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ブックマーク / egamiday3.seesaa.net (20)

  • 帰ってきた業界コント「もしも図書館の司書がチャットAIだったら」: egamiday 3

    実在の技術やサービスとは無関係のフィクションです。 ※過去作は↓下記のindexよりごらんください。 ・業界コント 「もしも図書館マクドナルドみたいだったら」: egamiday 3 http://egamiday3.seesaa.net/article/111499129.html ・業界コント「もしもマクドナルドみたいな図書館が、のない電子書籍図書館だったら」: egamiday 3 http://egamiday3.seesaa.net/article/158803183.html ・業界コント「もしも図書館がスターバックスみたいだったら」: egamiday 3 http://egamiday3.seesaa.net/article/309928500.html ・業界コント「もしもマクドナルドみたいな図書館が、閲覧制限だらけの図書館だったら」: egamiday 3 http

    shigak19
    shigak19 2023/02/08
    レファレンスインタビューができる一方で、出典の明示という一番自動化できそうな部分が意外に欠けている辺りが人間的か/レファ協の蓄積を、将棋ソフトが棋譜から学習したように参照させていく必要がありそう
  • ごあいさつ2021→2022 または、言葉というタイムマシンを信じることについて: egamiday 3

    2021年中もいろいろとお世話になりありがとうございました。 2022年もどうぞよろしくお願いいたします。 というようなことを、こうやって今日も、今年も、たぶん来年も、ブログというかたちで書きます。 学んだこと、考えたこと、調べたこと、願うことや想うことなど、自分は何かにつけてそれらを言葉にし、文章にして書いたりのこしたりしようとします。たぶん自分のそれは人の平均よりも多かったり強かったりして、それはブログでもいいし、文書や記事・論文でも、Twitterのツイートでもいい。 それは、インプットをまとめたアウトプットであるという意味もあるし、できれば”publish”、それは出版というよりはインターネットで”アクセス可能化”さすことのほうがもはやメインストリームかとも思いますが、そのためという意味でもあります。 でもさらに言うなら、それは「タイムマシンになり得る」ということだろうなと思います

    shigak19
    shigak19 2022/01/09
    三河安城というのはなかなかの妙で、ただ名古屋からの分岐としては南紀白浜よりも紀伊勝浦の方が…と考えるのもおもしろかったので、べつにそこまで「ノイズ」ではないような
  • 極私的・今年のアルファ本棚行きコンテンツリスト 2021: egamiday 3

    自宅の”アルファ棚”と呼んでる棚に置いておきたい極私的アルファ級のコンテンツを、書籍メディアに限らずリストアップした、My Favorite Things。 こうやって「良かった探し」を来年もしていきましょうよね。 ・「世界同時ドキュメント 私たちの闘い(NHKスペシャル)」《テレビ》 時代と社会と思いを映す、プラス、動画メディアとユビキタスな個人記録の時代について、象徴的なコンテンツ。 https://www.nhk.or.jp/special/plus/articles/20200603/index.html ・笑の内閣「お正月ダヨ 走れメロス」《演劇/動画》 嵐山から三条木屋町まで、京都路上堪能兼京都演劇界堪能コメディ。 https://twitcasting.tv/hibiki_takama/shopcart/44219 ・「ミヤコが京都にやって来た」《ドラマ》 京都堪能・映像

  • もうすぐ終了するという「アタック25」について: egamiday 3

    「アタック25」終了へ 放送開始から46年の歴史に幕:朝日新聞デジタル https://www.asahi.com/articles/ASP6S5F1TP6SPTFC003.html な、なんだってーっ。 アタック25さんについては、1度目は学生の時にペーパー予選を受けて、それは通ったものの面接で軽くスベって(が理由かどうかは定かでは、いや、たぶん定かだな)落とされ、10年後くらいの2度目ではペーパーでさくっと落とされ、3度目にいたっては応募しても返事すら無かったという、まあ残念ながらご縁の無かった番組です。 あ、もちろんクイズ研仲間の応援席で観覧は1度しました。児玉さんのふわっとしたポーズを撮らせてもらった写真が、自宅のダンボール群をひっくりかえせばどこかにはあるはず。 以上は、極々個人の想い出。 それとは別に、この報を受けて考えたこと2点です。 1つめ。 いやむしろ、いままで終わってな

