男性も日傘を!呼び掛けへ=熱中症対策で初キャンペーン-環境省 2019年05月21日07時03分 猛暑日となる中、日傘を差す男性=2018年7月、名古屋市中区 環境省は熱中症対策として、男性も日傘を使うよう呼び掛ける初のキャンペーンを始める方針を決めた。全国の百貨店と協力し、暑さよけの効果をアピールする資料を売り場に置く。日傘に抵抗感を持つ男性にも使ってもらおうと、同省は6月16日の父の日に向け「子どもからお父さんにプレゼントしてほしい」と訴えている。 環境省が日本工業大学などと行った実験によると、日傘を差すと帽子をかぶるのに比べ、汗の量が約17%減る効果がある。夏に街中を歩く際、上着を脱いだ上で日傘も使うと、暑さによるストレスを約20%軽減できるという。 同省はこれまで、日傘を無料で貸し出すイベントを自治体と協力して行うなどしてきた。ただ「日傘は女性のもの」というイメージが強く、男性の利