HOME 道徳サロン 高橋 史朗髙橋史朗 51 -『「こども庁」問題Q&A』補説 ――「日本型包括的性教育」の構築が課題 2021-11-29 2023-05-08 髙橋史朗 51 -『「こども庁」問題Q&A』補説 ――「日本型包括的性教育」の構築が課題 ●『Q&A』への問い合わせが殺到 拙著『知っておきたい「こども庁」問題Q&A』(歴史認識問題研究会発行)への問い合わせが殺到している。安倍元総理をはじめ、自民党の幹部にコピーを手渡したところ、早速自民党の4つのプロジェクトチームの合同勉強会や内閣部会での講演依頼があった。 こども基本条例について議論している山梨県の自民党(11月27日に開催された政治大学校で「子ども基本法」の問題点等について講演し、「こども庁」担当の赤池誠章内閣府副大臣や県会議員十数名も参加)を皮切りに、地方議員も動き始めた。 子ども基本法の地方版ともいえる「東京都こども
子どもが性犯罪に遭う可能性は、決してゼロではありません。いざ被害者になったときにどうしたらいいか、わからない親も多いのではないでしょうか。幅広い年齢層の女性に読まれている話題の書籍『おとめ六法』は、子どもを性被害から守るのにも役立つ内容になっています。著者である弁護士の上谷さくらさんにインタビューして、性被害の実態、親のとるべき態度などをお聞きしました。 ベビーシッターによる子どもへの性犯罪のニュースが世間を震撼させて、数ヶ月が経とうとしています。 子どもを持つということは、時にこうした危険から子どもを守らなくてはならないということでもあり、ますます子育てが大変な時代だと感じさせます。 女の子だけでなく男の子であっても、性被害等の犯罪の対象になる可能性があります。子どもを被害者にさせないため、また万一被害者になった時に泣き寝入りしないために、親はどんなことを事前に知っておく必要があるのでし
ABEMAが新たに画期的な取り組みを開始した。オリジナルドラマ『17.3 about sex』は、17歳の女子高生を主人公にリアルな恋愛事情・性事情が描かれる。と言うと、少し突っ込んだ内容の学園恋愛モノかと思われるかもしれないが、全く違う。ここで描かれるのは多様な性自認や恋愛指向についてだ。 【場面写真】“女子高生の性事情”をリアルに描くドラマ『17.3』 緊急避妊薬(アフターピル)のオンライン診療処方の導入を検討する会議で、医療の専門家から「若い女性は知識がない」「若い女性が悪用するかもしれない」というような全く筋違いの意見が飛び出すような日本において、本作が取り組もうとすることの意義は非常に大きい(参考:https://www.m3.com/open/iryoIshin/article/658912/)。 アラサーの筆者が中高生時代にこんな作品があったら良かったのにと忖度なく思える良質
ベビーシッターの大手マッチングサイト「キッズライン」の登録シッターが、預け先の5歳の女の子にわいせつな行為をし逮捕されるという事件が起きた。 母親が在宅ワーク中の隣室でも犯罪は行われていて、キッズラインを何度も使っていた私もかなりのショックを受けた。 【画像】動物や人間のカードを使い、性について分かりやすく教える 生活していれば親の目が届かないときはたくさんある。 子供たちを性犯罪から守るにはどうしたらいいのだろう。 触らせてはいけない「大事な場所」がある「小さいうちから、人に見せても触らせてもいけない、自分だけの大切な場所があるんだということを教えておくことがとても大切です。」 「明るい性教育『パンツの教室』」主宰・のじまなみさんはこう語る。 そして今日からでも家庭で性教育を始めてほしいと言います。 「口、胸、性器、お尻。 この4カ所は見せても、触らせてもいけない自分の大事な部分だと、子
水野さんは「最高裁の判断もあり、公には性教育を否定する言説はできないことになっている。だが、教員の間では性教育を実施すると面倒なことになると認識されている。学習指導要領を超える内容に取り組めるのは『チャレンジング』な先生しかいない」と話す。 さらに、現在は長期間の一斉休校によって授業時間が不足しているため、性教育はより後回しにされる恐れが出ている。ピッコラーレの土屋さんも外部講師として3月に予定されていた授業が中止となり、夏休み前などに企画されていたものなど、今後の開催の見通しは立っていないという。 ▽下ネタと勘違い 国連教育科学文化機関(ユネスコ)は国際的な指針を示し、ジェンダー平等や性の多様性など人権の観点から、幼児から青少年まで発達段階に応じて性教育を実施することを求めている。避妊具の正しい使い方や選び方、若年での予期せぬ妊娠によるマイナス面などは、9~12歳で習うべきこととされてい