  • もうすぐ終了するというCiNiiのArticlesについて: egamiday 3

    国立情報学研究所(NII)、CiNii ArticlesをCiNii Researchに統合すると発表 | カレントアウェアネス・ポータル https://current.ndl.go.jp/node/44356 「2021年7月6日、国立情報学研究所(NII)が、CiNii ArticlesをCiNii Researchへ統合し、論文検索はCiNii Researchに一化すると発表しました。」 な、なんだってーっ。 というわけで、NII学術情報基盤オープンフォーラムの「CiNii Researchと大学図書館」というコマで、「図書館の現場および海外から見た情報検索基盤」というお題をいただいたので、すこししゃべってきました。 そのメモです。 RCOSトラック1 - NII OPEN FORUM 2021 https://www.nii.ac.jp/openforum/2021/day1

    shigak19
    shigak19 2021/07/10
    この週末に読めるとは何とも早い、有難い
  • 視聴メモ「サブジェクト・ライブラリアンの将来像 -- 日本の大学図書館への導入拡大に向けて --」: egamiday 3

    オンラインシンポジウムの視聴メモと感想です。 「サブジェクト・ライブラリアンの将来像 -- 日の大学図書館への導入拡大に向けて --」(〈むすび、ひらくアジア4〉 アジア研究図書館開館記念シンポジウム) 2021年3月15日 http://u-parl.lib.u-tokyo.ac.jp/archives/japanese/mh4 参考文献です。 ・田中あずさ『サブジェクト・ライブラリアン 海の向こうアメリカの学術図書館仕事』(笠間書院) https://kasamashoin.jp/2017/12/post_4082.html ・オダメモリー: 「サブジェクトライブラリアンの将来像」に参加して http://oda-senin.blogspot.com/2021/03/blog-post_15.html 視聴して、および、その後諸々のところから聞こえてくる言説を聞いての、極私的感想・

    shigak19
    shigak19 2021/03/21
    "狭義の「サブジェクトライブラリアン」というよりは、「研究職ライブラリアン」についての議論”
  • 「ジャパンサーチ正式版公開 --書籍等分野の連携及び利活用拡大に向けて」視聴メモ ( #図書館総合展 2020まとめのうち) #ジャパンサーチ: egamiday 3

    2020-11-05(木) 10:00 - 12:00 ジャパンサーチ正式版公開 --書籍等分野の連携及び利活用拡大に向けて https://2020.libraryfair.jp/forum/2020/f022 得るところの非常に多い回でした。ジャパンサーチや二次利用の基的なことはとくに変わらないのですが、デジタルアーカイブを実際に登録している3館の実例とお話が聞けたのが、結構に収穫あったです。こういうのをもっとやっていこう。 なお、内容とはまた別の観点で、青デジの方のパワポ(https://www.ndl.go.jp/jp/event/events/lff2020_forum4.pdf)が非常によかった、と記しておきます。2度3度と「このスライド好き」とつぶやいており、久々に「よいレポート・プレゼン事例コレクション」に保存しました。 なお当日のパワポはすべて下記にて公開されています。

    shigak19
    shigak19 2020/11/26
    「青デジの方のパワポ」は確かにすごかった
  • 「大学図書館の検索インターフェースを考える座談会」視聴メモ ( #図書館総合展 2020まとめのうち) #カーリル: egamiday 3

    (20201117追記) 録画公開されました。 https://www.youtube.com/watch?v=ms8-pJ0kiRs 2020-11-04(水) 10:30 - 11:50 大学図書館の検索インターフェースを考える座談会 | 図書館総合展 https://2020.libraryfair.jp/forum/2020/f039 筑波大学図書館さんは、それまでのSummonベースのOPACをブラッシュアップさせたいと考えていたところ、京都府立図書館OPACの速さに注目し、カーリルさんに声をかけた。SummonのようなWSDはどうしてもレスポンスが遅く、かねてより不満の声があったという。カーリルさん側としては学術図書館向けの開発は初めてだったのが、その検討経緯において多くの気付きを得られ、それをぜひ大学図書館業界で共有したい、という熱いぶっこみからこの企画がうまれたという。たぶ

    shigak19
    shigak19 2020/11/05
    「ディスカバリーシステムが実現してくれるのはどちらかといえばセレンディピティに近いのでは。情報探索の目的がはっきりしている人ほどもどかしいのではないか」検索もむしろブラウジング、という感じなのかな。
  • 「図書と雑誌」とは何か #図書館情報資源概論: egamiday 3

