計4社が、事例を報告した。各社の取り組みを4回に分けて詳報する。第1回は鹿島。同社は、(1)エコロジカルネットワーク評価技術、(2)ニホンミツバチプロジェクト、(3)ヤギプロジェクト、(4)ききみみずきんの4つの取り組みを説明した。
清水建設は、建設地に鳥や昆虫が飛来する確率を簡易評価できるソフト「UE-Netライト」を9月に開発した。緑化の費用対効果を発注者に示すことができる。
2010.03.19 都市域の生態系ネットワークを評価―生態的波及効果に配慮し、開発地の緑化計画を提案― 清水建設(株)<社長 宮本洋一>はこのほど、都市域に位置する開発計画地周辺の生態系ネットワークの広がりを定量的に評価・予測できるシミュレーションシステム「UE−Net(Urban Ecological Network)」を開発・実用化しました。このシステムにより、生物の主要な生息環境である「草地」「樹林」「水辺」を評価指標にして、開発前(現状)と開発後の生態系ネットワークの相違をビジュアルに示すことが可能になりました。 07年の第3次生物多様性国家戦略の制定、08年の生物多様性基本法の成立、本年10月に控えたCOP10の開催などにより、昨今、生物多様性に関する社会的な関心は高まる一方です。こうした背景もあり、自然とは一見無縁に見える都市域の開発においても、生物多様性に配慮した開発計画の
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く