家族向けのゲームを開発することに定評がある任天堂は、『ゴールデンアイ 007』(以下、『ゴールデンアイ』)でも家族向けのゲームを目指していたようだ。任天堂の中心スタッフである宮本茂氏(以下、宮本氏)が逸話を残している。宮本氏は『スーパーマリオブラザーズ』や『ゼルダの伝説』など数々の名作を手がけ、ゲームの父と呼ばれている。そして宮本氏は今日でも『スターフォックスzero』を手がけるなどゲーム業界の最前線で活躍している。 2011年に発売されたリメイク版。任天堂ではなく版権を持っているアクティビジョン・ブリザードが主導となって開発された。画像参照元: Amazon 10月25日に開催されたGame Cityで、『ゴールデンアイ』のデザイナーであったMartin Hollis氏(以下、Hollis氏)が当時の思い出を語った。The Guardianが伝えている。 Hollis氏はまず、ジェームズ