方言周圏論って知っていますか? 柳田國男という民俗学者が昔「蝸牛考」という本を出したんですが、そこには「日本の言葉は京都を中心に同心円上に広がっていき、方言やイントネーションは京都から離れるほど変化していく(方言周圏論)というのが書いてあるんです。 こんな感じです。 白地図は日本地図からお借りしました。 そもそもの「蝸牛考」という名前の通り、柳田國男が「かたつむり」を各地でなんと呼ぶかを調べるうちに中心が京都なのかと気づいたところから始まります。 近畿では「デデムシ」と呼ぶ 中部、中国地方では「マイマイ」と呼ぶ 関東、四国地方では「カタツムリ」と呼ぶ 東北、九州では「ツブリ」と呼ぶ 単なる「似たニュアンスがあるな」ではなく単語の類似性を指摘することで方言周圏論は出来上がったんですね。 でも、関東の言葉と広島あたりの言葉って結構似てるし(語尾はちょっと違うけど)、東北と九州あたりの方言の雰囲
[追記はじまり] 予想通りと言うべきか、はてなブックマークにてリストから抜けた方を何人も紹介いただいた。中には、何で自分で入れなかったのか不思議になる人も含まれており、5人だけ追加させてもらった(タイトルも人数を変更した)。それでもまだ足らないと思うが、一応ここまでとさせてください。 2021年7月にこれの続編となるエントリを公開しました。 [追記おわり] 少し前に、本の編集者らしき方の「はてなブログにはあんまりおもしろい人がいない」という文章を読み、論旨には特に文句はないのだが、そもそもはてなブログやはてなダイアリーの書き手から物書きになった人って誰がいたっけと疑問が湧いた。 ワタシは過去はてなダイアラー単著紳士録なんてものを書いており、これを書いた2011年以降に出てきた人も含め、はてなブログ/はてなダイアリーを踏み台にして物書きになった代表的な人をまとめてみた。 条件としては、何より
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く