大阪・ミナミの繁華街でガールズバーの客引きをしたなどとして、大阪府警は1日、京都府の中学1年の少女(13)を、大阪府迷惑防止条例違反(客引き)の非行内容で補導したと発表した。少女は「(ガールズバーで)2カ月ぐらい前から働いていた」と話しているといい、府警は18歳未満を深夜に働かせた労働基準法違反容疑で、男性店長から事情を聴いている。 保安課によると、少女は2月28日午後10時15分ごろ、大阪市中央区道頓堀1丁目の路上で、私服の男性警察官に「どこ行く感じですか。即決だと30分1500円。バーなんですけど」などと声をかけた疑いがある。同課は少女を児童相談所に通告した。 府警は28日夜、同市内の繁華街で客引きを一斉に取り締まり、少女のほか風俗店経営の女(40)ら4人を同容疑で現行犯逮捕した。