    先日、図書館情報資源概論の授業の一トピックとして、「図書と雑誌」というオンデマンド視聴用動画を作成しました。動画って言っても、zoomの画像共有機能でパワポやテキストを見せながら声だけで出演する、という感じのやつですけども。 ここでは、「図書と雑誌」などという地味なトピックで何をしゃべって、その背景に何を考えてたんだ、ということを書き記してみます。 ていうか、地味ですよね。「図書と雑誌」ですよ。でもいいんです、資格取得のための科目ですから。ていうかあたし図書館情報学を学んだことない、資格科目勉強しただけの身ですから、ハレの登壇ならともかく、ケの講義ならこんな感じです。 でもわりと、”言われないと気づかない”ような肝な概念を、これひとつだけでも理解して帰ってくださいって、ここでは強めに言ってあります。それが、 「図書館の現場では、資料を、まず「図書か雑誌か」で分けて判断する」 ということです

  • 2018年6月のまとめ: egamiday 3

    (08/16)事務連絡 : egamiday3 終了のお知らせ (07/10)2023年5月・6月のまとめ (07/10)「海外の日研究と日図書館」に関する2023年5月・6月の動向レビュー -- 北米のDHと日研究、日国憲法改訂ウェブアーカイブ、先住権 他 ( #棚の中のニッポン ) (07/10)「北米におけるデジタル・ヒューマニティーズと日研究の現状」(カレントアウェアネス)を読んだメモ (05/12)2023年3月・4月のまとめ (05/12)「海外の日研究と日図書館」に関する2023年3月・4月の動向レビュー -- CEAL/NCC他@ボストン、図書館送信、Film Cycle Project 他 ( #棚の中のニッポン ) (05/07)正誤問題からのメッセージ -- 国立大学図書系採用試験問題を読んだメモ・2022年著作権&学術コミュニケーション編 (04/

  • 問「このレファレンスやりとりに、ダメ出しをしてください」: egamiday 3

    寄席(という名の司書課程科目授業)にて、大喜利(という名の課題)をしょっちゅうやるのですが、ある時、「このレファレンスのやりとりにダメ出しをしてください」っていうお題を出したら、わりとひととおり言うべきことが出揃ったなという感じになったので、ここに書き残しておくというやつです。 以下は長い但し書き。 とはいえ答えをそのまま晒すようなことも憚られるので、こういう内容のダメ出しが出た、っていうのを大幅に自分の言葉で改稿したものです。 さらに「このレファレンスのやりとり」も、実際にはとあるサイトに紹介記事として掲載されていたやりとりをそのまま見せて”教材”にしたのですが、それをここに、というのもまた憚られるし、ダメ出しの対象としてっていうのはなおさら憚られるので、これもまた流れだけだいたい似せて大幅に改稿したものです。そもそもその「やりとり紹介記事」も実査のやりとりと違いざっくり編集してるやつだ

    shigak19
    shigak19 2018/02/15
    「すごいですね」とまで言ってくれたのにそれへの反応が薄いのと、「市の図書館行ったことある?」と利用経験を尋ねるぐらいはしても良いようなと/改めて、虐待に関する本揃えてる市立図書館の児童コーナーはさすが
  • 極私的・egamiday十大ニュース 2017: egamiday 3

    ウソかほんとかも誰が得するのかもわからない、しかしそんなことを気にしてはいけない、なぜなら”極私的”だから、という意味合いでの年末まとめ。今年1年をなんとなくトピックス形式でふりかえり、身を清めておきたいという 【1】 egamiday氏、トロントにこんてんぱんにやられる 最高気温が氷点下という極寒の地・トロントを訪れたegamiday氏。そもそも寒さが苦手なところへ来て、乾燥した空気のせいで自転車のブレーキ音のような声しか出なくなったという最悪の”ノド荒れ”、時差ボケで毎日2時間ほどしか眠れない”不眠”、その不眠を解消しようと使ったアイマスクが祟ったらしき”結膜炎”、というコテンパンなまでの体調不良に苛まれたようです。数々のワークショップやミーティングに参加したものの、そんなグロッキー状態でどれほどの釣果があったか疑わしいegamiday氏に、あらためてトロントの感想をたずねたところ、「

    shigak19
    shigak19 2018/01/01
    O島Y子派ではない模様
  • (メモ)『文化を育むノルウェーの図書館』を読んだメモ: egamiday 3