埼玉県の所沢署は27日、強制わいせつの疑いで、所沢市に在住の県立高校1年の少年(15)を逮捕した。 女性を監禁して暴行 容疑の男ら逮捕 解放するも崖下に突き落とす 女性の泣き声聞き付近住民が通報/県警 逮捕容疑は3日午後4時20分ごろ、所沢市の路上で、徒歩で帰宅途中の同市、10代の女子学生に後ろから近づき、胸などを触るわいせつな行為をした疑い。 同署によると、少年はそのまま逃走。女子学生から報告を受けた母親が事件直後に110番した。現場周辺の防犯カメラや被害者の目撃情報などから少年を割り出した。27日朝、自宅から任意同行を求め、犯行を認めたため同署で逮捕した。少年は「勉強のことでムシャクシャしてやった」と供述しているという。 同署管内では3日夕から夜にかけて、現場から約半径1キロ以内で若い女性を狙った類似の強制わいせつ事件が数件発生しており、同署で関連を調べている。
恋愛にはまるのは、ませた子より、寂しい子。親は叱る前にもう一度親子関係を見直したほうがいい(※イメージ)この記事の写真をすべて見る 彼氏彼女持ちが、今や小6のクラスに4人はいるらしい。恋愛にはまるのは、ませた子より、寂しい子。親は叱る前にもう一度親子関係を見直したほうがいい。 臨床心理士でスクールカウンセラーなどを30年以上務めてきた福谷徹さんは、著書『気づいてますか? 子どものSOSサイン』で性行為に及んだ小学6年生の事例を書いた。 「保育園のときからの幼なじみ。ともに共働きで親が忙しいから、小さいときからよく預け合いをしてきた。女の子が男の子の家にいつもいる。でも、男の子の祖父母はまったく気づかなかった」(福谷さん) そばに大人はいるけれど、実は子どもの本当の姿が見えていない。エアポケットのような環境で、子どものなかでは性的な興味よりも寂しさが先行していたのかもしれない。 「どちらも成
高齢出産が注目を浴びる一方で、10代、それも小学生や中学生といった低年齢の子どもが妊娠するケースも少なからずあります。そしてそのような場合、妊娠した本人を責めたり、その行動を非難したりすることには、まったく意味がありません。 SNSなどによる手軽な出会いの場の拡大や、安易な意識での性交渉などについて問題視されることは多いですが、メディアリテラシーやネットの適切な活用方法、正しい避妊方法などについて、子どもにしっかりと教育できなかった周りの大人たちの責任を重大に受け止めるべきでしょう。学校教育の中で「避妊」について教えてはいけないという学習指導要領そのものも時代に合っていないと感じます。 生物学的な出産適齢期は25~29歳です。この年齢層は最も周産期死亡率が低く、そのほかのトラブルも少ないため、この年齢が妊娠適齢期であるといえます。とはいえ現在の社会的背景をあわせて考えるならば、25~35歳
ポーランドは長年悩まされてきた。埋まらない男女格差、間違った性教育の拡散、そして日常的に起こる性差別に。この国では伝統的な男尊女卑の価値観が、長い間女性を苦しめてきた。男女格差を数値化したジェンダーギャップ指数はEU諸国の平均を10ポイント下回り、男性たちはポルノから女性について学んでいると言われている。 「The Last Ever Issue(これっきりの最終号)」 こんな問題に「もう終わりを告げよう」と立ち上がった3社がある。ポーランドのリベラル系メディアのGAZETA.PL、欧州メガバンクのBNP PARIBAS、そしてクレジットカード会社のMASTER CARDだ。 3社はまず、ポーランドで最も人気なポルノ雑誌である「Twój Weekend(あなたの週末)」を買収した。そして2019年3月8日の国際女性デーに、自分たちが新たに編集し直した「The Last Ever Issue
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く