今年のワールドカップ(W杯)ロシア大会の日本代表において、最も評価を高めた選手は米子北高校出身のDF昌子源だったのではないだろうか。W杯では4試合中3試合にフル出場した唯一の国内組だったが、粘り強い守備と身長差を感じさせない空中迎撃能力は出色だった。昌子については、あの大会に出ていた中で「最も高校サッカーらしい選手」なんて評価もある。 米子北のDFとして昌子が有名になったのは夏の高校総体(インターハイ)で準優勝の快挙を為し遂げた高校2年生のときだと思うが、ガンバ大阪ジュニアユースからドロップアウトし、一時サッカーから離れていた選手だったと聞いたときは驚いた。ただ、こうした選手にセカンドチャンスと新たなモチベーションを与える場として、現代の高校サッカーが機能しているのも間違いない。 高校の3年間でやれることなんて限られているという言われ方をするときもあるのだが、化ける選手は化けるものだ。昌子
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く