    (05/04)テスト (04/04)テスト (03/04)テスト (02/26)2/26 (02/04)テスト (01/05)yesterday’s lunch (01/04)テスト (01/01)today’s osechi & zouni (12/25)today’s lunch (12/18)today’s lunch (12/11)today’s lunch (12/11)today’s lunch (12/07)あなたに文学が何だか決める権利はない――福嶋亮大「文壇の末期的状況を批判する」批判 - wezzy|ウェジー (12/07)あなたに文学が何だか決める権利はない――福嶋亮大「文壇の末期的状況を批判する」批判 - wezzy|ウェジー (12/04)テスト (12/04)テスト (08/16)事務連絡 : egamiday3 終了のお知らせ (07/10)2023年5月・6

  • このMALUIがすごい! : 「近畿地区MALUI夏の親睦会2017」からの報告: egamiday 3

    先日(2017.7.2)、京都某所にて、近畿地区MALUIの恒例行事である”名刺交換会”あらため”夏の親睦会2017”が開催されました。 ・近畿地区MALUI https://kinkimalui.wordpress.com/ ・近畿地区MALUI 2017年夏の親睦会 https://connpass.com/event/58372/ MALUIというのは、要はMLAのバージョンアップ版であり、 Museum(美術館・博物館) Archives(アーカイブ・文書館) Library(図書館) University(大学) Industry(産業・企業) の略で、文化学術情報関係のあらゆる人々で集まり、交流し合い、まあるい環になったところでお互いに協力しあって課題解決にもいそしみましょうよね、という多業種横断的な業界ムーブメントです。 近畿地区では数年前からこのMALUI関係者が顔を合わせ

    このMALUIがすごい! : 「近畿地区MALUI夏の親睦会2017」からの報告: egamiday 3
  • 「・良いレポート・プレゼン事例コレクション」フォルダを晒す: egamiday 3

    あたしのパソコンの中には、「・良いレポート・プレゼン事例コレクション」ていう名前のフォルダがあるんですね。それは、デスクトップの「_MyStudy」ていうフォルダの中に、「■[FBI]」や「_滞架[ATQ]」と並列して置いてある。うん、いろいろ謎が多いですけど、そこはまたいつかのお話で。 で、そこには、あー、このプレゼンは、この文書は、いいなあ、今度自分が何かを作る時の参考にしたいなあ、というののネットで見つけたのを集めて置いてあるんですけど、そのいいなあって言うのは”内容的に”でもなく”デザインワークが”でもなくて、いやもちろん内容的にもいいのがたいていなんですけど、それよりも、章立てとか、ストーリーとか、構成とか構造とかアウトラインとか、(美しいという意味ではなくわかりやすい・伝わりやすいという意味での)レイアウトとか、なんかこう外形的なの×情報伝達的なのが、いいなあというか、まあ良く

  • #JAL2016 その3 : 「指摘→反省」無限ループからの脱出、あるいは、”研修論”的なものの序奏として(「日本美術の資料に関わる情報発信力の向上のための提言」を受けて): egamiday 3

    2016年12月9日におこなわれたワークショップ「日美術の資料に関わる情報発信力の向上のための提言III」(海外美術資料専門家(司書)研修・2016)に関する、3部構成で考えたことの、ラストです。 JAL2016・その1、では、海外の日美術司書・専門家から、日のデジタル資料発信に対する提言がありました。 http://egamiday3.seesaa.net/article/444773560.html JAL2016・その2、では、その提言を受けたコメンテーターとしての自分のまとめとコメントを記しました。 http://egamiday3.seesaa.net/article/444864713.html 問題は、今回受けた提言が、 ・英語/ローマ字化が必要 ・オープンアクセスが必要 ・ポータルが必要 ・海外ユーザを知ることが必要 ・交流・ネットワーク作りが必要 ・コラボレーシ

    shigak19
    shigak19 2016/12/20
    螺旋階段を一回り、でも良い気もするけれど、少しでも昇った感じがしないということか
  • 201609eu・ブカレストの想い出メモ: egamiday 3

    201609eu、ブカレストへ行ってきましたのメモ。 の想い出が大半を占めているのは、それ以外に旅情らしい旅情がほとんどなかったパターンだから。 ●9/12-13 往路 ・9/12-13、移動からのインにイン。 ・今回は、欧州向かい便が夜行になる初のパターンで、夜に羽田を出て早朝にパリに着く。一見よさそうに見えて、要は伊丹行ったり羽田で待ったりパリで待ったりと無駄な時間が6-7時間増えるだけなので、次からは極力やりたくないです・・・。 ・しかも伊丹→羽田間という国内移動がやっぱりいつまでたっても慣れない。ペットボトル持ち込んでもいいの?っていうのをググるくらいに不慣れ。これが関空だったらもうちょちょいですっと搭乗できるのに。さらに羽田で降りてパリ行きに乗るのに、さっぱり要領を得なくて、歩き回り聞き回りした結果なんと一回外に出なあかんということに戸惑う。おまけに羽田の国際線ターミナルにはセ

  • (Q&A)「司書の心得は」「これからの図書館は」「実習にて」: egamiday 3

    寄席の常連さんから質問を出してもらってそれに答える、という三題噺企画の、質問と答えの紹介です。一部改変入り。 ----------------------------------------------------- Q「図書館で働く者として、どういうことを心得ておくのが良いですか?」 世の中のほとんどの人、大多数の人が、図書館というものに何の興味も関心も持ってない、ということを常に忘れないようにしておくことかな、と思います。 忘れちゃうんですよね、こういう仕事してると。もちろん自分では、図書館のような施設なり仕組みなりというのは社会世界の役に立てるはずの、意義のあるものだというふうに考えてはいるんだけど、世の中のほとんどの人、住民、納税者の多くは、まあまずそんなことは考えてないし、なくてもまあまあ困らないと言う人が大多数だろうし、そして、そういう人たち、そういう社会世界を相手にして仕事

    shigak19
    shigak19 2016/09/04
    現在の相対的な存在の中に過去からの絶対的な意味を込めるとでも言うか
  • (Q&A)「実家から出て来た古い時代の資料を、個人でできる範囲でどう保存したらいいですか?」: egamiday 3

    寄席の常連さんから質問を出してもらってそれに答える、という三題噺のような企画をよくやるのですが、その時にいただいた質問のひとつ、一部改変して。 「実家の納屋から、戦前戦後の古い時代の小冊子や雑誌などが出てきて、それらをきちんと保存したいのですが、個人でできる範囲でどんなふうに保存したらいいでしょうか?」 ここで言う「保存」にはいくつかの別のアプローチでの「保存活動」があると思うんです。 例えば寄席でもよく話題にした「物理的劣化を防ぐ」という意味での保存活動。これはまあ、湿気と酸性紙に気をつける的な感じ。もうひとつは「公的機関に託す」という安住地探し的な意味の保存活動、図書館とか博物館とか、役場とか学校とか、どういうところに相談すれば任せることができるだろうか、みたいなのをがんばる感じ。でも、それをやろうとするとまず、その資料の価値評価をしないといけない、歴史的背景の正確な調査をしないといけ

  • まだ白手袋で本さわってるの? : 古典籍と手袋にまつわるエトセトラなメモ: egamiday 3

    長野県短大:学園祭で「和書喫茶」 古書を気軽に楽しんで - 毎日新聞 http://mainichi.jp/select/news/20151018k0000m040026000c.html 古典籍(以下、和装、和、貴重書等いろいろ)を手袋で取り扱うという類の報道写真・映像があとをたたず、時折思い出したように、あれはダメだ、え、ダメなの、ダメだよ、的な話が軽くこんがりします。あるいはその逆(素手じゃん、素手でいいんだよ、え、いいの)も。 私は、古典籍資料の類を取り扱う際に、手袋などせずに素手で(よく洗った上で)取り扱う派です。そしてそれが正しい方法だろうと考えている派です。 まず、そもそも「手袋をしましょう」なんてこと習ったことがないし。 このネタについては8年前、ハーバードに巣くってた頃のブログにひと記事書いてました。 「反論:「手袋、いらんな」」(HVUday) http://hv

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